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【起業家必見】プロダクト未ローンチで、アメリカのTOPアクセラレーター "TechStars" に採択された話。

ホログラム民主化したいHolotch(ホロッチ)の小池です。

改めまして皆様にご報告があります。

Holotch株式会社は、アメリカのアクセラレーターTechStarsに採択されプログラムに参加致しました。それに伴い本社をアメリカに移し、日本は子会社として引き続きメンバーと共に日本で活動を継続して参ります。

新生Holotchを何卒宜しくお願い致します。

Holotchとは?

ホログラムの民主化を掲げ、誰でも簡単にホログラム(Volumetric Video=立体映像)を制作でき、また誰でも手軽にホログラムを体験できる世界を実現すべく、ホログラム配信に特化した研究開発型スタートアップです。

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※この映画のような世界が今後数年で社会実装されるべく、ホログラム配信技術の研究開発をしています。

ビジネスカンファレンスやバーチャルライブでの活用、コミュニケーションの分野での活用が見込まれています。

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※これらホログラムは事前の3Dモデリングやモーションキャプチャ等が不要な為、安価にコンテンツ配信が出来るメリットがあります。

TechStarsとは?

TechStarsはYコンビネーターと並んで紹介されるなど、スタートアップ界隈では有名なアクセラレーターです。

アクセラレーターとして約2400社に投資をし、IPO社数で1位Exit社数で2位Exit率で3位と、リスクが高く難易度が高いとされる創業初期に特化したアクセラレーターの中でも断トツで成績が良く、UberTwillioを排出したプログラムとして世界的にも高く評価されています。

特徴としては、カテゴリーや地域別に特化したプログラムを多数用意している事が挙げられ、その数は43にも上り採択率は1%だと言われています。

Holotchはその中でTechStars Musicという音楽に特化したプログラムに参加します♬

少し余談ですが、Uberへの投資では、$50K(約500万円)投資し、$250M(約250億円)のリターンを出したそうです。

僕自身、Holotchが2回目の起業なのですが、前回のカナダのスタートアップの際もTechStarsから2つのプログラムで別々に誘われていたりと、実は何かと個人的にご縁があるアクセラレーターです(笑)

その時はタイミングが悪く残念ながら参加は叶いませんでしたが😭

応募までの流れ

昨年の夏にKDDI株式会社が主催するKDDI MUGENLABO CaféというMeetUpがあり、全てはそこに参加させて頂いた事から始まります。

このMeetUpはオープンイノベーションを目的としてKDDI ∞ Laboに参画されている46社の大企業とスタートアップのマッチングイベントだったのですが、ある企業様にピッチした際、非常に興味を持って頂きました!(※ご迷惑にならないよう会社名は伏せさせて下さい)そして、まだ開発段階のため事業共創をするには時期相応かもしれないが、事業を成長させる為にTechStarsに応募してみませんか?というご提案を頂き、TechStarsへ推薦して頂ける事になりました!! 

1社10分のスピードデーティングで、運命が変わりました😍

素敵なマッチングの場をご提供して下さったKDDI様と推薦して下さった企業様の期待に応えられるよう、3ヶ月のプログラムでみっちり成長して結果に繋げていきたいと思います!!

採択までの流れ

創業以来ひたすら開発に没頭してきた為、プロダクトも未ローンチ、トラクション、売り上げの全てがゼロでした。

しかし、オリエンテーションの場でHolotchは過去に見てきた歴代スタートアップの中でトップ3に入るくらい"デモがインパクトがあった!!"との評価を頂きました!!

運が良い事に、プログラムの担当者、メンター、LP陣にホログラム市場に関係する方々が多く、技術とチーム、そしてプロダクトの方向性を正当に評価して頂く事が出来ました。

面談では、通常まず味わった事のない"異常なほどの内輪感があり"短期間に深い議論が出来たのも良かったのかもしれません。

それくらい、音楽業界の最先端はホログラムに注視しており、ホログラムが音楽市場に与える影響は大きいのだと確信しました。

もちろん各社注力しているからこそ、競争が激しく、進化のスピードも早いです。ここで勝ち切るには相当厳しい戦いになるのは間違いありません。

そんな中でも、デモとチームが評価されたのは素直に嬉しいです。

他の採択企業はトラクションが伸びている会社もあれば、設立前の会社もありました。全体的に他社も事業内容(アイディア)とメンバー重視で選ばれたのかなという印象です。参加メンバーの経歴でピッカピカな人(元G社F社A社など)が多いのには若干ビビってますw

プログラムの初期内容と感想

まだプログラムが始まって数週間ですが、本当に採択された事で未来が開けて来たと感じています。

今はメンタリング期間といって、音楽業界の方々やスタートアップ界隈の方々とのミーティングを半端ない件数行っています。

突然、「ヒロキ、8分後にプロダクトA(MAUが数億人いる某サブスク)のグローバルマーケティングの最高責任者とのメンタリング行けるか?」と行った具合にカオスな日々を過ごしております。(もちろん予定されたスケジュールはあるんですが、よくサプライズが起きますw)

誰と話したかよりも、何を得たのか?の方が重要なので、8分間で超集中してプレゼンASKを準備します。

このASKが非常に重要で、僕たちはメンタリングはNOと言われ続ける練習だと言われています。

NOと言われますが、何故NOなのか、何がNGなのか、どうすればYESになるのか?が聞けるのです。そして、YESになる過程をプロダクト期間中にアップデートし続け、タイミングをみて再アプローチが可能なのです。

この握りをする為に、ASKの精度が非常に重要になってきます。

基本的に、彼らはスタートアップの立場になってメンタリングを行ってくれていて、大袈裟に言うと、大企業の代表としてではなく、スタートアップの代理として大企業を調整してくれるようなイメージで、本当にASKを真剣に捉えて下さいます。

最後に

コロナ禍でオンラインでのプレゼンスの高め方に注目が集まっていて、本当に面白いくらいホログラムの必要性に共感を頂けるようになってきました!!

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本当にこの景色だけを見ています。

クレイジーに思われるかもしれませんが、真剣にイノベーティブな未来を開拓しています!!

・開発エンジニア(フロント・バックエンド、iOS 、XRエンジニア、3DCGエンジニア、Unityクリエーター、Deep Learningエンジニアなど)
・ビジネス開拓
・ホログラムのソフトを使ってみたい
・デモを体験してみたい

などなど、ご興味のある方、是非お気軽に下記よりご連絡下さい:)

特にバックエンド(AWS)iOSエンジニア急務募集しております。

その他の

お問い合わせはこちら。

ありがとうございます。

2021.3.15

Hiroki Koike