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オヤジと靴下

Noteを始めようと思ったはいいものの、どんなネタを書けばいいのか全く見当がつかない。そこで思いついたのが、自分の失敗談や日常の話。これなら、しばらくはネタが続きそうだ。ということで、第一回のタイトルは「オヤジと靴下」。

時は遡り、私がまだ独身で一人暮らしをしていた頃の話だ。当時、昼食を会社の前に並ぶキッチンカーで買うと、ついついヘビーなものを選んでしまい、体重がぐんぐん上昇中だった。そこで、毎朝、昼の弁当を自分で作ることにした。そのため、前日の夜にはご飯を炊飯器にセットしておくのが日課となったのだった。

ある日、いつものように飲み会で盛大に酔っ払って帰ってきた。次の日の朝、目覚めると、不思議なことにご飯が炊けていた。どうやら体が覚えた習慣で、記憶がないままでもご飯が炊けるようになったらしい。このエピソードを飲み会のネタにしていた私だった。

そんなことを繰り返していたある日の朝のこと。前夜も記憶をなくすほど飲んで帰ったのだが、「もしかしたら今日もご飯が炊けているのでは」と期待を胸に炊飯器を覗いてみた。そこで私を待っていたのは、炊きあがったご飯ではなく…蓋の開いた炊飯器の中に入った一足の靴下だった。

どうやら、酔って帰った私は、脱いだ靴下を洗濯機と間違えて炊飯器に入れてしまったらしい。幸い、炊飯器のスイッチを入れていなかったのが救いだった。
ほかほかのご飯の代わりに、蒸し上がった靴下が出てきたらと思うとゾッとする。

こんな具合に、日常のどうでもいい話や自分の失敗談を書き綴っていこうと思う。

「オヤジと靴下」というお話。おしまい。

この画像はAI生成によるイメージ図です。実際の調理は行っていません。

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