子どもの表現力を育てたい
私は今回のWAVEs、
ビジネスや人生に詰まりを感じている方に
特に届けたいのですが、
もしお子さまがいらっしゃる方であれば、
お子さまとも一緒に、
取り組んでいただきたいのです。
https://bit.ly/3jg0y7A
この投稿にも書きましたが
私は子ども時代、
とにかく自分の存在を
否定して生きてきました。
強みすら信じられず、
好きなことは大きな声で
好きだと言えなかった。
クラスメイトとの人間関係が
大きな影響を与えたわけですが、
他にも、自分への呪いの一つに、
「一つのことだけ出来てもダメ」
というものがありました。
大人になればなるほど、
一つのことを貫いて生きるのはかっこいい。
という評価があったり、
私自身も一つのことを貫く人を尊敬します。
一つのことを貫くこと。
続けること。
それはとても大事なことですよね。
私は、勉強することが好きでした。
友達をうまく作れなかったこともあり、
算数の問題を解いたり、
本を読んだりして、
1日を過ごしていました。
（人が怖くて、挨拶も出来なかった）
ですが、
その様子を心配した親からは、
「勉強だけ出来てもダメ」
と言われてきて。
今では親が伝えたかったことの
真意がわかるけど、
当時の私には、
好きなこと・得意なことすら否定されたようで。
自分というものが分からなくなっていきました。
そして、自信の無さを補うように、沢山のことに挑戦してきました。
もちろんそれで得られたことも沢山。
ですが、
何やっても中途半端な気がする・
挑戦すればするほどに自分のことが分からなくなる、
という「無い無い」に目を向け続ける負のループに。
「自分」を生きるようになり、
やっとそのループから
抜けることが出来たわけですが、
私自身が親となり、
子どもの成長を側で見守る中で、
この課題を感じることがあるのです。
子どもには、沢山の経験をしてほしい。
子どもには、好きなことに熱中できる人になってほしい。
この二つ。
ちゃんと子どもにうまく伝えられているだろうか。ということ。
視野の広さと、できることの多さは違う、ということ。
一途は一つのことだけ、という意味ではない、ということ。
そんな中で、「表現を愉しむこと」が
一つの大事なポイントになるのでは、と感じたのです。
好きなことがどんなに増えても。
逆に”これ”というものに出会えても。
それを「表現」することが出来たら。
多分野に興味を持っても、
一つの分野を極めるにしても、
ひとつひとつに向き合う「一途さ」や「実践する」ことは大事。
「表現」も向き合うことが大事だ
し、
向き合うことで、表現はどんどん豊かになる。
「実践」にも繋がる。
だから、表現力が育てば、
何をやっても続かない。
身にならない。
ということにはなりにくい。
良いデザインをする、良い文章を書く。
ビジネスで売上を立てる、理想の人生を送る。
そういう「結果」だけが全てではない。
「表現」の「過程」こそを大事にする。
「過程」を愉しむ。続けていく。
そうすると後から結果は付いてくる。
だからまず、私は子どもたちに、「表現の愉しみ方」を教えたい。伝えたい。
主体的に、「表現で世界を動かしていく」。
そんな子どもたちを増やしたい。
それはWAVEsが目指す先でもあります。
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