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不完全で未完成な年末調整 -2022-

SOU-MU部 Advent Calendar 2022 の記事です。

伊織です。

普段は株式会社Brownies Works
freee会計を中心としたバックオフィスの業務改善支援をしてます。
どっちかというと経理の民です。労務チョットワカル。


年末調整2022感想戦

SmartHRfreee人事労務での年末調整
今年で4年目になりました。

流れは以下の通り。

  1. SmartHRで従業員の情報収集

  2. 集めた情報をチェックをしながら、freee人事労務に手動で転記

  3. freee人事労務で年末調整の計算完了・法定調書の作成

工程を書き出してみるとかなりスッキリに見えるけれど
2.の重さが半端ない。だって手動、人力だもの。
普段、API連携!最低でもCSV連携!とか散々言ってるのに
地道にポチポチとかウケる(ウケない

「freeeだけで完結させるんじゃだめなんですか?」
というお声もよくいただくけれど、SmartHRを導入済みの企業さんであれば従業員が操作するにはSmartHRが最強だと思ってるので、それをやったらなんか負けな気がする。
しかもfreee人事労務での年末調整はやっぱり入力ミスが増える(当社比
それでもやっぱり約70人の年末調整だけを完了させるのに5時間近く要してるこの流れは最適解とはいえない。
(アナログでやるよりは早いんだろうけど)

お気持ち的にはこんな感じ↓↓

出典:HUNTER × HUNTER 12巻 P183

結果としてできていないわけではないけれど、時間がかかることはもちろん、手動なんてどう頑張ってもミスとか漏れは発生するときはするし、そのせいで一度締めた年末調整の後から修正とか本当に大変…。


最適解を模索

頑なに従業員からの情報収集はSmartHRでするのを前提として、freee人事労務にはそこまで固執していないため他ツールを試すのは吝かではないので、そのあとの工程をいくつか考えてみる。

マネーフォワード クラウド年末調整を使う

マネーフォワード クラウド年末調整を使えばAPI連携できるらしい?(さっき調べた
来年試してみようかな…。
正直、支給控除一覧表のCSVフォーマットはMF給与が一番すき。
給与仕訳いれるのには一番いいと思ってる。

PCA給与を使う

労務仲間のお友達から聞いた程度の知識しかないけれど、CSV連携でわりとなんでもいけるそう。
ただし初期設定が大変で、UIが(ry
試すにはMFよりはちょっとハードル高いかな…。

ジョブカン給与計算を使う

過去、freee人事労務に移行する前のお客さんのところで一瞬触ったけれど、直感ではなんとなく使いづらかった印象(超個人の感想
ジョブカンは勤怠管理は結構すき。
お値段安いし、もう一回触り直してみるのもあり。
(SmartHRとの連携は調べきれてない←)

社労士さん、税理士さんへ全部お任せ

できるならこれが一番確実。間違いない(元も子もない←)


←結論

年末調整なんて廃止して、全員確定申告するといいよ(暴論

なんて本音が先に出てしまいましたが、
周囲を見ていても、「年に一度きりのイベントだし、とりあえず今あるもので片づける」っていう感じで乗り越えてる会社さんが多数な気がしてます。
実際、人力と気合いでどうにかなってしまうし、社内でどうにかならなかったら士業の先生方を頼ればいいしって。

でもやっぱり、バックオフィス周りの業務改善やってる身としては、
この年一のモヤモヤもちゃんと解消していきたい。
内製化でがんばる人たちに最適解を提案していきたい。
いろんな違ったツール使ってる人たちを集めて座談会でもしたいですね…。
誰かやりませんかーーーーー!!!!!(」 ゚д゚)」

来年はこのnoteを振り返りつつ、もっと効率的な年末調整できればいいななんて思ってます。


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