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僕は幸せ者だったことに気づきました。

 僕は給付金をきっかけに、”生活費”をより気にするようになりました。

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 僕は4人家族の長男で、大学4年の今も実家暮らし。

 両親にはありがたいことに豊かな生活をさせてもらっていて、そのおかげで今まで真剣に生活費について考えたことはありませんでした。もしかしたら両親は子供に心配を掛けさせまいと、僕と妹の前ではそういう話を避けていたのかもしれません。憶測ですが。

 そして到来したコロナ禍。両親の仕事にも多少の影響があり、僕の大学からの支援金や国からの給付金は生活費に充てると父から話がありました。

 もちろん、それらのお金は自分のものにしたいという思いはなかったので、特にショックは受けませんでした。そりゃそうだよなぁと。

 それ以上に引っかかったのは”生活費”という言葉。

 今まで生きてきてその言葉を意識してこなかったので、コロナがウチに与える影響を実感したと同時に、今まで幸せな生活をさせてもらってきたのだなとひしひしと感じました。

 

 コロナは世界に災禍をもたらしました。しかし同時に、”自分が置かれている環境を今一度再確認する機会”ももたらしてくれました。

 僕のように、家族に支えられていることを実感した人もいれば、生活が困窮し自分の働き方を見つめ直した人もいると思います。

 今いる自分の環境を正確に認識し、近い将来きたるコロナ第2波やその他災害へのリスクヘッジができるのは今のうち。

 僕はこの幸せを噛みしめ、将来へ思いを馳せようと思います。


#給付金をきっかけに



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何か秀でた能力があるわけでもなく、友達が多いわけでもない。1日誰とも話さない日もザラにある。引きこもり文系大学生の心に秘めた思いをツラツラと。