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2019年の山行振り返り

月に1座以上。シーズンは2座以上を目標に山を楽しむ年にしたい。

そんな事を書いてた1年前。
しかし今年は何故か全然行けなかった…。
そんな2019年の山行振り返り。

5月18日 かなり遅い登り始め@横瀬二子山

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仕事と家庭と色々忙しく山に行かないまま気付けば5月になっていた。
osmo actionの購入をきっかけに近場の山へリハビリ登山へと、2019年最初の登山は奥武蔵の横瀬二子山へ。

所沢在住だから奥武蔵はアクセスしやすい。
しかし、主に里山・低山なため夏場は登り辛くあまり行かないエリア。横瀬二子山は初。
登山口は駅前で、コースタイムは約4時間。標高差も500m程と比較的軽めな山。リハビリがてら登るにはゆる過ぎるかなーと思っていたら、奥武蔵の低山にありがちな、急斜面。特に山頂直下はロープ無しでは相当きつい…。

リハビリにはちょうど良かったけど、ハイキング気分でいくと中々辛い山だった。
時間と余裕がある時は二子山から焼山や武川岳へ縦走するのも良さげ。来年は暑くなる前に一度行っとこう。


[おまけ]7月7日 出張ついでに伏見稲荷大社@稲荷山

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厳密に言うと登山ではない。でも山なので山行記録に…。
京都への出張時に現地のオーバーツーリズムを体感するため(仕事で)伏見稲荷神社へ。

千本鳥居の混雑具合を体感していたら、御神体は稲荷山と説明書きがあり、「山」というからには登っておかないと!と暑さ厳しい京都で泊まり出張用の荷物とカメラ抱えて稲荷山へ。

結果、暑ささえ気にしなければ特に登山感もなく、ただただ観光でした。


[おまけ2]8月21日 家族トレッキング予定が大雨で断念@立山

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昨年の家族旅行は上手く家族を誘導し、霧ヶ峰ハイク&美ヶ原だったので、今年も同じノリで北アルプスにしたらみんなノリノリ。いくつかハイキングコースを旅程に組込み、いざ当日!
結果2泊3日がほぼ雨。ハイキング出来ず。

初日の黒部ダムからの室堂へ行き、何とか強行できないかなーミクリガ池見たいなーと思ったけど、極寒&豪雨&視界数メートルで断念。

最終日に麓から少し山が見えたけど全く歩き出来なかった…。
が、急遽旅行帰りに1泊追加で同僚の家(茅野)へ。次の日に北八ヶ岳ロープウェイを使って箱庭散策。小一時間だけど何とか山感あってよかった。
北アルプスは来年またチャレンジしよう。


9月16日 結局夏も行けず、発散・怒涛の4週連続登山1本目@至仏山

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7-8月に全く登山せず、フラストレーション半端ないのでリフレッシュに尾瀬の至仏山へ。

早朝に戸倉の駐車場についた時には既に駐車場は7割近く埋まった状態。期待を膨らませつつ乗合バスという名のワゴン車で鳩待峠へ。
登山だけじゃなくハイキングでも人気なエリアとだけあって綺麗な休憩所、登山道。
木々の合間から燧ヶ岳や日光白根、登山道脇には高山植物。視界が開ける前に既に心が洗われ良い気分。
小至仏山手前の森林限界を超えたあとは、下界に広がる尾瀬ヶ原。奥に聳える燧ヶ岳。景色に気を取られながらも岩場に集中し、小至仏から先の稜線はテンションもMaxに。山頂での昼食がいつも以上に美味しく感じられた。

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久々にちゃんと登った山だから感動も増し、至仏山の印象も何度でもまた登りたい山になった。来年は尾瀬ヶ原から登るか、燧ヶ岳もセットで登るか。尾瀬ヶ原に2泊くらいしてもいいな。また行きたい。


9月21日 久々の親子登山。4週連続登山2本目@筑波山

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至仏山の余韻覚めぬまま、息子が山に行きたいというので昨年末以来の親子登山。乗り物好きな子どもにも子連れにも人気な筑波山へ。

乗り物好きな息子は帰りにロープウェイに乗るため意気揚々とスタート。
スタートすぐの階段でいきなりテンション下がってきてたけど、ある程度高さを稼いだ後の緩やかな道はガシガシ進む。
奇石に驚きつつ楽しみつつ、岩場はアスレチック感覚で登り、山頂ではラーメンに白飯で満面の笑み。昨年末は景色変わらず林道歩き、周りに人もいなくて飽きちゃって、すぐ疲れたって言ってたのに今回は不満言わず楽しんで登ってくれた。

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下りは息子が楽しみにしてたロープウェイで下山。ロープウェイのピンバッジを記念に買ってご満悦だった。(そしてここからピンバッジ 集めが始まった)
山を楽しんでくれてこちらもご満悦。


9月28日 久々家族ハイク 4週連続登山3本目@高尾山

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山には行かないと言ってた娘。昨週の親子登山に触発され、急に行きたいと言い出したのでかなり久しぶりな家族ハイク。高尾山へ。

前回2年前の家族ハイクで登ったときは6号路。今回は稲荷山コースで、いざ山頂へ。稲荷山コースは混雑する高尾山のなかでも比較的空いていて(多分)歩きやすい。そんなキツい登りや危険な箇所もないので、子どものペースでハイキング。
看板に書かれた絵を見たり、きのこを見つけてはしゃいだり、山頂直下の階段だけ子どもたちがうな垂れてたけど、山頂から見る景色と、曙亭で食べた蕎麦が美味しく子どもたちも満足げ。

下りは薬王院に立ち寄り天狗の真似をしたり、高尾山駅前の売店でケーブルカーピンバッジ買ったりと楽しんでくれた。最後は子どもたちが大好きなリフトに乗って下山。
今年は夏の旅行でハイキングできなかったから、近場だけど楽しめてよかった。
家族ハイクも定期的に行きたい。


10月5日 1年ぶり登山部。4週連続登山4本目@赤城山黒檜山

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今年は会社の登山部部長が結婚式準備のため部として活動せず、結果個人的にも山行回数が減少気味だった。
ついに結婚式が終わった部長と前日に募った部員1名と3人で北八ヶ岳の天狗岳へ。

当日早朝、部長嫁から「朝から吐いてて向かうの難しそう」と連絡。
とりあえず2人集合し「近場にするか」と急遽群馬県の赤城山へ変更。
赤城は自宅から車で2時間とかからず、妻の実家からも近いし、大沼や覚満淵には何回も行っているけど登山は初。

8時半には駐車場につき、赤城山最高峰の黒檜山へ向かう。黒檜山登山口から山頂まではほぼ直線で岩場が続く登り&登り。たまに視界が開け大沼が綺麗に見えるスポットがあったお陰で特に辛くもなくすいすい登れた。
山頂から直ぐの眺望ポイントからは谷川岳や皇海山、武尊や燧ケ岳まで魅力的な山々が見れた。
駒ヶ岳への稜線歩きもすがすがしく、短時間の山行ながら満足感は大きかった。
今度は冬に行ってみたい。


12月21日 霧に雲に暗闇。修行の初丹沢@塔ノ岳

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前回登山へ行けなかった部長と2人。今度こそと雲取山へ1泊2日予定が、天気予報が優れず日帰りで塔ノ岳へ。所沢からはアクセスがイマイチなため初の丹沢。

コースはヤビツ峠から表丹沢縦走で大倉へ降りるコース。天気予報は晴れ。コースタイムは7時間半。8時半スタートで16時までには下山できるちょうどよい日程。の、はずだった…のに下山は18時近くの暗闇。

まず、晴れていない。ヤビツ峠に向かっているタクシーから明らかに稜線が見えない。雲の中。案の定ヤビツからずっと視界数メートル。
雪は無いと聞いていたものの気温は低いので、年初に買った冬季用の登山靴を初めて試す。これがなかなか歩き辛く慣れるまでスピードが落ちる。
日帰りとはいえ久々の縦走。登り、降りて予想以上に体力を使う。視界の悪さが余計に辛い。
と、気付けば塔ノ岳山頂到着時点でコースタイムやや超え。

遅れているとはいえ、冷えた体に休憩無しは辛い。尊仏山荘で至福のカップヌードルを食べて気力と体力を取り戻す。

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バカ尾根をコースタイム通りに降りれば日暮れまでには大倉に到着する予定。
しかし、下りで急ぐといつも膝が痛くなる。コースタイム1.2くらいのペースになってしまう。
気をつけながら降りよう…。思っていた矢先、経験豊富な部長が珍しく膝痛。バカ尾根の階段が一気に降りられない。1時間経っても堀山の家に着かない…。

結局堀山の家を通過したのが16時過ぎ。確実に下山中に日暮れがくる…。ヘッドライトを装備して先を急ぐ。
尾根が終わり森の中へ。日暮れ前だけどほぼ真っ暗。
そして17時過ぎ。完全なる漆黒。ヘッドライト以外の明かりはゼロ。いつかは高尾山あたりでナイトハイクしようと思っていたけど、まさかここで体験するとは…。

何とか17時半くらいに無事下山。この山行はたただただ修行のようだった。とはいえ、山は常に条件良いわけではない。年一くらいでこういう修行と悪くないなと思った。


12月28日 2019年登り納め@天城山万三郎岳

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クリスマスあたりから考え始めた登り納め。なかなか天気が合わず場所が決まらず。
塔ノ岳がなかなか辛めだったので登り納めは天気が良い時に登ろうと登山天気アプリを眺める。11月に行こうと思いきや天候悪く断念した天城山。今度こそ行けそうだと決定。

季節的に日は短い。自宅からもやや遠いので早朝に車で向かい、天城高原からシャクナゲコースで周ることにした。
天城高原に着いたのは8時過ぎ。自宅から約3時間。ハイカー駐車場のトイレが冬季凍結により使用不可なのでお隣のゴルフ場のトイレを借り受付の方から登山道情報を聞く。どうやら2〜3日前に雪が降り、ゴルフ場でも15cm積もったらしい。山頂付近はかなり雪が残っているかもとのこと。冬季用の靴だし軽アイゼン持ってきてるし気にせずスタート。

まずは万二郎岳へ。雪解け水で泥と化した樹林帯を進み四辻から標高を上げていく。どんどん登っていくが特段危険な場所もなくあっという間に万二郎岳山頂へ。山頂からは伊豆の山々が望め気持ちがいい。休憩は少なめにして万三郎岳へ。

ここからは標高もさほど変わらず軽度なアップダウンの繰り返し。そしてまた足場が悪い。泥だらけ。馬酔木のトンネルあたりは特に泥で滑る。ただ、雪の残った森や綺麗にそろった馬杉苔。初冬感があって凄く気持ちがいい。

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そして万三郎岳まであと少し。踏み固まった雪。降り始めた雪。木の根や土も出ていてアイゼンを履く感じでもない。チェーンスパイクが欲しい。山頂着いたら雪がさらに強くなる。あまり長居する雰囲気でもなくさっさと下山する。

下山はひたすら雪が固まった階段を降りる。樹林帯のなかをトラバース。ふりしきる雪が冷たい。人がいない。あまり楽しさ無く苦手なタイプの登山道。
何とかハイカー駐車場まで戻り、泥だらけの靴を雪で洗って帰路へ。
次回は春先時間あるときに八丁池方面へ縦走したい。
登り納めには後半やや地味だったけど楽しかった。

2020年の山行

今年はおまけを除いて山行7回。後半巻き返そうとしたけど台風の影響で登れず。
今年断念した山々は来年再チャレンジできるようメモしておく。
雲取山、両神山、妙義山、四阿山、木曽駒ヶ岳、天狗岳、武川岳。

来年は息子も小学生になるし、少し難度をあげた山に連れていこう。
また仕事が忙しい予感しているけど、山に登らんと良い仕事もできない。月1回以上。年間20回の山行を目標にしたい。年間の予定を早めにたてよう。

とりあえず今年も怪我なく事故なく無事山を楽しめてよかった。来年もまた、無事故で山を楽しもう。

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