【暗記の心得】一期一会は意味がない

みなさん、おはようございます！
しろくまです！

僕はいまアルバイトで塾講師をやっています。歴でいうともう4年目です。様々な生徒とふれあい教えていく中で自分が感じた英単語との向き合い方についてまとめてみようかなと思います。

まず、一番最初に意識してほしいのは
「完璧に覚えなくても大丈夫」
ということです。

良く見かける勉強法に
「この50問を全部覚えたら次の50問に進む」
というものがあります。
実際、受験が近づき焦ってきた生徒はこのようにやったところを全て完璧にしていこうとしてしまいます。

もちろん完璧に覚えようと頑張ることは大切です。ですが、そもそも人間の脳は一度覚えたとしてもまた思い出そうとしないと勝手に忘れていくようにできています。その瞬間しっかり覚えてもまた次の単元に進んだら忘れてしまうのです。

忘れてしまうことは悪いことではありません。むしろそれが普通です。だからこそ、忘れないように努力するのではなく、もし忘れてしまってもまた覚えることに努力することが重要です。完璧になるまで覚えようとするのではなく80％以上覚えられたら次に進むようにしてみてください。そしてとっとと1周終わらせることを目標にしてみましょう。

思い返してみれば、新学期友達の名前を覚えるのに必死に書いて読んでテストしたりはしてませんでしたよね。毎日学校に行く中で何度も会って話していくことで当たり前のように覚えていったと思います。

英単語も同じです。短期間で一気に覚えようとするものではなく何回も見ていく中で覚えていくものなのです。ある程度身についたと思ったらどんどん次に進め、何周もすることで覚えていければ十分です。完璧にするために労力を使うのはコスパが悪いですし、完璧にしなきゃと思い続けるのは気持ち的にも疲れてしまいます。
どうしても覚えられない単語は、また次の周にでも覚えればいいやと気楽になることが長続きにもつながります。

どのくらいの量をどのくらいのペースで進めたらよいかは、自分でいろいろ試していく中で見つけていくのが良いと思います。そのスケジュールの立て方はまた別の機会に紹介させてください。

英単語の暗記とは大学受験だけでなく、TOEICや英会話など大人になっても求められることがあります。また、英語に限らず何か覚えなくてはならないときもあるでしょう。
「完璧に覚えなくても大丈夫」
完璧にこだわりすぎないことが完璧に最も近づいていくと思います。
覚えた単語と一期一会にならないよう頑張っていきましょう。

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