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ハラスメントは突然に…

久ぶりに日記のような投稿をしたいと思います。思想について尋ねられたことはありますか?尋ねる方はかなりの勇気がいるはずなのですが…

会社の同僚アニさん(日本人)と出張に出かけた際、こんな質問をされました。
「よっしーさんは右ですか?左ですか?」
たった今、社用車に乗り込んだばかり、シートベルトもまだ締めていないのに、唐突過ぎて何のことだかピンと来ていなかったのですが、政治的思想のことを指していました。
 咄嗟に
「え…、戦争になるのは嫌だし、みんな仲良く平和にやっていくのがいいと思うので、核兵器や生物兵器はよしとは思えません。この考え方は左になるんですかね?」と拙い回答になってしまいました。
「じゃあ北朝鮮や中国からミサイルが飛んで来たらどうするんですか?」
「自衛隊はなくなればいいと思っているんですか?」
「左なら天皇制反対とか思っているんですか?」
「慰安婦問題では日本は韓国に謝らなければならないと思っているのですか?」
「やっぱり新聞は朝日ですか?」

矢継ぎ早に飛んできました。
心の声「この人の目的は一体なに!?この人になんと返せばいいの!?」
「いえ、新聞は日経電子版読んでますが…」
心の声「定番の『平和ボケ』と言われるかな。人生において戦争経験がない私にそれを言うなら、この国の大多数が生まれたときからボケ未満と思いますけど。てかあなたもでしょ!


心臓はドキドキ、ここでどう答えるかで、私の価値観を私のいないところで吹聴される?冗談じゃない!「みんなちがってみんないい」って相田みつをの言葉知らんのかい!反論にもならない反論が頭の中を巡ります。

その後も
「核非拡散条約に日本が批准したからって日本は何か変わるんですか?」といった
各種いじわるな質問が続き、私は弁慶でもないのに矢が刺さりまくりです。
「そういうこと聞いてどうするんですか。思想的なこと聞かないでくれます?」
やっといえました。私なりにキレた瞬間でした。
これを「右が左かハラスメント」もしくは「翼ハラスメント」、「ウイングハラスメント」など名付けよう。
対応力が問われる出来事でした。

誰が言ったかこんな名言があります。
「私はあなたの意見には反対だけど、あなたがそれを主張する権利は命をかけて守るよ」

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