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『少年院ウシジマくん』を読んでる


canvaの素材にドンピシャすぎる画像があったので拝借。すごすぎる。

2019年春に完結した『闇金ウシジマくん』のスピンオフ漫画、『少年院ウシジマくん』が連載されています。

私は主人公・丑嶋馨のことがま〜〜〜〜〜好きで好きでしかたなく(not夢女)、連載中はウシジマくんが載ってる号の週のスピリッツを買って追ってたし、最終回を読んだ時は通勤電車の中で涙を堪えながら出勤したのを覚えています。

実写映画もファイナルだし、漫画も完結。作者の真鍋先生もすでに新しい連載を始めておられるし、もうコンテンツとしては一区切りなのかなと受け入れていたのですがまさかのスピンオフ ありがたすぎる

漫画を描かれてるのは、これまたスピンオフ漫画『らーめん滑皮さん』を描いてらした山崎先生。なるほど作画めっちゃいい。

丑嶋が15歳の時の話ということで、1話目から1996年のカレンダーがコマ内に描かれる。じゃあ作品完結当時の丑嶋は1981年生まれの38歳だったんだなあとしみじみしてしまう…

まんまとマンガワンに課金してしまい、先読みちょい足し含めて全部読みましたが、原作『闇金ウシジマくん』で描かれた裏社会の容赦ない実態、そこに生きる人たちのやるせなさみたいなものが再現されていてめちゃくちゃいい。
少年院で開催される運動会に親が来てくれなくて、仕方ないから教官と競技に出た、とか。なんか『鉄コン』の鈴木さんが話してた子供時代の話を思い出してしまった。周りの子の親はみんな来てるのに、自分の親だけ運動会に来てくれないって、とっても悲しいよね。

でも後味が悪いだけじゃなく、そこに若者たちの青臭さというか、青春群像劇みたい感じがある気がして、今のところすごく好きな作品です。丑嶋がちゃんと(?)自立して、なんとか食っていけてる未来があることがわかってるからかなあ。

作画も真鍋先生の作風にしっかり寄せてくださっていて好き。コメント欄でもチラホラ「作画違う人なんだ⁈」ってびっくりしてるコメントが見受けられて、ちょっとおもしろかった。

あと単純にキャラ達の若い頃が見られるの嬉しいよ。やくざのお手本みたいなキャラだった滑皮さん、ここでも暴走族の総長のお手本みたいなキャラしててカッコよ〜〜〜になってしまう。鳶田がずっとついてくのもわかる。いや反社だから全然やってることはかっこよくないんだけど、筋の通った考え方がね

あとあと、戌亥の下の名前が完結後4年目にして明かされるとは思わなかったので本当に嬉しい。戌亥洋介!

三國の死を受けて丑嶋がどんな行動に出るのかとか、ちょい足しの微妙に妹から蔑まれてる戌亥の今後とか、色々な事から目が離せないです!

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