【No. 1027】マイルールを死守せよ。
Uberの配達員も続けています。
続けているとマイルールみたいなのができてくるんですね。
料理を受け取りに行く時に、カバンを荷台に置いて、自転車の鍵は右ポケットに入れて、受け取ってきたら料理をまずカゴにおいて、料理をカバンに入れて、自転車の鍵を開けて、カバンを背負って、移動スタート!みたいな、
一番スムーズな流れがあります。それはお客さんの元に着いた時にも、自転車の鍵を閉めるところから始まり、ピンポンする時にはカバンをおろし、エレベーターの中で料理を出して、みたいな。
晴れの日はこう、雨の日はこう、エレベーターのない場合はこう、などなど
いろんなパターンもあります。
でも、これが完全に定着しているわけじゃなくて、
たまに、料理を受け取り、カバンを背負って、いざスタート!ってときに、ガコン! 自転車の鍵を開け忘れたりするんですね。そういうときは、もう一度、脳内で上記のような手順を思い出します。
*
こういうことって、普段の生活や仕事の時にもありますよね。
自分にとってやりやすく時短につながる手順。
例えば、自宅に帰ってくるとき、歩きながら鍵を出しておくとか、
エレベーターに乗ったら、閉めるボタンを押してから、階のボタンをおすとか、
買い物のレジに並んでいるあいだに、決済アプリを開いておくとか。
でも、他事を考えていたりすると、忘れることがあります。
玄関の目の前にきて、あたふたして鍵を取り出したり、エレベーターの閉じるボタンを押し忘れて全然扉が閉まらなかったり、その間に遠くから走ってくる人がいたりしてね。
そういうミスしたとき、
もっと悔しがって反省した方がいいんじゃないかと最近思います。
*
僕は師匠から「意思決定基準」という言葉をいただいています。
上記のように、こういうときはこうするという手順のようなもので、
いろんなところにこの意思決定基準というものはあります。
人とコミュニケーションを取るときはこうしたら仲良くなりやすいとか、タスクが増えてきたらこうやって優先順位をつけていくといいとか、営業でこう反応されたら、その場で判断を促すか、見込みがあると追い続けるのか、メールなどでほどほどに追うのか。
*
こういう意思決定基準は目に見えづらいので、どこでミスったのかって分かりづらいんですが、
一時が万事でして、自転車を漕ぎ始めるときに鍵を開け忘れるとか、玄関の前で鍵を取り出したり忘れて立ち往生とか、そういう細かいことにも気をかけられないなら、
コミュニケーションやタイムマネジメントなどの意思決定基準にも、手順通りに進んでいるか気づく感度が鈍ってしまうんじゃないか。
*
僕の師匠は、自分の意思決定基準とは異なる行動をとったとき、お風呂で叫んだり、自分のモモを殴ったり、そういうことをするらしいんですね。
そもそも自分が使用している意思決定基準や手順が、最適かどうかも疑う必要がありますが、仮に最適だったとしても、手順通りにこなせていなかったら意味ないですからね。
僕でいえば、玄関の前で鍵を取り出したり忘れて立ち往生しちゃったら、自分のモモを殴るとか?
それは少しやり過ぎかもですが(笑)
誤ったら悔しがろう。もっと感度をあげよう。そんなことを自転車でスタートするとき、鍵の開けわすれで、ガコンと2連続でやっちゃって思いました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?