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社内のメンバーを少しずつ巻き込みデザインをつくってみた
こんにちは、Wcatのあいりなです。デザイナーに転職して早くも5ヶ月が過ぎました。事業会社を選んだ理由でもある、「いろんな職域の人と関わりながらデザインを進めてみる(ただし大変そう)」を取り組む機会があったので、記事にまとめてみます。
デザインを作る際に感じていた個人的な課題
当初私自身はデザインを進める際…
デザイナーにレビューをもらい、各レビューの内容を1つずつ反映させようとしたため、デザインの可視化に時間がかかってしまう
作る過程でA案B案C案、、、と無限にアイディアが拡散しがち(=時間も労力もロスが発生)
ユーザー視点を念頭に置きつつも、自分が完璧にユーザーを理解しているとは言い難く、想定している利用シーンへの確信が持てず進めていた
という状況でした…🫠🤯
実際にTRYしたこと
1 .モブデザイン
Wcatでの「モブデザイン」は以下のように定義されています。
デザイナーに限らず、多職種のプロジェクトメンバーを集めて、同じ画面を見ながらその場でデザインをつくること
例:業務アプリケーションの一覧ページで、カードUIのリデザインをモブデザインで進めてみる
![](https://assets.st-note.com/img/1698824672856-mnXoeVLxZz.png?width=1200)
進め方:
実際はFigmaを画面共有し、(私の場合ですが)疑問点や言語化まで至らない違和感を伝え、他のデザイナーからはレビューを踏まえて手を動かすスタイルで進めました。
![](https://assets.st-note.com/img/1698802687029-HtMQfLahQ6.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1698802676371-AWEH2jGcg4.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1698802960272-tVNgKH3nxF.png)
試しに2カラムで可視化してみたのですが、どうでしょうか?」
![](https://assets.st-note.com/img/1698803130986-e6Fgh6M5hA.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1698803167873-0ZLEa5BrnV.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1698803211627-MtebJaLCzg.png)
そもそも1カラムにとらわれなくてもよかったのですね!!」…
感想💭
・チーム内のレビューを踏まえその場でデザインを可視化できるので効率よく仕上げられました。
・同じ画面も同時に見ながら、新たな問題定義が行える場合もあるのでデザイン製作しながら議論が促されたと思います。
・FBと同時にリアルタイムで手を動かしならデザインを作るの楽しい!(リモートワークだからこそ感じる?)
2 .社内のメンバーで、ユーザーに近い人にレビューをもらう
※社内には、ユーザーと同じ歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士の方がおります。
例:印刷フォーマットのデザインのレビューをもらう
![](https://assets.st-note.com/img/1698824876379-g31RnhWejz.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1698824917349-H9N7J0do6P.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1698824972808-rFCf4qJAog.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1698824991201-ZIOdGok8k7.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1698825017110-x1lwIU2HhS.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1698825045718-8AUgkPGO1G.png)
感想💡
要件整理では気づかなかった視点でレビューをもらい、ユーザーの利用文脈に合わせた形にデザインをブラッシュアップすることができました。
デザイナーのデザインフローを知ってもらうと同時に、開発チーム以外の人とのコミュニケーションのきっかけにできたという点で、思わぬ副産物が得られました。
デザインのプロセスに色んな人の視点を取り入れた結果をまとめると…
多面的な視点を持ってアイデアをブラッシュアップするやり方を学べました。
チームで取り組むことでプロダクトの整合性やクオリティをあげられそうな感じがしました。
一人で悩むより短時間で解決アイディアからデザインに落とし込めそうな予感です…!
チーム内の意思疎通の手法としても良さそうな印象を受けました…!
という気づきが得られました🎉
インハウスデザイナーは事業部門のメンバーへ相談しやすい環境だと思うので、引き続きこの取り組みを続けたいと思いました。