見出し画像

カードゲームでよく使われる用語!【プレイ編】

インターネット上でカードゲーム関連の内容を見る時に良く目にする用語をピックアップして紹介する第二弾です!

↓前回の内容【デッキ編】はこちら!↓

今回はカードゲームの対戦中によく使われる用語です!
最近では公式大会配信等でも実況・解説担当の方がこれらの用語を使うことがある為、頻繁に出るワードを中心に解説します!


【効果や処理を言い換えたワード】

「サーチ」

カードを山札から手札に加えることを指します。
カードゲームによってはドローを含む方法で「手札に加える」ことが条件で発動する能力もあるので注意が必要です。

特定のカードをサーチし、ドローすることができる豪勢な効果を持つ遊戯王OCGデュエルモンスターズのカードです。

「リクルート」

カードを山札から盤面(フィールド上)に直接出すことを指します。
モンスター・クリーチャー・キャラクターをデッキから出すことを指す事が多いですが、カードゲームによってはそれ以外のカードを出す事も指す場合があります。

ポケモンカードゲームだとベンチに出す効果が主に当てはまります。

「サルベージ」

墓地・トラッシュ等の「使用したカード置き場」からカードを手札に加える事です、カードゲームによっては山札に戻す事も「サルベージ」の定義に含まれることがあります。

遊戯王OCGデュエルモンスターズには名前・イラスト・効果全てが一致しているカードがあります。

「リアニメイト」

墓地・トラッシュ等の「使用したカード置き場」から盤面(フィールド)に直接出す事です、単に「蘇生」と呼ばれることもあります。

タイトルは違えど、似たような状況なら這い上がってくるのは共通なようです。

「バウンス」

フィールドのカードを手札に戻す事です。
デッキに戻すことは「デッキバウンス」と区別されることが多いです。

デュエル・マスターズ、Magic: The Gatheringでは渦に吸い込むことで「手札に戻す」を表していることが多いです。

「ハンデス」

「ハンドデストラクション」の略で、概ね相手の手札を失わせる事を指します。
手札を捨てさせるだけではなく、山札に戻したり、強制的に場に出させたりなども定義として当てはまる場合があります。
カードゲームによってドローの強さに比例して、強さが大きく分かれる行為で、ゲームによっては「ハンデス」能力にとてつもなく厳しい制約を掛けて行わせるものもあれば、1ターン目から気軽に行えるタイトルもあります。

「ピーピング」

「こっそり覗く」の意味を持つ単語です。
カードゲームでは相手の手札や山札等の本来は自身しか見ることのできない部分を見る効果を「ピーピング」と呼びます、お互いに手札を見せ合う効果は当てはまりません。
一方的に情報を得ることで相手の動きが予測しやすくなり、ゲームを有利に進めやすくなります。
ハンデスとは密接な関係にあり、「相手の手札を見た上で好きなカードを捨てる」「相手の手札を見ずにランダムに捨てる」この違いで大きく評価が変わる場合があります。

どちらも1ターン目に発動可能でライフを支払い(失い)、相手の手札を見た上で好きなカード(土地以外)を1枚捨てさせる効果のカードです。
しかし遊戯王OCGデュエルモンスターズでは禁止カード、Magic: The Gatheringではバリバリ現役のカードです。

「フィニッシャー」・「エンドカード」

トドメを指すカードを指します、最初からトドメを刺す前提のコンボの最後のカードを指すことも有れば、「チェックメイト」に近い状況で出したカードがそれに当たる場合があります。
トドメ行為そのものを指す場合は「リーサル」と表現されることがあります。
「フィニッシャー」はモンスター・クリーチャー・キャラクター、「エンドカード」は相手にトドメを刺すことができるカード全般で識別されることが多いです。
トドメを刺すといっても通常の勝利だけではなく、ライブラリアウト(「カードゲームでよく使われる用語!【デッキ編】」参照)等の特殊な勝利を狙う場合、最後の1手を刺しやすいカードが該当することがあります。

居るだけでトドメに繋げられるカードも
「フィニッシャー」「エンドカード」と定義づけられます。

「ロック」

相手の動きを抑制する効果およびその行為を指します。
対策カードが無ければそれでゲームが終わってしまう場合もある為、その行為自体が「リーサル」になってしまう場合もあります。

相手が逃げられなくなるとくせいを持ち、攻撃ができないポケモンをバトル場に引きずり出すことで、相手が対処できなければそのまま山札切れを狙うデッキも存在します。

「ドロー」

カードを引く事です、カードゲームによって「ドロー」「引く」どちらかが公式表記の場合があります。
また、ターンの初めのドローを行った直後にターン終了を宣言することを「ドローゴー」と呼ぶこともあります。

【おまけ:6月24日現在のVSS鑑定の鑑定対象タイトルの「カードを引く」公式表現一覧】

・Magic: The Gathering
「引く」(ただし多言語カードが使えるため、英名の「ドロー」も公式用語です。)
・ポケモンカード
「引く」(ただしとくせいや技名に「ドロー」が使われることがあります。)
・遊戯王OCGデュエルモンスターズ、遊戯王ラッシュデュエル
「ドロー」
・ワンピースカードゲーム
「引く」(ただしターン開始時のカードを引くフェイズの名前は「ドローフェイズ」)
・ドラゴンボールスーパーカードゲーム フュージョンワールド
「引く」
・デュエル・マスターズ
「引く」「ドロー」(両方使われます、「ドロー」は引く行為自体を指し、「引く」は処理でカードを引く時を指します)

「ドロー」「引く」両方が公式用語として存在するのがデュエマの特徴です。

【まとめ】

今回はカードゲームをプレイしているときによく使われる用語について解説しました。
どんなカードゲームをやっていてもこれらの用語は共通して使われることがある為、知っておいて損はないでしょう!
この用語の解説もしてほしい、この用語をもっと詳しく知りたいなどありましたらコメントをお願いします!
また、各タイトルでルールや表記が書き換わった場合は内容が随時更新される為、スキ・フォローをお願いします!

【VSS鑑定について】

AI画像判定と各タイトルの専門スタッフによる厳重な鑑定チェック体制に則った真贋鑑定を実施し、公正なグレーディングとリアルタイムの市場価格を提示する機能を持つ世界で唯一の鑑定サービスです。(特許 第7251712号)

鑑定品はどこよりも透明度高いUV97%のアクリルホルダーに封入鑑定証のラベルもグレードに応じて金、銀等の色が異なり、コレクションとしても美しく飾ることができます。