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映画とテクノロジーとXR  -映画業界出身の僕が、VVスタートアップで"We are the NEXT Pixar"と言い続ける理由-

俺には夢がある 両手じゃ抱えきれない

俺には夢がある ドキドキするような

大好きなブルーハーツの""という曲の一節です。

最近だと、こういうのは流行んないのかな?笑

熱い系(笑)情熱先行、感情爆発、全力疾走、一生懸命!!

夢を実現するのって、物凄くエネルギーを要する事で、多くの人のサポートが必要で、何よりも自分自身が諦めずに挑戦し続ける力が必要ですよね。

今回のブログでは、何故、映画業界出身の僕がVV(Volumetric Video)で挑戦し続けるのかを書きたいと思います。

カナダの永住権を持っていますし、ぶっちゃけバンクーバーの他の企業からのお誘いもいっぱいありました(笑)それでも日本で、再度"VVで起業"して挑戦するのには、僕には譲れない想い揺るぎない決意があるからです。

We are the NEXT Pixar に込めた想い

サムネールの画像は、僕がバンクーバーで一人で活動している時からプレゼン資料に入っていた1ページです。

プログラミングも出来ないソロファウンダーがバンクーバーに一人引っ越しして”We are the NEX Pixar”って吠え続けていたんです。結構クレイジーですよね(笑)

Pixarって、そうです!!あのトイストーリーや、モンスターズインク等で有名な3DCGアニメーション映画を製作している超大手スタジオです。

現在もディズニー子会社として、大ヒット映画を製作し続けています。

Pixarが1995年に発表したトイストーリーは、世界で初めてのフルCGアニメーション映画でした。

実は、トイストーリーPixar創業者"エドウィン・キャットマル"の20年越しの夢を実現した、歴史的に非常に価値のある作品だったのです!!

何を隠そう、Pixarこそが、CGを開発した会社なのです!!今でこそ当たり前に目にするCGは、Pixarが、エドウィンが成し遂げた夢の先に存在する未来だったです!!

Pixarの挑戦①-アイバン教授との出会いと20年越しの夢-

エドウィンの挑戦は1970年、ユタ大学でのアイバン・サザランド教授との出会いから始まります。アイバンは、VRの父とも呼ばれている超天才科学者で、世界で初めてVRヘッドマウントディスプレイを開発しただけでなく、人工知能グラフィックインターフェイス、"CG"もアイバンによる発明です。

そんなアイバンの元でCGに出会ったエドウィンは、このCGを使い映画を制作したいと夢見るようになります。

ちなみにAdobe共同創業者のジョン・ワーノックや、世界初のビデオゲーム会社ATARI創業者であり、ビデオゲームの父と呼ばれるノーラン・ブッシュネルも、アイバンの元で働いていたメンバーでした!!

Pixarの挑戦②-ジョージ・ルーカスとスティーブ・ジョブズ-

エドウィンは1979年、映画"スターウォーズ"の為にCG開発を模索していたルーカスフィルムにジョインし、ルーカスフィルム傘下"ILM"のCG部門を統括します。が、ルーカスの離婚が原因による資金不足により活動が困難になり、1986年、Appleを解任されたばかりのスティーブ・ジョブズに買収されPixarと名づけられます。

そして、スティーブ・ジョブズの元でCGの開発に専念し、1995年念願のトイストーリーが誕生したのです。

エドウィンの"CGでアニメを制作する"と言う夢は、初めはディズニーに馬鹿にされ、笑われ、全く相手にされなかったと言います。しかし、実際に制作したトイストーリーのクオリティの高さ、興行の大成功、そして何より、2006年にディズニーに買収されるという歴史が、エドウィンの夢が、努力が正しかったと証明していますよね!!

僕の夢

僕は小さい頃から母親の影響で映画が大好きでした。高校卒業後、アメリカに映画留学し、大好きな映画を超える、映画の未来をつくる事を人生の目標に設定していました。

映画の歴史とは、テクノロジーの進化の歴史でもあります。

近代映画史でVisual Innovation(映像革命)を起こしたと言われる作品です。

1985年、スターウォーズアナログでのVFXを駆使し、SF超大作を披露しました。

1993年、ジュラシックパークCG超リアルな恐竜を描き、世界に衝撃を与えました。

1995年、トイストーリー3CGDアニメという新分野を開拓し、世界中に感動を届けました。

1999年、マトリックスが、CGによるVFXを多用し、映画の世界に不可能な表現は無いと世界に知らしめました。

2009年、アバター3D映画という新分野を開拓し、臨場感を高めた映像を提供しました。

残念ながらアバター以降10年間、映画の世界に映像革命が起きていません。そして、僕はVVこそ次の手段だと確信しています。

アバターの監督、ジェームズ・キャメロンは、

もし「アバター」シリーズを作ってなく、私の創作意欲を「アバター」シリーズの制作以外に費やせるのであれば、VRに関する実験をしているだろうということです。

発言しています

彼も、次の映像革命はVR(歩き回れる映像)の中にあると信じているのです。

アイバン教授の出会い

2018年はアイバンが世界で初めてのVRヘッドマウントディスプレイを開発してから50年目"VR生誕50周年"の記念すべき年でした。そして、SIGGRAPH2018で彼の講演があり、僕はそこに参加してきました。

講演後のアイバンに"僕はVVを開発していて、世界中の人がホログラムを使える世界を実現したい"とピッチしました。(↑その時の写真です)

アイバンはとてむ優しく最後まで僕の話を聞いてくれて、"それは私がやっていない事だから、あなたが未来を作るんだよ"と仰って下さいました!!

こんな素敵な言葉を頂けてとても光栄でした。そして同時に責任も感じました。

VVは映画の未来であり、映画の未来をつくると決めた僕がやり遂げるべきミッションなんだと。

"We are the NEXT Pixar"熱い想いの込もったフレーズなんです。

バンクーバーでも、シリコンバレーでも何度もバカだと言われましたが、決して気軽に口にしていた訳ではないんです。

クレイジーだと言われても構いません。それが、僕の選んだ道なので。

一緒に未来を作れるメンバーと共に、僕は新しい挑戦に挑みます。

2019.4.9 Hiroki Koike 



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次世代メディア事業を行うHolotch株式会社のCEOで、ホログラム専門家です。
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