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プロフィールを書くのは、これが二度目です。

2019年にnoteを始め、ほんの数本書いたきり、ぷっつり途絶えていました。

その理由①
<これ以上オンラインに時間を奪われたくない>

私はウェディングフォトと家族写真やポートレイトなど、人物を撮影するフォトグラファーです。

このような撮影ジャンルを業界ではなぜか「営業写真」と呼びますが、
違和感があるので私は自分の撮影ジャンルを「ウェディングフォト&人生の記念写真」と呼んでいます。

2013年にMichi Photographyという屋号で個人事業主となり、以来、会社に属さず、また決まった業者と提携することもなくフリー(いわゆるB to C)で活動しています。

どうやって仕事を得ているかというとオンライン、とりわけ、近年はSNSでのアピールが中心ということになります。

これが…しんどい。

いわゆる「SNS疲れ」。

かといって、集客のためにはやめるわけにもいかず…

それならせめて、関わるSNSの数を減らそうと、始めたばかりのnoteから遠のくことにしたのでした。

その理由②
<コロナによる旅行記執筆の目論み外れ>

そもそも、私がnoteを始めた1番の目的は、旅行記を書くことでした。

私はフリーのフォトグラファーなので、お客さまから依頼があれば全国どこへでも出張撮影します。

国内だけでなく。

かつて留学していたイギリスで、年に1度、ロンドンでロケーション撮影する「ロンドン・フォトセッション」を企画・実践もしています。
▶ http://camera-ai.com/london/

また、インバウンド事業として、香港から日本へ旅行に来て写真を撮りたいという顧客を獲得するため、香港のブライダルフェアへ出店するために行き来を始める計画も始動していました。
2019年11月に行った初めての香港ビジネス旅行では、現地で毎日noteに旅行記を綴りました。
▶ https://note.com/w_p_m/m/mc2e91c8cc558

むしろ旅が好きだから、この仕事を続けているといっても過言ではありません。

旅先は「気づき」と「閃き」の宝庫なので、旅行記は必ずつけるようにしています。
かつてはアナログのノートに、最近では日記アプリにごくごく個人的な旅行記をつけていましたが、自分の「気づき」や「閃き」が、自分だけでなく他の人の役に立ったり、楽しみになったりすることもあるかもしれないと、書きやすくて読みやすいnoteを利用してみることにしたのでした。


その矢先の、コロナです。

ロンドン・フォトセッションも、インバウンド事業も、すべて吹っ飛んでしまいました。

当然のごとくnoteを書く目的も気力も、また。


そんな私が、なぜ今、noteを再開しようとしているのでしょうー

<きっかけは、お客さまとの対話>

先日、プロフィール撮影のご依頼を受けました。

新しいビジネスを始めるに当たり、仕事で使う写真が必要だから、と。

そう聞いて、てっきりホームページ用だと思った私。

しかし、お客さまが利用するのはnote、だと。

そして、同じようにホームページがわりにnoteを使ってビジネス展開している人達のアカウントを教えていただき、撮影後にはお客さまからnoteについて詳しくお話を聞きました。

noteは、物や事の「説明」よりも、その物や事にたずさわる人の「物語」を伝えるためのツール。

「広く」よりも「深く」詠み手にリーチすることが、note本来の目的。

と。

なるほど。

それなら、私が本当に伝えたいこと、リーチしたいターゲットそのものです。

数年前、ウェディングフォトを撮影したお客さまから「私たちはどんな写真が欲しいか以上に、どんな人に撮ってほしいかを大切にして(Michi Photrographyを)選びました。」と言われ、深く感激したことは決して忘れません。

実際、今回のプロフィールを撮影した客さま、数年前のウェディングフォトを撮影したお客さまのように、写真という商品以上にフォトグラファーの持つ人としての物語を重視するお客さまと繋がることが、結果として、良い写真を残すことにもなり、仕事の発展にも繋がってきたという実感があります。

そのような、人との繋がりを求めるには、たしかにnoteが最適なのかもしれない。

他にも信頼できる知人(古書店主さん)からの勧めもあって、再び私はnoteを開くことにしました。

<ティータイムフォトという、新しい旅のはじまり>

2022年5月現在も、コロナは収束はしていません。

海外ロケやインバウンドの再開にも時間がかかりそうです。

そんななか…
私は、これまでにない新しい旅をはじめようとしています。

それは「ティータイムフォト」という、新しい撮影ジャンルを創る旅。

知らない場所へ行くこと、
計画を立てて準備をすること、
それでも予想外の出来事が待ち受けているであろうこと、
「やるべき」ではなく「やらずにはいられない」こと、

それが、私にとっての「旅」です。

旅するからには旅行記をつけないと。


と、いうわけでのnote再開です。
よろしければ、お付き合いください。

▶︎ティータイムフォトという新しい撮影ジャンル
http://camera-ai.com

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