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和歌山が万博という機会を使い倒すきっかけが生まれた一夜|EXPO酒場和歌山店

和歌山ものづくり文化祭は、demo!expoとコラボして「EXPO酒場和歌山店with和歌山ものづくり文化祭」を開催!
会場に集まった100人以上の皆さまと万博に向けて盛り上がった、当日の様子をお伝えします。

書き手:EXPO酒場副店長 岩崎(和歌山県万博推進課)

浴衣姿の副店長・岩崎

EXPO酒場とは?

2023年7月13日(木)に和歌山城ホール大会議室で、2025年に開催する「大阪・関西万博」に向けて和歌山でワクワクできるものができないかという夢を語り合い、勝手に盛り上げて楽しみたい人たちが集う拠点「E X PO酒場 和歌山店 with 和歌山ものづくり文化祭」を一夜限りで開催しました!

なんと、告知してから1週間も経たずチケット完売という大盛況!!
酒場スタッフ一同、酒場を楽しんでもらえるよう、雰囲気づくりにも気合を入れておもてなしをします。

乾杯!!

17時。
いよいよ、「EXPO酒場 和歌山店 with 和歌山ものづくり文化祭」が開店!
山家店長の音頭で、紀州漆器の枡を片手に乾杯からスタートです!
スペシャルゲスト・象印さんから「EXPO酒場と巡るご当地おにぎりプロジェクト」として、和歌山の食材(プレミア和歌山認定商品)を使ったおにぎりも。

「梅干し×塩山椒」、「トロ鮪×金山寺みそ」というありそうでなかった組み合わせで、とても美味しいと好評。さっそく会場では色んな方がお酒やおにぎり片手に交流を始め大盛り上がり。

基調講演:「demo!expoの紹介」

そんな大盛況のなか、一般社団法人demoexpo理事の岡本栄理さんからの基調講演では、万博を運営している表の団体が万博を盛り上げてくれるのを待っているのではなく、勝手に万博という機会を活用し、様々な人やまちなどを繋げて盛り上げていこう!というdemo!expoの活動について紹介。
そして、和歌山が万博の機会を使い倒すきっかけを作りにこの酒場にきたという力強い言葉をいただきました。

トークセッション

基調講演をいただいた岡本さんをモデレーターとして、近畿経済産業局地域連携推進課の津田哲史さん、和歌山ものづくり文化祭実行委員長の菊井健一さん、和歌山県万博推進課の見上育民さんを交えてのトークセッションが開始。

見上さん|和歌山県万博推進課

業界の垣根を越え、結果を求めるのではなく、誰もが万博という一大イベントに向けて楽しんでもらいたいと見上さんの言葉を皮切りに、

菊井さん|和歌山ものづくり文化祭実行委員長

菊井さんからは、万博は祭りなのだから、それぞれの業種なり人の良さを活かして、○○×□□といった様々なコラボを本気でできる時期という言葉や、

津田さん|近畿経済産業局地域連携推進課

万博を自分達で作り上げないと後悔するという津田さんの発言、

万博というマジックワードを使い、色んな人と繋がれる期間はこの1年ほどだからこそ、このボーナスタイムを活かし成長につなげてもらいたいという岡本さんからのお話など。
万博をわが事として盛り上がるにはどうするのかと熱い意見交換がされます。

私自身、万博を県内でどう盛り上げるか考えてましたが、行政だけが広めるだけではなかなか自分事として万博を盛り上げようという感じにはなりにくい。万博を難しく考えず、大きなお祭りとして皆が楽しめるようになることが機運醸成の意思版の近道だと感じました。

交流アイデアワークショップ

続く、交流アイデアワークショップでは、酒場に集まったみんなで、万博でどんなことがあれば面白いかというアイデアをグループごとで出してもらいます!

もうすでに皆さん交流は済んでそうですが、まずは少し変わった方法での自己紹介でアイスブレイク。サイコロ振って出た内容を話すという方法で、ゲーム感覚で皆さんの笑い声が聞こえてきます。

グループ内の仲も深まり、アイデアを出し合うと、皆さんはどんどん発言して、なんと短時間で42個もアイデアを出したグループも出ました!!

普通のワークショップ研修では自ら発表することをためらいがちですが、ここではアイデアを発表したいと手を挙げる人ばかり。マッチングEXPOや世界の食とお米の食EXPOなど、気軽に楽しめる場だからこそ面白いアイデアがいっぱい出てきます。

グラフィックレコードは川原諭さん

グラフィックレコードも大好評。
自由にワイワイと楽しみながら参加者が話している様子を、リアルタイムで可愛い絵とともに記録されていく様子に驚きが隠せません!

EXPO酒場女将のまりっぺさん(左)とアイデアWS講師の笠松郁也さん

まとめ

万博開催まで2年切りました。万博は大阪の会場だけで盛り上がるものではありません。万博を難しく考えずに、万博という言葉を自由に使って自分達が日頃から取り組んでいる強み(ものづくり、食、ライブなど)とコラボしながら万博を楽しみ尽くしてもらう場づくりが大切だと感じた1日でした。
万博が終わった後も、そこでチャレンジしたことや繋がった人脈により、和歌山県内の企業がどんどん盛り上がることを目標に、楽しみながら色んなチャレンジをしていきましょう!

書き手:岩崎|和歌山県万博推進課(EXPO酒場 和歌山店 副店長)
和歌山県では、万博推進課がこの4月にでき、万博をきっかけに、世界中の方に和歌山に来たいと思ってもらえるよう和歌山の多彩な魅力を発信していきます。万博の機運醸成やイベント情報の周知など、Instagram、noteを活用し、万博に関する様々な情報発信を行っていますので、ぜひフォローをお願いします!
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