メルセデスW124が好き

1993年製メルセデスW124ワゴン(320TE)新車からのオーナー。W124は今の全…

メルセデスW124が好き

1993年製メルセデスW124ワゴン(320TE)新車からのオーナー。W124は今の全身コンピュータライズされたメルセデスではなく、職人ワザで製造・調整された「最後のメルセデス」。このクルマを引き継いでくださる方も探しています。mb.w124.lover@gmail.com

最近の記事

W124は、常時2速発進がよく似合う。

W124は、普通にDドライブに入れて走り出せば、常に2速で発進します。 急坂の上り等で、どうしても1速から発進したい場合のみ、シフトをゲート一番手元2速まで落としてからDに入れれば1速発進します。 この通常2速発進が、このクルマの性格にとてもあっていて、うるわしいです。。 ゆったりと優雅に出て、ゆったり走るのが美しいクルマ、W124。 もちろん、高速の流入などでは、2速3速で回転上げて走る場合は充分パワフルです。 W126(角目Sクラス)もすべて2速発進。 W201(1

    • ★黒基調インテリアには「ウォールナット」ウッドの華麗な美しさが最高!

      ウォールナット木材は、木目の美しいよい材が手に入ったのは1960年代まで。 その事情は、ギター(エレキ)も同じで、材の良さが鳴りにも影響するので、オールドは60年代前半くらいまでのギターに良品が多い。 ローズウッド(特にブラジリアンローズウッド)なんていう材は、その後、ワシントン条約規制で手に入らなくなった。 ウォールナットは、確かワシントン条約違反にはならなかったように思うけれど、私のW124のインパネから左右フロントドア、左右リアドアまで至るウォールナット材の美しさは

      • ★W124スピーカーの、ニュートラルな音の素晴らしさは宇宙イチ。

        今のスピーカーは、まあセッティングを変えられるとしても、フツーのリスナーの指向がドンシャリ系なので、だいたいアカンです。 所有のアテンザワゴンのBOSEの11スピーカーシステムより、メルセデスの原音に忠実な前後4スピーカーの音のほうがもう、断然音のツブ立ちが良く自然で美しいです。 スピーカーの数とか、BOSEシステムとか関係ないですから、音の良さには。 初期の頃、ロック好きの自分はクルマの中でボリューム上げすぎて、フロント左右どっちか忘れましたが、スピーカーのコーンを飛ば

        • ★ゴムブッシュは、プアマンズ・サスペンションか?

          メルセデスは壊れない神話。 でも当然、メルセデスとて機械なので壊れます。 私が30年超乗った経験では、電機系統が少し弱い感じがします。 しかしエンジンそのものは、まったく壊れません。 でも微妙なオイルにじみは、この時代のメルセデスには多いとエンジニアが言ってました。 足回りは、壊れることはありませんが、へたりはします。 サスペンションは純正新品に、あるとき全とっかえしました。 ゴムブッシュも、そのとき全部換えてもらったら、・・・ その直後の乗り心地のすばらしかったこと

        W124は、常時2速発進がよく似合う。

          ★四輪遍歴は、ナナハンバイク事故から始まった。

          二十歳の頃からバイク好きで、大学も半分、バイクで通ってた。 バイク遍歴もあって、主なものはHONDA4気筒400ccのCB400FOUR、最後がカワサキのナナハン「ZⅡ」だった。基本、美しくないと許せないたちなので。 このZⅡの初期型、美しかったなあ。オレンジっぽい赤だったように思う。 このデザイナー、天才。 新卒で広告会社に入社しても、まだバイクで時々通勤してた。 いまは都心にあんな大型バイクを停めてたら、一発でやられるけれど、まだあの頃は切符切られることはなかった。

          ★四輪遍歴は、ナナハンバイク事故から始まった。

          ★スズカで「FJ(フォーミュラジュニア)1600」講習。正直、こえー・・・

          オートマワゴンによる、なんちゃってジムカーナで国内A級ライセンスを取ったわたしは、当時鈴鹿でおこなわれていたFJのスクールに行ってみることに。 確か数日にわたっておこなわれたそのスクールは、最初は座学で、コースでのフラッグ表示などのルール習得後、FJ1600マシンでのコース実走行がおこなわれる。 記憶ではクルマはFJ1300かと思っていたが、エンジンがスバル製だったので、調べたら1980年頃からのFJ1600だったんだと分かった。 車重が確か400何十キロしかないところに

          ★スズカで「FJ(フォーミュラジュニア)1600」講習。正直、こえー・・・

          ★BMW安全運転講習は、ほんとにタメになった。

          今の正式名称「BMW Driving Experience」。今でも別な形で時々やってるみたい。 びっくりしたのは、私が昔参加させていただいた時の先生「菰田潔」(こもだきよし)インストラクターが現役で今もなさってる!! ネット上のお顔に見覚えがあり。 今後も益々のご活躍を。 私が昔行ったときは、多分今のプログラムと違っていて、名称もBMW安全運転講習会みたいな名前だったように思うし、本当に運転の基本の基本、運転してて危険に直面したときどうクルマ操作するのかを教えてもらって、

          ★BMW安全運転講習は、ほんとにタメになった。

          ★オートマ・メルセデスワゴンでジムカーナに出て、なんちゃって部門優勝(はずかし)・・・

          このクルマを買って間もない頃、国内A級ライセンスとってみよ、と思ったことがあって、それには筆記試験と別に、1回だけ「レース」に出る必要がある。 一番簡単で、あんまし怖くないのはなにかなーと考えて、ジムカーナに出ることにした。 なめてます、完全に・・・。マジ、選手の皆さん、ごめんなさい。 たぶん筑波だったと思うんですが、まだ交際中だったかみさんを連れて、ええかっこしーしたかったので行きました。 会場には、ただのだだっ広い舗装面にパイロンがいっぱい立ててあり、主催者からコー

          ★オートマ・メルセデスワゴンでジムカーナに出て、なんちゃって部門優勝(はずかし)・・・

          ★W124は、ワゴンがいいんです。一番美しいのは、ワゴン。

          私の遍歴は、最初はバイク免許取って、カワサキの超美しいナナハンバイク「ZⅡ」。正面衝突事故を起こして(その時の体験はまた今度)、こりゃ今度は死ぬかもと思って、それから4輪になった。 給料の安い20代前半、当時日産に勤めてた兄に下取車の安いのを譲ってもらい、スカイラインのセダンに乗ってたけど、30代でW124ワゴンに出会ってからはもうずっとワゴン派になりました。だって、セダンのリアトランクじゃあ荷物に制限がありすぎでしょ、って思っちゃう。 なので、もう一台もマツダアテンザワゴ

          ★W124は、ワゴンがいいんです。一番美しいのは、ワゴン。

          ★現在、積算距離計は17万キロあたり。距離のまわったクルマは壊れやすいか。

          本国ではタクシーの40万キロW124セダンはゴロゴロしてますから、17万キロは「どーだ乗ったろー!」と自慢できるほどでもありません。 クルマを5年くらいで乗り換えている方からすると、えー、17万キロ、そんなんすぐに壊れるわ、というイメージかもしれない。 が、そうじゃないんです。 ユーズド車を買って壊れやすいかは、距離じゃなくて「速攻整備車」かどうかです。要は、不具合を見つけたら速攻で部品を換え、対策を講じているか。つまり何十万キロ走っていようが、常に新車状態に保っていれば

          ★現在、積算距離計は17万キロあたり。距離のまわったクルマは壊れやすいか。

          ★サンルーフは、要らなかったが、役立たずなわけじゃあない。

          オプションでサンルーフを付けてみたが、現在は、ま、なくてもいいんじゃね、という感想に着地した。サンルーフという装置は、買う前の「想像のワナ」にはまる装置なんです。 屋根なしのコンバーチブル、カブリオレ、スパイダーもまた、「想像のワナ」にはまりやすい車種といえます。真夏と真冬は地獄。それでも走っているひとは、やせ我慢してるだけです(ゴメン、そういう生き方も嫌いじゃないけど)。 サンルーフ、最初の頃は、割と頻繁に使っていましたが、だんだんとその使用頻度は落ちていき、あるとき気

          ★サンルーフは、要らなかったが、役立たずなわけじゃあない。

          ★寒い国の機械を、この暑い国に合わせる。

          今年もなんだか、いつまでも暑いですが、メルセデスは寒い国で最適化された機械。 なので、日本のような高温多湿な国では、夏は特にそのままでは使いにくい。 (私のクルマは特にドイツから直接輸入したので、日本のヤナセを経由してない) 乗りだして間もない頃ですが、このW124も当初、夏に走っているとエンジンを冷やす役目の水温が、みるみる100度超えになる状態でした。一度などは、停まってからラジエターキャップを開けて冷やそうとしたこともあったけれど、あれは危険だからやめたほうがいい。プ

          ★寒い国の機械を、この暑い国に合わせる。

          ★長距離運転で、このクルマのシートはどのクルマより疲れない。

          W124のシートは、長い時間座っても疲れないシートとして多くの人が言及しています。 私は若いときから少々腰痛持ちなんですが、ここしばらくは毎月、中央高速で片道2時間+下道20分ほどを行き来しています。なぜ、こうした長距離運転でも疲れないのか、それをうまく言語化できませんが、このクルマだとホントに疲れません。 シートの作りというのは、まだこの時代は手作業が少し含まれていたように思います。 W124のシートには、馬の毛や椰子の実の繊維が使われていたなどの話もありますが、「仕

          ★長距離運転で、このクルマのシートはどのクルマより疲れない。

          ★全幅1740mm、しかも左右サイドミラーの長さを極端に変えてあるから、狭い日本の道でも素晴らしく使いやすい。

          現在は、多くのクルマが国土が広く道幅も広い米国で販売することを重視しているせいで、クルマの左右幅はほぼ2mと拡がりつつある。そこにサイドミラー幅が追加されるので、日本の狭い道のクルマ同士のすれ違いには苦労させられます。 しかしW124の全幅は「1740mm」で、これは実にありがたい。狭い日本の道でもほとんど気になりません。 かといって室内が狭いかといったら、ぜんぜんそんなことはなく、かなりゆったり室内空間は創られているから感覚的なギャップさえある感じ。 ミニの室内空間が、

          ★全幅1740mm、しかも左右サイドミラーの長さを極端に変えてあるから、狭い日本の道でも素晴らしく使いやすい。

          ★実は、日本の道には「左ハンドル」の方が便利!

          ま、最近減ってきましたが、唯一不便なのはチケット受取り/清算方式のパーキングで、右ハンドル車対応しかしていない所。 これだけは、右ハンドルの方が便利です。 左だと、自分が降りるか、助手席の人に頼むかなので。 でも最近はほとんど左ハンドル車用もありますから、そこまで不便ではありません。 しかしそれ以外は、停めて降りるときには歩道側なので楽だし、右ハンドルで車道側に降りるより全然安全。 また、後席に女性や老人を乗せているときの乗車/降車補助にも、歩道側なので、安全に、すぐ後ろド

          ★実は、日本の道には「左ハンドル」の方が便利!

          ★左右ウィンカーON・OFFは、ステアリング握ったままの左小指一本で操作可能。

          1900年代初頭のドイツでは「バウハウス」というデザインのムーブメントがありました。これは、近代デザイン始まりともいえる流れで、「形態は機能に従う」という考え方なんです(機能が形を決める/機能的なものは自動的に美しいし使いやすい)。 その考えが今の「マン・マシン・インターフェース」につながってます。 ヒトのサイズ、機能、感覚、思考、神経伝達などに根ざして工業製品をデザインするわけです。 W124の運転席まわりのスイッチや操作類は、かなり徹底してこの考え方で作られています。

          ★左右ウィンカーON・OFFは、ステアリング握ったままの左小指一本で操作可能。