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自分を嫌いなまま生きるには人生長すぎる

正直、自分のことはあまり好きじゃない。

昔から自己肯定感が低い。
いい子でないと母から嫌われるから、いつも自分を繕った。
私のお願いは大抵母から却下されるから、
やがて自分の思いや望みを口にしなくなった。

人間関係にも影響が出て、
友だちや恋人にも本音を言うことが出来ない。
その結果、自分の気持ちを言えずに、急に連絡先をブロックしたり別れを切り出したりと極端な行動をとってしまう。
断れない性格が災いして、恋愛や仕事で不当に扱われたこともあった。

「まだ20数年しか生きてないのに、もう生きるのに疲れた。」
人生は長すぎる。
このまま自分が嫌いなまま生きるのか?
自分を一番苦しめているのは自分じゃないか。

最近のこと。
時計をはめるようになった。時間も自分の心も管理できる女性になりたくて。
やりたくないことを断るようになった。断って離れる人ならそこまで。
to doリストを毎日作っている。ミスして文句を言われたくないから。
食事制限を辞めた。甘い物が無い人生はつまらない。代わりに健康的な食事を心掛けている。

一つ一つは小さなこと。
でも、自分に嫌な思いをさせないように立ち止まって行動するようにしている。
人権学習の始まりは、
「自分の足元を大切にすること」らしい。
まず自分のことを尊重しないと相手のことを本当の意味で大切にすることはできないのだ。

自分を幸せにするのは難しい。
いつか「自分が好きだ」と手放しの笑顔で言えるようになれますように。

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