20代最後の年を迎えた決意と新しい挑戦、新章スタート

※冒頭小話が続きますので、本題から入りたい方は下へどうぞ

まえがきという名の言い訳

ずっと、noteを書いてみようと思っていて、気づいたら、3年くらい経っていました。先日、最後の20代に突入をしたこともあり、書き続けていくとしたら、これが良いチャンスと思ってのスタートです。

何を書こうか、書くネタはきっとたくさん持っている日々を送っているのですが、何を隠そう、僕が自身のことを書くことが苦手。意外と思われるかもしれないが、特に、文字にして書くことはからっきし。最近は情報を読むばかりで、自分の考えや取り組みなどを発信している人は、素直にすごいと思う。

もちろん会社の立場や役割において、自分や会社のことを話すことも書く機会もあるし、取材を受ける場面もある。むしろ、人前で話すのは、多分好きだ。うまく話せていないこともあるかもしれないが、少なくても今までも、会社の理念やビジョンに共感してもらえたりしている。あるいは、仕事の中で、誰かの思いを文章などの形にすることもあって、マーケティングにおけるセールスライティングでも成果を出してきたりもしてきた。そうそう、会議の議事録を会議が終わった瞬間に作成するーのように、きっとタイピングも遅い方ではない。

僕が思うに、完璧主義を追い求めてしまうこと、自分で自分のことをアピールする(それだけではない)より、誰かに評価をしてもらってナンボ、まだまだこんなものではないという気負い、そんな書く時間があれば、目の前の仕事をもっとやりたい、そもそも書く目的が不明瞭だ!等、やらない理由を上げたらたくさんあるが、そんなことを言いたいがために書いたわけではないので、、、はい、もう、おしまい!笑

ちなみに、このnoteを書くにあたり、東京時代に一緒の働いていた先輩であり、杉並区高円寺で家業の小杉湯三代目の平松佑介さんの記事も刺激を受けています。もちろん、この記事だけではなく、銭湯業界(?)では、すっかり有名人だし、小杉湯を通して活躍している姿は本当にカッコよい。見ていない方、知らない方は、ぜひ見てほしいです

さて、本題はここから。

(冒頭に他人の紹介と離脱を誘導している時点で、いかに・・以下略)

先日、20代最後の誕生日を迎え29歳になり、地元の北海道に戻って、いわゆるUターン起業をして4年が経ったところ。最近は良く何をやっているの?と声をかけてくれる方が多いが、僕は、一貫して「北海道にとって良い影響を与えること」をしてきているつもりだ。お金になる、ならないだけではなく、北海道にとって良いと思う判断軸で、その時できる最善を尽くしてきた。

北海道に戻ってきたばかりの頃は、地元とはいえ、仕事の繋がりや知り合いはほぼいない中で、手探りながらの毎日。創業1年くらいは、オフィスのそばに大学があったこともあり、良く学生たちと、たまに社会人を呼んで鍋会的なのをやっていた。笑(鍋の費用以外お金はもらっていないw)

ちなみに、北海道に戻ってきて、初めて売上を立てていたのは、今メインでやっている事業とは全く別のもの。一緒に創業した小坂達広と、あーでもない、こーでもない、と”新規事業”を作っていくことに躍起になっていた。

その後、紆余曲折ありながら、結果的に、今の会社の売上を支えているのは、企業や自治体などのマーケティングの仕組みづくりや、映像やWEBサイト、DTPコンテンツ等のクリエイティブの制作、付随して、WEBマーケティングやYoutubeマーケティング、情報発信のコンサルティング、採用のコンサルティング、事業開発、研修講師、、、等と言ったあたりだろうか。

創業も間もない中で、かつ、北海道での実績も乏しかったにも関わらず、北海道庁初め、道内の官公庁との仕事や、地域を支える金融機関と業界を横断した地域振興プロジェクト、北海道を代表するような上場企業数社との取引、北海道を支えるたくさんの生産者の方との出会い、地域を良くしようと動いている同志や仲間との出会い。これだけでもたくさん書きたいエピソードはあるが、多くの方に支えられて、チャンスをいただいて今日のノースアンビシャスがある。これまで、何をやるにしてもこうした価値観や理念だけはぶらさずにきたことは誇りに思いたい。(一緒にやっている仲間たちへの感謝も)

もちろん、売上にならないようなこと(全く本業とは異なる活動という意味で)もたくさんしてきたし、(実力不足ゆえに)騙されたことも、悔しい思いをしたこと、というか、ここまで、きっと失敗ばかり。でも、だいたいは、寝て翌日になったら失敗が失敗ではなくなっているので、思い出せないことも多い。でも、飲み会の席とかで話になると、あとから意外と学びがあったり、あとは、人の自慢話より失敗ネタの方が盛り上がるから、これはこれで、noteに書いていければよいのかもしれない。笑

ちなみに、他にも頓挫した計画やサービス、あるいは事業も書けない内容も含めていくつかあるが、後日にて。

孫さんに触発をされて立てた人生計画

大学を中退して働くようになったので、僕は20歳くらいの頃からいわゆる社会に出始めた。当時は学生をしながらだった。当時は、学歴コンプレックスがあり、大学や会社の看板がなくても自分自身の名前で勝負をする人生にしようと決意(というかそれしか選択肢がなくなった。笑)、わずかな学生期間に多くの人に会いにいったり、おすすめされる本をとにかく読み漁っていた。

ソフトバンクの孫正義さんは、言わずもがな影響を受けた経営者の一人で、20歳そこそこの当時、孫さんが19歳のときに立てた人生50年計画というのを目にして、自分もまずは見様見真似で、当時、人生ビジョンと人生理念を自分なりに考えていた。今思えば、とても生意気な20歳だったかもしれない。笑

(参考)孫正義さんの人生50年計画
・20代で名乗りを上げ
・30代で軍資金を最低で1,000億円貯め
・40代でひと勝負し
・50代で事業を完成させ
・60代で事業を後継者に引き継ぐ
※孫さんの解説は調べたらたくさん出てくるのでここでは割愛

そして、僕が、孫さんの計画や当時の先輩たちの話を聞いて、見様見真似で立てていた計画はこちら。当時の自分のメモを引っ張り出してみた

・20代で経験と実績を重ね
・30代で世の中に名乗りとインパクト
・40代で人生のターニングポイントを迎え
・50代で社会にイノベーションを起こし
・60代で継承をして、全く違うことに挑戦

たまにこうした過去に書いていた内容を見返すが、こうして見返すと、この人生計画は、僕のすべての行動や思考の強い判断軸にもなっているかもしれない。

新章スタート、まちづくり会社!

そして、2020年8月、僕は、20代最後の年を迎えた。さらに、2020年8月は僕にとって、さらに節目のタイミングとなる。

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引用:広報ニセコ2020年8月号

これまで、なかなか”今、何をしているか”の問いに、答えにくかった大きなプロジェクトが、ようやく情報公開となった。以前から、ニセコ町には仕事で関わるようになり、一般社団法人クラブヴォーバンという組織の名刺も持って活動をするようになっていた。

クラブヴォーバンについては、公式サイトなどを見てもらえばと思うが、持続可能な社会やまちづくりを行う人たちが集うネットワーク。

そして、今回、クラブヴォーバンのメンバーとニセコ町役場、地域の事業者、町民の方々とが連携をして、いわゆる官民連携のまちづくり会社、株式会社ニセコまちが設立。僕も、この会社の取締役に就任をし、ニセコエリアを舞台に、持続可能なまちづくりを行っていく。当面はニセコ町で新しくSDGsのモデルにも選ばれている街区(=まち)をつくっていくこと、地域になるべく地域の資本のエネルギーを供給していくことがメイン事業だが、それはまた後日(広報ニセコもご覧ください!)。

まだまだ計画段階のこのプロジェクトではあるが、きっとこの取り組みは、今後の北海道にとって多大な影響を与える事業になると、僕は確信をしている。

この取り組みは、これからますます人口減少、超少子高齢社会、内地(本州)と比べ収入が低い、魅力的な仕事がない・・・等といった、いわゆる北海道の多くの社会課題をも解決していく手法のモデルにもなるし、さらには、日本や世界からみても、注目されていくであろうポテンシャルを感じている。とはいえ、足元でやっていくことは、泥臭いことばかりでもあるし、うまくいくかはおろか、会社自体きちんと存続して経営していけるかもまだまだこれから。

それでも、きっとこの取り組みが、僕の人生にとって影響を大きく与える存在になりつつあるし、僕自身も、チャンスをいただいたからには、人生を賭けてでもやり抜きたいという覚悟で臨みたい。持続可能な社会のために、一歩一歩着実に進んでいきながら、きっと人生計画で立てた30代で迎えるであろう「世の中に名乗りとインパクト」をこのプロジェクトを通して発信して、社会をより良くしていきたい。

ぜひ、この壮大なプロジェクト、多くの人たちと一緒になって取り組んでいきたいと思うし、今後もnoteなどで自分の思いや取り組みを発信していけるよう、頑張ります。笑

また、ノースアンビシャスとしても、形態にとらわれず一緒に働くような仲間を募集もしています!僕という人間、あるいは会社や事業についても興味があればぜひぜひお問い合わせください、自薦他薦問わず、北海道からマーケティングやクリエイティブなどの事業だけではなく、それらを一つの手段と捉え、社会を良くする、SDGs、地方創生といった観点でこの他にも事業を展開していますので、ご興味があればぜひ!



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