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問題解決で大切にしたいのは見映えよりも他者の視座を理解すること ― グラレコ楽描術 #問題解決

 自分のミッションは問題解決。グラフィックレコーディング、グラレコはその手段だと思っています。

会議や打ち合わせから逃げられない

 会社。自治会。理事会。非効率な会議や打ち合わせ。
 会社であれば命令されてイヤイヤ参加。自治会に至っては何らかの理由を付してそもそも参加すら拒否。
 このマインドはあらゆるところの非効率ややる気の無さの元凶ではないでしょうか。日本における失われた20、30年。これらに無関係とはいえないと考えます。
 とは言え会議や打ち合わせがなしに済ませられるでしょうか。否。人はひとりでは生きられない。協働せざるをえない。故に会議や打ち合わせから逃げることはできません。

会議や打ち合わせに銀の弾丸はない

 会議や打ち合わせを良くする方法。これに銀の弾丸、単純な処方箋はありません。もしあるなら、前項で示す状況は発生していないはず。図書館で「会議」「打ち合わせ」などで検索すると書籍も大量に出てきます。つまるところ、決定的によくする方法はないと言うことなのだと理解しています。

他者の視座を理解する

根本的な問題は他者を理解しないこと

 打ち合わせや会議でよくありがちなこと。それは自分の意見の主張にとどまってしまうこと。他者からの反論を想定せずに一方的に語ってしまうことです。

ロジカルシンキングは納得するためにある

 ロジカルシンキング。その目的は目的は納得するため。論理的に説明をすることで納得に導く。ツールやフレームワークに目を奪われがちですが、この基本にもとづいて論を組み立てなければ反論される。あっけなく説明は却下されるだけです。

他者を理解することでロジカルシンキングが機能する

 ではどうするのか。それは他者を理解することです。自分と他者の視座の違いを理解する。

見映えよりも他者の視座を理解するために絵をかく

 お互いに何を論拠にしているのか。そもそも目的は共通なのか。異なっているのか。その違いは何か。違いは埋めるのか。それとも説得するのか。譲歩するのか。

かくことで一目瞭然となる

 視座の乖離があるとき。口頭でやりとりをする。空中戦ともいいます。これが一番まずい。効率がよくない。
 かくことが大事だと思っています。それこそ一目瞭然です。そこで大事なのは他者の意見について自分の理解をかく。それを相手に見せるということです。
 比較表にまとめる。そういう人もいます。比較表とは比較項目が明確になっているから作れるもの。何かもめているときはそもそもその比較項目が不明確。

カッコつけずにとにかくかこう

 とにかく話してなんとか説得しようとする人がいます。面倒くさがらずにかく。下手だと思われるのが嫌だと言い訳をする人がいます。それもナンセンス。

マインドセットを変えるグラレコ講座

 私のグラレコ講座の特徴。それはマインドセットを変えることです。目的は問題解決。それを阻害する考え方、マインドセットを変えてもらうような内容です。是非一緒に学びましょう。

楽描きが世に浸透するための研究のための原資として大切に使います。皆様からの応援をお待ち申し上げます。