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ズレ(A山形)

今シーズンの長崎は実にハラハラする。
いい試合もするが、悪い試合も多い。安定しなさすぎている。


2018年アウェイ柏戦以来のリーグ5失点だった(ルヴァン札幌戦で6失点はしたけど)


チームがバラバラなのだろうか。メンタルが落ちているんじゃないのだろうか。
ついこの間の金曜日に動画が上がってモチベーションは上がっていただけにこの大量失点はいかがなものだろうか。

そんなんじゃ優勝なんて夢のまた夢の話だ。


今日のゴール裏は80人弱。少数アウェイだ。
だが、今日は何失点しても応援の声は止まらず、ひたすら声を出していた。だって自分の好きなチームがこんなもんじゃないって分かってるから。
サポーターが諦めたらその雰囲気が選手たちにも伝わってしまうと思うから。

応援が止まってるタイミングはネガティブなセリフではなく、ポジティブなセリフで激励していた。「ゴール裏は諦めてねえぞ」「まだまだやれるぞ」「まずは1点とるぞ」「できるぞお前らなら」「前向けよ。顔上げていこうぜ。」町田戦の時の沈んでいたゴール裏と比べると違った。遠い山形までくるサポーターの皆さんなのだから、そう簡単に心が折れる人はいなかった。

試合後に選手たちの表情は死んでいた。全力出したんかって問いたくなる。ブチギレている人は特におらず(我慢してただけなんだろうけど)、前向きな叱咤激励が飛んでいた。

いつもより長めにゴール裏を眺めたあと、一礼があった。

その後米田選手は何か言いたげな表情をしていた。立ち止まっていた。他の選手が戻る中で、覚悟を決めた様子で少し前へ歩いてきた(前日に上がっていたYouTubeで言っていた負けた時にも声掛けをするってことを有言実行したのだ)

「こんな試合してたら昇格なんてできないよ」「ヨネどうするよ?」

「ここまで来てもらったのに大量失点して負けたのは申し訳ない。失点を重ねたことはしっかり反省して、来週のホームでは絶対勝つから。応援してください。」(正確な記述ではないだろうが、このような内容だった)

聞いた時思わず叫んだ。
「当たり前だよ。もちろん最後まで後押しするよ。応援するからな!!!」

僕は悔しかったのだ。

ヨネはちゃんとサポーターの方を向いて頷いた。



僕はちょくちょく書いているのだが、長崎というチームが好きだから勝っても負けてもそれは勝負事だから仕方がないと思ってる部分はある。

だけど、全力を尽くして勝つ気持ちを見せてくれてたのか。それが疑問に残ったモヤモヤが昨日はあった。正直に言うと途中で入ってきたジョップと、澤田とフアンマがその気持ち見せてくれてたかなとは思ったが。現地で見るにチーム全体的には気持ちが落ち込んでいるように見えたのだ。


サポーターができることは応援することしか出来ないわけで。

結局僕はまたホームもアウェイにも行って応援を続けるんだと思う。それくらい好きなんだよねこのチームが。また見に行こう。次こそは必ず勝つよ。

ケイタのプレーを見れて大満足

(現地の皆さんお疲れ様でした!)

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