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グラレコでの図解要素を最小化する ― 球、円すい、アイソメ図 ― グラレコ道場

手がきの図解。できるだけ少ない要素に絞ることが有利だと考えています。


ライブドローイングで大事なのは速度

ライブドローイング。その時その場でかく。大事なのは速度です。
授業でノートをとっていたと思います。その時、先生がノートの書き取りが終わるまで待ってくれていませんでしたか。つまり、音声言語の伝達速度に比べて手がきの速度は圧倒的に後者が遅いのです。
音声言語に近い速度でかく。これがライブドローイングで大事なことです。

図解の見た目をよくするには立体的にかく

速度も大事なのですがここで一旦寄り道します。それは見た目。
図解の見た目を良くするにはどうするのか。それは立体的にかくことです。
図解を立体的にかく意味。それは文字と絵や図解をひと目で見分けられること。視認性が高くなります。

図解の要素はたった3つでよい

図解の速度を上げる。そのためにはかく要素を減らすことが有利です。
図解の要素。それはたった3つでよいのです。

  • 円すい

  • アイソメ図による立方体や長方体

図解の要素は、球、円すい、アイソメ図(による立方体、長方体)

組み合わせや変形で大抵のことは表せる

3つの要素。球、円すい、アイソメ図。これらの組み合わせ。変形。これらで大抵のことは表現できます。
球と円すいの組み合わせ。これはヒト、前方後円墳さんになります。
アイソメ図による立方体。これは装置や建物に見えます。また、装置を転じて機能、建物を転じて組織に見立てることも可能です。
長方体の厚みを変える。薄くすると書類や本。もっと薄くすると紙、画面。

速度を上げたいのならば脳の参照領域を減らす

かく速度を上げる。考えると遅くなります。思考を減らす。そのためには要素を減らせばよいのです。
球、円すい、アイソメ図による立方体や長方体。これらの組み合わせ。変形。見立てることで様々な図解が可能です。

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