亡霊ちゃん

現実と理想の狭間で揺れる現代の亡霊。ほぼ独り言。

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現実と理想の狭間で揺れる現代の亡霊。ほぼ独り言。

最近の記事

身の回りの衛生状況は心の状態と正の相関関係をつくる 汚ければ汚いほど堕ちていく

    • 盲目の鳥

      この命は助けられた命だから、私は誰かが幸せになるんだったら喜んで命を捨てられる様な人になりたい。いや、そうでなきゃいけない。 でも、届かない。 私の手は自分で思うより短くて、誰も笑顔に出来ない。そんなんじゃ私は、何のためにいるの? 嫌いだ、大嫌いだこんな無能な自分が。 こんな理不尽な世の中が憎い。憎くて憎くて、けれどそれ以上にその世の中をどうしようも出来ない自分が憎い。 私の手がもっともっと長ければ、沢山の人を笑顔に出来るのに。 私がもっともっと強大な力を持っていたなら、沢

      • 感情との付き合い方

        三年前くらいから、自分の感情を紙に落としている。 心に浮かんだこと、自分の今感じていることをそのままに書き出していくと、不思議と心が晴れる。 もやっとしていたものがクリアになって、すっきりする。 後から見返してみると、書いていることはその時の出来事に左右されるから、ちょっとした日記のようで面白い。 といっても私の場合は、終わりのない自分への問いかけをひたすら書き殴っているからあまり時系列など関係ないのだが。 人様に見せるノートではないのでかなり過激なことだって書いている。ポエ

        • 何でもできていいね

          「何でもできていいね」 元彼から投げ付けられた一言。 未だに忘れられず、頭の中に住み着いている。 唖然とした。 何も言葉を発することが出来なかった。 楽しかった思い出が、煌びやかに輝いていた彼との美しい思い出たちが、崩れていく音が聞こえた。 胸を覆い尽くしていく空虚感にただひたすら打ちのめされながら、私は彼を見つめることしか出来なかった。 確かに私は、恵まれた環境に産み落とされた。食べる寝るに困らない生活。好きなことは何でもやらせてもらえた。 彼にはそれは、与えられた環

        身の回りの衛生状況は心の状態と正の相関関係をつくる 汚ければ汚いほど堕ちていく

          女の子として見て欲しいけど見て欲しくない

          決して、セックスが嫌いなわけじゃない。 言ってしまえば、好きだ。気持ちいいし、胸の辺りがふわふわする。 ただ付き合っている人に体を求められると、少し複雑な気分になる時がある。 この人は私とセックスする為に付き合っているのかもしれない。私は所詮、女としてしか見られていないんじゃないだろうか? と、そんな具合に。 私も好きな人とセックスがしたい。けれど求められるとどうも、肉体としての器だけ見られているようでなんだか悲しくなる。 そんな器じゃなくて、私を、私自身を見て欲しい。

          女の子として見て欲しいけど見て欲しくない