無料は自由だ ― 無料の案件でも受ける理由とは…

　結論から申せば、グラレコはもっと当たり前になる⇒グラレコの案件が増える⇒グラレコ業界が豊かになる⇒実践希望者が増える⇒描く人が増える⇒教える人が増える⇒教える人を教える人が必要になる⇒私の知見が活かせる、というビジネスの流れが見えているからです。

ノーアポでイベントに参加し勝手にグラレコしています

無料でもグラレコしてしまう理由

　当然食っていくためには適正な料金をいただくべきだと考えます。イラストの価格の低さについてはために問題になっていますよね。
　しかしながら、以下の３つに資するものは無料でも請けます。自分の収入ももちろん大事ですがそれよりは業界が健全に成長することが大事だと思っています。

1. イノベーターを応援（伴走）したい

2. グラレコはまだまだ認知されるべき

3. 新しい分野が学べる

イノベータの伴走者になる

　グラレコをするきっかけになったのは、新商品や新サービスを企画する仕事での対話や議論を何とかしたかったから。新しいものを産むということは大事なことだと考えます。

ドラレコはもっと知られるべき（笑）

　「ドラレコって何ですか？」と未だに言われます（笑）。グラレコが当たり前の世界にしたいと思っています。
　VUCAの時代、先が読めない時代だと言われます。副業（複業、福業）をされている人は分かると思いますが、異文化コミュニケーションが当たり前になります。それにはコスト（時間と金）がかかります。
　グラフィックレコーディング、ビジュアルファシリテーションのスキルはそんな中では必要とされるものになると考えています。その認知を向上させることは先に始めたものの使命です。

オンリーワンになるためには新しい分野に先に行く

　また、グラフィックレコーダーは市場（パイ）を食い合う存在ではないと思います。それぞれがそれぞれの得意分野で活躍する。オンリーワンになる。
　オンリーワンになるためにはある分野に特化することが必要です。ある分野に特化するためのひとつ確実な方法は一番先にその分野の入ってしまうことだと思っています。

グラレコはもっと当たり前になるべき

グラレコを当たり前に

　グラレコをするとすごいと言って思考停止する方がいらっしゃいます。ある意味嬉しいのですがある意味悲しく思います。
　グラレコの価値とはそれを見た人の行動変容。思考停止していてはそれはなされません。
　対話や議論を見える化する、対話や議論が活性化する、後から見た人の行動変容が促される。これが正しい活用方法。
　グラレコが当たり前の世の中にする。これが変えるんのミッションです。