非日常的な風景
非日常的な風景が好きです。
といっても、「見たことのない絶景」とか「ありえない景色」とかではなく、いつも見慣れてる場所だけど、いつもと違って見える風景、とでもいうのだろうか。そういうのが子供の頃から好きでした。
例えば、休日の昼間のオフィス街とか好きです。平日の昼間ならたくさんのサラリーマンが行き来していて、昼休み時間とかだとお弁当を売る屋台とかが出ていてとても賑やかなのに、休日だと人もまばらで店も閉まっているところも多く、とても無機質な感じがしていて、ちょっとドキドキするような感覚。伝わりますかね(笑)
同じように、深夜の交差点もかなり好きです。普段なら立ち止まれない交通量の多い交差点が、深夜ともなれば通る人もおらず、車も来ない。ただ信号だけが動いているような。
よく、子供が台風が来るとドキドキわくわくする、という感覚に似てるのかもしれないです。日常と非日常の境目のような、いつも見慣れてるのに、一瞬どこにいるか分からなくなるような、そんな感じ。
今回のコロナ禍で皆外出を控えていた頃、結構あったと思うんですよね、そういう風景。残念ながら見に行くわけにも行かず、たまにTVとかで駅に人が疎ら、とか商店街に人がいない、とかいうのを映しているのをみて我慢してました(笑)
今日も深夜にコンビニに行き、駅前の閑散とした「ちょっとした非日常的な風景」に癒されて、無事に週末を迎えられそうです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?