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見える化が必要なのは立場が変われば見えるものが異なることを相互に理解するため ― グラレコ楽描術

 見える化。その本質は何なのか。グラフィックレコーディング、グラレコ。ファシリテーショングラフィック、ビジュアルファシリテーション。これらについて考えています。

他者との関係なしに生きていけない

 言うまでもないことですが、生きていくためには何らかのカタチで他者と関係を持たなければなりません。
 ニートで引きこもっているから他者と関係がない。そんなことはありません。少なくても食事はしているのではないでしょうか。それも他者が生産した何かを。つまるところ何の関係も持たないということはないのです。

分業しているから立場が異なる

 人は根本的にわかり合えない。私はそう考えています。

立場が異なれば見えるものが異なる:人はそもそもわかり合えないを前提にする

 分業しているから立場が異なります。立場が異なると見えているものが異なります。原理的に他者を理解するといういうことは有りえません。故にわかり合えない。
 人間であるいじょう必ずわかりあえる。これを出発点に考えていることがそもそも無理なのだと思っています。これが引きこもりなどのコニュニケーション不全の原因だと思っています。
 人はそもそもわかりあえない。わかりあうための不断の努力をお互いにする。スタート地点をそこにおく。そこからコミュニケーションが立ち上がるのだと思います。

グラレコを学び実践するということはコミュニケーションを諦めないということ

 グラレコを学び、コミュニケーションに対して不断の努力を行う。このための学びについてデザインしています。皆さんと共に学べることを切に願います。




楽描きが世に浸透するための研究のための原資として大切に使います。皆様からの応援をお待ち申し上げます。