価値観ってなんだ

毎日投稿を目指しているのですが、なかなか難しいですね・・・。書きたいことはたくさんあるのにどんどんたまっていってしまいます。

今日は、価値観の話をします。

私は、「価値観」という言葉が苦手です。なぜかというと、常に私の頭を悩ませる存在であり、私の中でいまだに得体の知れない存在だからです。

自分の価値観がわからないこともそうなのですが、「価値観」という言葉自体が、本当の意味で理解できていない感じがするのです。小さいころ、「青春」という言葉の意味がずっと理解できなかったような、そんな感覚です。

価値観とはなにか。

かちかん【価値観】
そのものにどういう価値(意義)を認めるかについての、それぞれの人の考え方。(新明解国語辞典より)

2年くらい前に、「あなたの価値観はなんですか」と聞かれて、
私は「私は現実主義で、少し悲観主義なところがあって・・・」と答えました。
すると「それって価値観なのかな?」と言われて、私は訳がわからなくなってしまいました。

今思うと、現実主義というのは、叶うかわからない理想を信じるよりも、目の前の現状に目を向けることの方が大事だと考えている部分で、価値観と言えるのかなと思います。
ですが悲観主義っていうのは、ものごとの良くない面に目が向いてしまうということであり、そこに価値を見出しているわけではないと思いました。

価値観とは、自分がなにか選択や判断をする時に基準にするものだと思います。しかし、当時の私は価値観とは自分の思考回路の中心だと考えていたのだと思います。
分かったような気になっているけど、本当に理解できているのか自信がないですね・・・。笑


もう一つ大きな疑問があります。
それは、「価値観とは変わらないものなのか」です。
今これを読んでくださっているあなたは、どう考えているでしょうか?

ある人は私に言いました。
「価値観とは変わらないものだと思う」と。

だけど、同じ人は私にこんな話をしました。
「今まで、自分の仕事で壁にぶつかった時、いかに自分を成長させることでそれを乗り越えるかを考えていたけど、最近はお金を払ってでも誰かに任せる方がいいって考えるようになった」

私はこれを聞いた時、それって価値観が変わったということなのではないか、と思いました。

今までは完成したものが多少劣っていても、時間がかかるとしても、自分が成長することに意味があると考えていた、少し言い方を変えれば自分の成長に時間を投資する価値がある、と考えていた。
だけど今は、外注してより質の高いものを得ることに価値を見出している。高い品質と別のことに有効活用するための時間 にお金を投資している。

それでもこの人は価値観は変わらないものである、というのです。


昨日、ある企業の内定者座談会で聞いた話では、
価値観は一つに絞る必要がない
ということを学びました。

その方は5つくらいの価値観を軸に就活をして、今の会社に決めたとおっしゃいました。
私はこれから就活をしていくにあたり、自分の中にある一本の中心軸を見つけ出さなくてはいけない、そのために自己分析が必要であると考えていたので、いくつかの軸があって良い、という考えはとても新しい気づきでした。


こうしていろんな話を聞いて色々考えていく中で、私なりに価値観に対する2つの結論が導き出されました。

①価値観には2種類ある

②変わる価値観と変わらない価値観がある


これまでの人生を振り返った時に、必ず大事にしてきたもの、人生の大きな岐路において選択の決め手となったもの、そこにはきっと共通点があるはずで、それが自分という人間の中心軸であり、変わらない価値観である。

それとは異なり、自分の人生の方向性を大きく変えるようなものではないけど、身近な生活に変化をもたらすような、そういった小さな価値観は変わりうるものである。

そして、私はこれから自分の人生を大きく決めることになる就活に向けて、自分にとっての「変わらない価値観」を定義していかなくてはならない。


結論として出してみたけど、完全に納得できているわけではありません。特に、変わる価値観って本当にそういうものでしかないのか。

まだまだこの言葉は私の頭を悩ませてくるようです。気長に悩むことにします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?