コント

コント文化よ再び

コントがメディアから絶滅の危機に瀕しているのではないだろうか。
もはやNHKで1番組を残すのみだ。しかも月1。伝統芸能を残すかごとく、自然繁殖条件を満たない動物を生かすかごとく、国にぎりぎりで延命させてもらっている感じだ。

かつて、コント55号の「なんでそうなるの?」、ドリフの「8時だよ全員集合」、たけしさんまの「ひょうきん族」、ダウンタウンの「ごっつええ感じ」、ウンナンの「笑う犬の冒険」、などコント番組はテレビで映画を誇っていた。

しかし、使いまわせないセット・道具にお金がかかる、などの問題があり、もっと楽に安く視聴率が取れるバラエティにコントは淘汰されていった。

劇場などにいけば、細々とではあるが続いていっているだろう。通い詰めるコントファンは残っている。しかし、そういうった場所に足を運べるのは、老若男女のうち幅広くはない。

じゃあYoutubeなど誰でも見られてビジネスとして成立すればいいじゃないか、とは思う。劇場派は劇場にこだわってアップロードしなかったり、投稿専門となると先の資金問題もあり厳しい。

舞台セット小道具なしのコントもあるだろう。見る人の知識で補完するタイプだ。でも今や、アンジャッシュの功名なすれ違いコントにもテロップで説明いれちゃうような時代だ。お笑いリテラシーがさがり、補助が必要な状況になっている。

そこでだ「バーチャル」を使うのはどうだろう。バーチャルコントならできそうではないかい?

Unityのアセットなど既存のゲーム用リソースを使い、キャラ、衣装、舞台を準備する。それでコントを撮ったものをYoutubeに流す。

これにより、費用的な問題、放送時間確保、場所の制約、見る人の制約の問題はクリアされる。

子供にも大人にも、くだらなくも良質な笑いを。
そんなコントへの熱意はまだ世の中に残っていると信じている。

まーこういう場合、プロトタイプがないと進まないだろうね。それで下手でもバーチャルコントを投稿したら、少しは有志たちが集うと腹をくくるしかない。あー信念と勇気がいるね。

ともかくバーチャルコントやろうよ。
そんで流行らせて、PTAから怒られようよ。
「子供たちがマネする」ってさ。最高じゃんか。


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