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参加企業の「体験」と「学び」、より本質を感じられる文化祭に!|“みんなで相談会”開催レポ

今回、和歌山ものづくり文化祭2022に参加します、三木理研工業の三木と申します。

8月4日、それぞれのブースで魅せる内容について、もの文2022参加企業どうしで意見を出し合いブラッシュアップする、「みんなで相談会」を開催しました。
今回は参加企業の目線から、『みんなで相談会』開催レポートを紹介します!

言葉にすることで気づいたこと

まず今回の相談会に参加しての感想は、
“自身の価値観で、受け手側の得れる価値まで決めていた事に気づいた“
と言う事です。

参加者は
・もの文2022出展企業4社
・主催である“和歌山オープンファクトリー推進委員会”より2名
VALUE-WAKAYAMA design management- 事業を運営するミテモ株式会社より、杉谷様(通称おすぎさん)
・VALUE事業主催の和歌山県企業振興課
の合計8名。

急遽オンラインでの開催に変更

まずはオンラインでの緊張をほぐすため、おすぎさんの進行により、アイスブレイク的ワークで口を滑らかに。
そこから、各自宿題で書いてきたワークシートを持ち寄って、
①他社のコンテンツ案を聞いて、意見を出すターン
②自社のコンテンツ案を発表し、他の参加企業から意見をもらうターン
③おすぎさんと1対1で壁打ちしてもらうターン

に分けてブラッシュアップを行いました。

「意見を述べる視点」を意識することで整理された議論に

5つの視点を意識するだけで、議論の整理が進む

意見を述べる際のルールとして、5つの視点を持つ事、“この意見は○○の視点で”と述べて意見を言うルールでした。
この5つの視点が一つのキモで、①受講者視点、②先生視点、③観客視点、④協業者視点、⑤支援者視点、と立ち位置を持つ事で論点が整理されました。

ものづくりの企業同士、視点の整理無く意見交換してたら白熱して収集つきません。
実際、それでもすぐ話が脱線しちゃうこともありましたが、限られた時間でのディスカッションが濃いものとなりました。

他の参加企業から得られる新しいアイデア

他の参加企業から、思いもよらないアイデアも!

自社のコンテンツ案の発表では、他の2社からは自分では思いもよらない意見(コスプレ撮影会など)を頂き、実際に取り入れてみようと思ってます。
“ウチは化学会社だからコラボは無理“と勝手に考えていましたが、みんなで考えるとアイデア出るわ出るわ、大変参考になりました。

1対1のディスカッションで気付かされること

20分間、みっちりと壁打ち

おすぎさんとの1on1のディスカッションでは、知らない間に自分が業界脳になって、
“この産業すごいんだぜ、俺たちすごいの知ってよ!”
という自己満足に近い思考になっていた事に気づかされました。
でも、伝えたい“本音”・感じてもらいたい“本質”は、そういった自己満足な事とは違う。

おすぎさんにみっちりと壁打ちをしてもらい、この出展では、来場者は子供さんだから…とか、自分たちはあまり知名度の無い業界だから…では無く、全力の取り組みや技術を伝えることが必要と気づかされました。
もの文2022は、一般の来場者や他の参加企業に「三木理研工業」の本質に触れてもらう機会です。
たった2日間しかない皆さんとの接点で手を抜くと、自社だけでなくその業界やものづくりの現場への見方も変わってしまいますよね。

今回の相談会を経て、冒頭の感想もそうですが、より本質を見せる、感じれる様に取り組みたい、と思いました。

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