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日本国が「目指したもの」11~『地方創生』と日本復活の一手~(前編)ー日本人のための『和の国・日本国』講座90ー
こんばんは。高杉です。
日本人に「和の心」を取り戻すというスローガンのもと
『和だちプロジェクト』の代表として活動しています。
今年もいよいよ雪が降る季節になってきました。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
我が国に目を向けてみると
冬の寒さの如く、日本経済はますます縮小し、
GDPもドイツに抜かれ、4位に落ちようとしています。
日本国を再び復活させるためには、
やはり本来我が国がもつ自然との和、人々との和などの
「和の力」を発揮していくほかないと考えています。
そのためには、
中心都市だけではなく、むしろ地方が主役となり、
日本全体がそれぞれの強みを活かした取組を行うことが欠かせません。
今回は、
そのような『地方創生』を実現するための一手について
日本国が目指したものシリーズの第11弾。
「『地方創生』と日本復活の一手」という主題のもと
お話をさせていただきたいと思います。
今回も最後までお付き合いいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
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昭和25(1950)年には、
日本の総人口は、8400万人でしたが、
25年後の昭和50(1975)年には、
1億1200万人となり、
2800万人(33%)の増加となりました。
ところが、
このくらいの時期の秋田県は、
131万人から123万人へと減少してしまいます。
本来、
全国平均並みの自然増なら33%で40万人ほど増えるはずのところが、
逆に8万人減ってしまいました。
いわゆる「人口流出」が50万人近い規模で起きたのです。
その一方で
東京は、地方からの人口流入を受けて、
628万人強から1167万人とほぼ倍増しました。
行動経済成長とともにすさまじい勢いで都市への人口集中が進んだのです。
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近代物質文明のもとで発達した製造業、商業、サービス業などでは、
規模の経済、密度の経済が働きます。
製造業では大量の人員を集めた大規模工場での大量生産で
生産性が飛躍的に高まります。
商業やサービス業でも、
人口密集地域で大量販売することで収益性を上げることができます。
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その一方、
就業者・消費者の方も、都会に出れば働き口があり、
娯楽やサービスも享受できます。
こうして狭い国土に多くの人口を抱えたわが国で、
さらに人口の都市集中が進んだ結果、
近代物質文明のお手本のような超過密都市を抱えた経済大国が
出来上がっていきました。
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ただし、人口集中が進みすぎると、
会社や住宅のコストが上昇し、
通勤のためのインフラ投資、
時間の浪費が増大していきます。
同時に、
大規模都市では地域共同体が維持しにくいという問題が生じます。
大きなアパートやマンションでは、
隣の人ともほとんど言葉を交わさない、
という光景が一般的です。
家族の中でも子供は父親の職場にはいったことがなく、
父親はまた子供が学校でどのような勉強をしているのかも
わからなくなります。
「都市化」によって家族や地域の絆が弱くなり、
やがては生きがいや希望の喪失につながってしまうのです。
では、
私たちはどのようにして、
「都市化」を乗り越え、
過密化した都市を正常化し、
地方の活力を高めることができるのしょうか?
次回以降、詳しくお話をさせていただきます。
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自分や自分の家族の幸せだけを願っていた僕が、この日本国に生まれ、日本人として生きることができ、本当に幸せだな。誇りに思うことができるようになりました。
だから、あなたにも知ってほしいのです。
私たちが生まれた日本国が本当に目指していたものを。日本国が本当に素敵な国だということを。
そして、今日まで、私たちが豊かな暮らしを営むことができるこのすてきな国が続いているのは、日本国を、私たちを命がけで守ってくださった先人たちのおかげであるということを。
先人たちが大切にしてきた精神性。
僕たちの心の中に眠っている精神性。
『和の精神』を呼び覚まし、再び日本を皆がよろこびあふれる豊かな国にしたい。
自分を、自分の国を堂々と語り、誇りに思ってほしい。
子どもたちが希望を感じ、いきいきと輝くことができる国にしたい。
それが今、我が国に生きる僕たち大人の役割だと思うのです。
一緒に、日本を学びませんか?
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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