芯の通った人に

今日は、インターンで新卒採用業務に関わる中で感じたことを書きたいと思います。

就活において大事だと思ったこと、自分自身が大事にしたいと思ったことがあります。それは自己理解です。

自己分析とかよく聞くしあたりまえだ、と言われるかもしれませんが、なぜ大事なのかを身をもって知ったのです。


何名かの一次面接に同席させてもらい、僭越ながらその方々は自己理解が足りていないと感じてしまいました。

なぜ志望してくれたのか、社内でどんな風に活躍できるのかを考えながら話を聞きますが、

本人のそれまでの経験から感じる強みと、本人が強みとして話していることにずれがあったり、

その方が就活の軸にしていることと物流業界という特性のずれだったり、

採用されたらその時は満足かもしれませんが、入社後にだんだんと苦労してしまうのではないかと感じました。


そして、もし仮に自己理解ができていたとしても、それを面接官に伝えないと意味がありません。

履歴書に、自分という人間が分かるように言葉を工夫して書くことだったり、面接で簡潔に一番伝えたいことを伝えることだったり、その中で自分自身も洗練されていくと思います。


私自身、自己分析をしてみても、表面的なものしか得られなかったり、そのときの気分や考えていることに依存してしまったり、なかなか質をあげられない感覚があります。

だけど、過去の行動や自分の好きなものごと、感情が動く瞬間を注意深く見ていけば必ず見えてくるから、とアドバイスをもらったので、その言葉を信じて、いろんな角度から自分を見つめ直していこうと思います。


思えば、私が学生団体に入ったきっかけは、自分軸をもった先輩への憧れでした。

自分自身もそうなりたいと思いながら活動してきて3年目。当初のまっさらな状態に比べたらなんとなくの方向性は見えてきましたが、未だにその憧れた姿には近づけていません。

就活における自己分析は、自分の軸を見つける絶好の機会だと好意的に捉えて取り組んでいけたらなと、思います。

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