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8cmのピンヒールで駆ける恋

題名は、チャットモンチーの曲の歌詞。
高校生の頃、大好きだったバンド。
当時は、この歌詞が何を比喩しているのかよく分からなかったけど、大人の恋愛という感じでドキドキしたのを覚えている。

大人になった今、恋愛って「靴」に似ていると思う。

履くのが辛いピンヒール。でも、とびきり可愛いデザインで大好き。
結局、履くと痛いし合わないから泣く泣く手放すんだけど、「何故、あんな痛みぐらい我慢できなかったのだろう。」
と後悔する。忘れられない恋愛によく似ている。

一方で、履きなれたシューズ。無難なデザインで、ときめくことも無い。でも、捨てるには惜しくて何となく手元に置いている。
気づけば、飽きてしまって履くこともなく忘れてしまう。こんな恋愛もある。

デザインが大好きで、駆け出したくなるぐらい履き心地ぴったり。そんな靴が見つかればいいのに。流石に贅沢すぎるかしら。

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