【No.1347】妄想癖を仕組み化する

昨日は、本気になれる目標が思いつかないのは、
妄想力が足りないからではないかと書きました。

今日も続けてみます。

聞いたことのある人も多いと思いますが、目標設定などの本やセミナーでこんな質問がありますね。

もし何の制約もなければ、どんなことをしたいですか?

この質問って、人によっては苦手な方も多いのではないでしょうか。
かくいう僕も「何の制約もなければ」という条件が制約になってしまって、こじんまりとしたことしか思いつかないんですよね。

この質問をしてくる人って、おそらくですが、色々と夢を実現してきた人だと思うんですね。そして、実現に至った背景には行動があり、その行動の源泉になったものが、妄想だと思うのです。

つまり、意識せずとも未来へ思いを馳せ妄想しちゃう「妄想力」があり、それを実現させようとする「決断力」もあり、実行にうつせる「行動力」もある。

そういう方が、もしご自身の妄想力に自覚なく「もし何の制約もなければ」と、妄想力の乏しい相手に質問していたとしたら…

妄想力の乏しい相手から出てくる答えを聞いて「いやいや、何の制約もなければって言ってるやんw」とツッコミたくなるのかもしれません。

でも、妄想力が乏しい人からすると、「もし何の制約もなければ」という条件自体が難しいんですよね、きっと。

しかし、妄想力というのは、生来、多くの人はもっていると思うのです。子どもなんて妄想力の塊ですよね。でも、大人になるにつれて、いろんな制約を経験して、妄想力が衰退していく。残念です。

ただ、妄想力がもともと全員に備わっていて、ただ弱まっているだけだとするなら、鍛えれば戻ってくるはずですよね!

(身体の)筋肉にはマッスルメモリーという機能があるそうです。一度鍛えておけば、筋肉が記憶していて、何らかの理由で衰退したあとでも、筋トレを再開すれば一気に筋肉がつくという機能のことだそうです。

妄想力にも"妄想筋"があるなら、きっとマッスルメモリーという機能があるはずですよね。いや、きっとあります!

じゃあどう鍛え直したらいいか。

「もし何の制約もなければ、何をしたいか」という質問を、常に問い続けることです。筋肉だって、筋トレを続けるから戻ってくるのですから。

ただ、「もし何の制約もなければ、何をしたいか」という妄想をしようと決めたところで、人間は忘れちゃう生き物ですから、仕組み化(習慣化)していきたいですね。

仕組みによって、淡々粛々と妄想する。

すばらしい響きです。

ということで、僕は妄想する場所を決めました。

トイレとお風呂です。

その心は…

誰か忘れてしまいましたが、新入社員研修でいつも話すことがあるという話が記憶にあります。

「上司や経営陣は、末端社員より高い視座で物事を見ている。だから新入社員の時から、上司や経営陣がどうしてそう考えるのか、大きな視点で考えてみなさい」「ただ、考えろと言っても考えないだろうから、トイレで"大"しているときだけでも、大きく考えてみなさい。"大"だけに」

ということなのです(笑)

それに加えて、僕はお風呂は「大ふろしきを広げる場」として、妄想するには良いじゃないかと。そう考えました。

さて、僕が「もし何の制約もなければ」という質問でどんな妄想をしたか。SNSという、こんな制約だらけの場で書くには、僕の勇気が足りていませんが(笑)

とにかく「妄想ネタを1日1ネタ書く」ということをはじめてみました。

〇〇分間妄想してみるとかだと、別のことを考えてしまうことがあるので、書くと決めたほうが真剣になれます。書くと決めることの効果は、こうやって毎日書いてきていて実感済みですからね。

まだ始めたばかりですが、これ、きっといい感じです。すでに予感がしています。

ということで、今日も1日「優柔不断は誤った決定よりなお悪い」「あらかじめ○○していたら、あとで楽になる」という言葉を胸に、結果の有無に関わらず、妄想を楽しんでいきましょう!

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