【No.1406】初めての交渉

娘が交渉することを覚えましたw

5歳の娘と久々のデート。
ミスドでおやつを食べました。

娘が選んだのは、僕が一番くやしいと感じる「ドーナツポップ」。

あの、ドーナツの真ん中をくり抜いたみたいのを詰め合わせたアレです。お寿司屋のアラ汁みたいな感じでしょうか。くり抜きみたいなのに、けっこう値段がするので、悔しい感じがします。

それはさておき、ドーナツを食べているとき
娘が珍しく、コレ食べる?と自分のドーナツを差し出してきます。

僕は娘がドーナツが大好きなのを知っていますから、全部自分で食べていいよと断ります。

今回はそれが悪手でした。

その後、僕が食べているドーナツをチラチラ。

どうも僕が食べていたオールドファッション ハニーが食べてみたかったようです。

それでさっきコレ食べる?と自分のドーナツを差し出してきてたのか。

僕が断ってしまったので、お父さんのもくださいと要求する機会を失って、チラチラ見るだけになってしまったのか。

娘が交渉することを覚えたようで感動しました。

自分のものを先に差し出すこと

これが人が最初に覚える交渉術なんですかねw

僕は「交渉術」をちゃんと学んだことはないので分からないのですが

最初にこちらから与えることで、相手に何かを要求する。

文字にしてみると、交渉術の基本にして、不変の原理のようにも思います。

ギブ・アンド・テイクといってしまえば途端に陳腐な言い方で、打算的な言葉遣いになってしまいますが、

最初にギブ。

子供は基本「くれくれ星人」です。自分の欲求に素直で、ちょうだい、ちょうだいばかり。そして、自分のものを差し出すのは大嫌い。

ご多分に漏れず「くれくれ」がデフォルトモードだった娘も
いつの間にか交渉事を覚えたようで感慨深いです。

最初にギブ。

すぐに相手からのお返しをテイクするかはおいておいて、

なにかを得たいと思うなら、ギブからです。

当然、今回の僕が察したように、打算的にすぎるのも相手から見透かされる恐れがありますから注意が必要ですが、ギブから。

逆に考えると、くれくればかり言ってくる大人がたまにいますが、

あれはつまり子供ですね。いや、あえて「ガキ」と呼びたいです。

大人になれなかったガキ。

「くれくれ」と、打算的なギブに気をつけつつ、エレガントな交渉(?)を身につけていきたいですね。

ということで、今日も1日「優柔不断は誤った決定よりなお悪い」「あらかじめ○○していたら、あとで楽になる」という言葉を胸に、結果の有無に関わらず、頑張っていきましょう!

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