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グラレコ道場の教材「おのれをしるのじゃ」を紹介します - グラレコ道場とは?子どもたちにグラフィックレコーディングを教えるWebアプリケーション

グラフィックレコーディング(グラレコ)とは、会話や議論を絵や文字で見える化する技術です。グラレコは、聴く力や理解力、表現力、創造力などの能力を高めることができます。また、学習やコミュニケーションの楽しさややりがいを感じることができます。


グラレコ道場とは、グラレコの技術を子どもたちに教えるWebアプリケーションです。⁶[6]⁷[7]グラレコ道場は、ティーンエイジャー向けのグラレコ学習用のWebアプリケーションの概要を説明しています。この教材は、グラレコの基本から応用まで、楽しくわかりやすく教えてくれる「楽描人カエルン」さんが監修しています。

この記事では、グラレコ道場の教材の一部である「おのれをしるのじゃ」の章を紹介します。「おのれをしるのじゃ」の章では、グラレコのレベルを確認したり、他の人のグラレコを参考にしたり、オンライン講座の内容から学ぶためのコツなどを紹介しています。この章は、以下の3つのトレーニングで構成されています。

  • グラレコ検定

  • 他者から学ぶ

  • ポートフォリオをつくる

グラレコ検定

グラレコ検定とは、グラレコがどれだけ上達したのかを知る方法です。グラレコ検定をやって自分の能力を測定できます。グラレコ検定では、お手本を制限時間内にすべてそのままかきます。かくのに慣れていないと雑になったり、書き残しをしたりします。かいた絵を見て、全体のバランスや揃え方、線のひき方、塗り方などをチェックします。このトレーニングは、グラレコのスピードや正確さを向上させるのに役立ちます。

グラレコ検定の具体的な手順は以下のとおりです。

  • 可能であれば知り合いや友達と一緒に行います

  • お手本と文房具(マーカーペン、紙)を用意します

  • お手本と紙を並べます

  • 制限時間を計ります

  • お手本にかいてあるものを制限時間内にすべてかききります

    • どれだけ雑になってもよいのでお手本のすべての要素をかききります

  • かいている間は広角を上げて笑顔でいます

  • かいている間は一緒にいる人がいれば会話を続けます

  • 制限時間切れのタイミングでかき終えるようにします

グラレコ検定のお手本は以下のとおりです。

グラレコ検定のお手本

他者から学ぶ

他者から学ぶとは、他の人のグラレコの作品を見る/まねる/評価する/フィードバックすることです。他者から学ぶことで、自分のグラレコのスキルを高めることができます。他者から学ぶことで、自分の作品の改善点や参考になる点を発見したり、絵のかき方や構成のコツを自然に覚えたり、グラレコの作品の良し悪しを客観的に見る力を養ったりできます。

他者から学ぶことは、グラレコのスキルを高めるために欠かせないプロセスです。他の人のグラレコの作品に興味があるなら、ぜひ他者の作品を見る/まねる/評価する/フィードバックすることをお試しください。

他者から学ぶトレーニングのお手本は以下のとおりです。

試行錯誤する、他者をまねる

ポートフォリオをつくる

ポートフォリオとは、かいたものをかいた日付を記録して見比べられるようにしておくことです。ポートフォリオは、自分の成長の記録にもなります。ポートフォリオを作ることで、以下のようなメリットがあります。

  • 自分のモチベーションの維持向上に役立ちます。試行錯誤することでグラレコの能力は向上します。一方、成長を実感することは困難です。ポートフォリオを定期的に見直すことでどこがどのように良くなっているのかを客観的に把握できます。

  • 一緒に学ぶ仲間と見せ合うことで能力を高め合うことに役立ちます。グラレコは複数のスキルが必要です。たくさんの人がいればそのスキルの能力はバラバラになります。自分が弱いところを自覚する。他者の強いところを真似て自分のものにする。他者の作品を見ることは自分の成長に繋がります。

ポートフォリオを作ることは、グラレコのスキルを高めるのに役立ちます。また、他者貢献にもなり自尊心の向上にも役立ちます。

ポートフォリオで成長する

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