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読書「お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!」

税理士 大河内薫先生の著書で日本で一番うれている税金本です。Youtubeでは以前からチャンネル登録をして見ていたのですが、本の題名的に会社員である自分には縁遠い本かと思って読んでいませんでした。

会社員でも十分に読む価値のあるお金(税金)の本です。

会社員に取って会社が自動で計算して天引きされている税金(所得税、住民税)を考えることを意味が無いと思っている人は結構います。

天引きなので考えても仕方がない。

ですが、今このコロナ禍でもわかったようにいつもと同じ日常が続くわけではないですよね。ある時ゲームチェンジが起こって、当たり前の前提が変わるかもしれない。年金2000万問題、年金75歳受給法案なども同じです。これから時代がどう変化していくかわからないからこそ知ることが必要です。

会社員からフリーランスにならないとしても、お金の仕組みを知ることでマネーリテラシーが上がり日常のお金に対する考え方を見直すことが出来るようになります。

本には書いてあることではありませんが、例えば

・節約→貯金?→貯金も生活資金上必要ではありですが、税金が引かれた後のお金を貯蓄→そもそも税金かかる前のお金で貯められないか→企業型確定拠出年金

直接的に税金とは関係ないですが、読むことでマネーリテラシーが確実に高まり考え方も整理されてきます。

マンガの部分が多く読みやすい

もっと絵が少ないかと思いましたが、マンガで体験などが多くが語られてすごくわかりやすく、読みやすかったです。

マンガの中に数字の優しい説明があり、項目でまとめの文章で、先にマンガで教えてくれるのでわかりやすいです。

コミカルで面白いです。

マンガ仕立てって良いですね、子供のころだって日本の歴史をマンガで読んだりしてましたよね。学校の図書館でもそれが人気でしたし、今でも縄文時代、弥生時代のマンガを読んだことって覚えていますよね。脳へのインパクトがありますよね


自分でも確定申告をしていたのですんなり入ってきました

もう10年以上も前から子供、妻の医療費控除の申請をすることがあり、継続してやってきましたし、最近はマイナンバーカードでe-TAXというネットで出来る確定申告をしているので、それをベースに読んだので分かりやすかったです。

確定申告なんかは、住宅ローン控除されている方も会社経由でやられている方も多いと思います。

何もしたことが無い人でも、そう難しいことではありません。毎年もらう横長の源泉徴収票をみながら入力、医療費控除であれば金額を入力するぐらいなので何ら難しいことはありません。

個人的ですが、障害のあるお子さんがいる親にも見てもらって勉強してもらいたなと思いました。

本の中はフリーランスの節税が基本ベースなので、あくまでもお金の考え方だけ読み取ってもらいたいなと思っています。

読み取ってもらいたい考え方は、”節税”への考え方です。

あくまでも私の子供の状況からなので、全然対象が違う状況に方もいるので全部という訳では無いということだけ前提です。

私の子供は軽度の発達障害で療育手帳を取得しています(判定は児相などが行います)、よくあるケースで子供が小さい時に親の考え方ですが、やっぱり手帳を支給してもらうということに抵抗がある親が多いと思います。

私も実際申請することに抵抗がありました。ただ、子供の教育、受けられるサービスを考えた時に必要だと思い取得することにしました。

ここ数年でお金の勉強をするようになってから別の側面に気づきました。

障害者ということで、障害者控除を受けられるということです。

どうやっても、普通の人よりは税の負担が実質重くなりますよね、その分を控除してくれています。

私はこの控除で、所得税27万、住民税26万の控除を受けております。年間で数万円の手取りの違いとなります。

少しでも子供にお金を残しておこうと思っている親が多いと思います。こういったマネーリテラシーをあげることにもつなげられます。日常が大変で気が回らない親が多いと思いますが、ちょっとでもこういった時間を作ってもらって勉強をする入口にはうってつけの本かとおもいます。


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