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「アオアシ」から学ぶキャリア教育8

第10話 本領

この話は、ひたすらユース生が攻勢に出る話で終わります。

第11話 阿久津

ストーリーとしては、キーになる阿久津渚というキャラが出てきます。とても嫌なキャラとして。

「才能のない人間が
努力とか挑戦とか
誰も幸せにならない。
気の毒にな。
おまえ(青井葦人)の周りが、だよ。」

青井葦人の「壁」となって現れます。簡単に「壁」といいましたが、これは非常にこのキャラクターの特徴を表してます。

1つはディフェンダーとしての壁。

もう一つは、主人公の対照的なキャラクターとしての壁。

壁は立ちはだかるものであるのは、イメージしやすいと思います。障害など乗り越えるイメージがあります。でも、もう一つの側面を忘れてはいけません。他の外敵から守るという意味での壁です。

この阿久津の言葉は確かに辛辣ですが、人間が必ず誰かとつながっていることを熟知した言葉ではあります。そして、才能がないのであれば、努力や挑戦は無意味かもしれません。でも、才能がない人というのは、本当に存在するのでしょうか?

「誰もが何かしらの才能を持っている」ということを前提にすれば、阿久津の言葉は全てひっくり返ります。

人間は何かしらの才能を持っていて、努力や挑戦をすることで、自分だけでなく周囲も幸せにできる、ということです。

チームは話合いの輪が広がってきます。セレクション生とユース生の戦いは後半を迎えます。

<やさしい にほんご>

ひとには かならず さいのうが あります。
だからこそ、どりょくや ちょうせんをする(challenge)ことが たいせつです。
そうすると じぶんだけ ではなく ほかのひとも しあわせに することが できます。

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