【No.1423】その目標、自分で達成できると信じていますか?
受験勉強って、本当に社会に出てから重要なプロセスを学べる場だなと思います。
本番一発勝負の一般入試。学習塾で働いていてたくさんの受験生を見ていると、大変な面も知っていますから、僕の子どもたちにも絶対に一般入試が必要だとまでは言いません。ただそれはそれで学べることもいっぱいあるなと同時に思います。
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学習塾は成績をあげ、受験合格を請け負う面もありますので、当然生徒たちには志望校を聞きます。目標が曖昧なままでは、どこまで勉強させるべきなのか逆算できませんから。
例えば最初に生徒に志望校を聞いた時、MARCHだと答えたとしましょう。しかし、少し丁寧に聞くと、本当は早慶に行きたいなど最初より上のランクの志望校を言われることがあります。
うちの学習塾ではこの志望パターンが一番多いのですが、最初にどのレベルの志望校をあげたとしても一緒で、本当はもっと上の志望校を、心に秘めていることが多々あります。
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もしくは「お恥ずかしい話ですが」「無理だとわかっているのですが」などと枕詞とともに、最初から一番高い志望校を言われることもありますが、
いずれにしても、本人も保護者さんも、本当にそこに到達できるとは思っていないような言い方をされることがたくさんあります。
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最初は言うのもためらっていた(本人にとって)高すぎる目標。
授業中などに「志望校は〇〇だよね」などと言うと、最初のころはためらいがちに「はい…」などや、「いやー」「志望校は高くしろって言われたから、そこと言ってるだけです」「行けたらいいですね」などとブレーキをガンガンかけながらの肯定です。
でも、こちらが当たり前のように、その学校の名前を、毎週のように言い続けると、生徒たちもそこを目指すのが普通だと思い始めるんですね。
「この問題がこれだけできたら、〇〇も合格するね!」「〇〇志望なら、これはやって」などと言うと、「はい!」と前向きな返答に変わっていきます。
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これ、大人になってからも一緒だなと。
愛読しているメルマガ『平成進化論』の鮒谷さんは、「人に言うだけで赤面するような高い目標を掲げろ」とおっしゃいます。
で、そんな目標を掲げてみるじゃないですか。そして、当然その目標は一足飛びでは到達できませんから、中目標、小目標に逆算・分解していきます。
僕もそういった高い大目標、中目標、小目標を胸に秘めていますが、先日、友達と飲みにいきました。
その友達には僕の目標は一度も言ったことがなかったのですが、思いがけず「お前(藤倉)も、〇〇やったらいいじゃん」と、僕の中目標を言ってくれたんですね。
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そして僕の反応は…
急に恥ずかしくなって「いやいや」と否定しようとしてしまいました。なんとかぐっとこらえて否定せずに、話を逸らすように質問しましたが、僕にとってはまだ中目標すら腑に落ちていないんですね。
僕にとっては衝撃的でした。日々「◎◎(大目標)に向けて、まずは〇〇(中目標)をやろう!」と思っているつもりでしたが、
心の底では、まだまだ信じ切れていなかったんです!
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もし何者かになりたいなら、目標が必須です。そしてそれを達成できると自分で信じないと、達成できるものも達成できないですね。自分で信じていないということはブレーキをかけながら進もうとしているのと一緒ですから。
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自分で信じきれっている状態まで、自分に刷り込むこと
そのためにはアファメーションも有効だと聞きますが、
僕が学習塾でやっているように、人に言われるのが一番効くように思います。
ということは、
・目標を人に言うこと
・人に何回もリマインドしてもらうこと
・人と話すことで、自分がその目標に対してどう思っているのかを探ること。ふとした瞬間に本心がでますから。
こういうことが重要ですね
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つまり…
人に会いましょう!!
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ということで、今日も1日「優柔不断は誤った決定よりなお悪い」「あらかじめ○○していたら、あとで楽になる」という言葉を胸に、結果の有無に関わらず、人生と仕事を楽しんでいきましょう!
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