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歌が救ってくれることもある

高校生の時、夜中に一人で聞いていたラジオ
「スクール・オブ・ロック」
受験勉強でささくれだった心を何度も慰めてくれた。
あの時間は、引き出しの中にこっそりしまっている宝物のような時間だ。今でも時々一人で見返しては「いい時間だった」と懐かしむ。
中でも、サカナクションがパーソナリティの「サカナLOCKS!」が一番の楽しみだった。

この前、久しぶりに聴いてみた。
あと数回でこの番組は終わってしまうらしい。
ショックだった。
私の青春がまた一つ終わってしまう。
寂しい気持ちを抱えながら聞き続ける。
今週のテーマは、
『自分を救ってくれた1曲を答えなさい。』
紹介される曲のどれもが好み。
流石、リスナーさんたちは皆さんセンスがいいなぁ。
知らない曲があった。
ROTH BART BARONの「極彩│IGL(S)」

Aメロは淡々と歩みを進めながら力を溜めているようで、サビになって花開く。
そんな情景が頭に浮かぶ力強い曲だった。
こういう出会いがあるからラジオが好きだ。

いつでも歌は私の心に寄り添ってくれる。
辛い時、敢えて悲しい歌を聞きながら泣くとスッキリする。
失恋した時は、aikoの「明日もいつも通りに」
仕事が辛い時は、ナノウの「ハロ/ハワユ」
誰かを憎んでしまう時は、ポルカドットスティングレイの「ベニクラゲ」アーバンギャルドの「コンクリートガール」
死にたい夜は、阿部芙蓉美の「群青」

逆に、幸せなときは思わず笑顔になれるような曲を聞いて倍元気になる。
誰かと付き合う前の一番ドキドキする時期には、椎名林檎の「カプチーノ」東京スカパラダイス&石原慎也の「紋白蝶」
彼氏と会う前のお洒落する準備時間には、Official髭男dismの「犬かキャットかで死ぬまで喧嘩しよう」柴田聡子の「遊んで暮らして」星野源「くだらないの中に」
踊り出したいほど嬉しい朝は、ケンドリック・ラマーの「i」を始めとした洋楽メドレー。
楽しいお出かけから帰る夜は、日本HIPHOPメドレー。
お気に入りはJP The WAVYやジメサギ、PUNPEE。



歌は誰かの思いを乗せたもの。
だからこそ、共感できたり力が湧き出たり、
時には救われたりするのだろう。

皆様のお勧めの曲がありましたら、是非ご教授くださいませ。

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