見出し画像

グラレコをかくひとの4つの「よ」力 ― ①予備、②予見、③要約、④余力 ― グラレコ楽描術

 グラフィックレコーディング、グラレコ。4つの「よ」力が大事だと考えています。

アイコンがかければよいわけではない

 アイコンをたくさん覚えてかけるようになる。これだけでグラレコが上達する訳ではないです。
 4つの「よ」力が大事だと考えています。

4つの「よ」力

予備力(予め備える)

 まず必要なのは予備力。予め備えることです。
 かく対象に対して理解する。かく分野に関係する書籍を5冊程度読んでおく。
 場所、時間、状況、雰囲気。これらを一度でも良いから経験しておくなどです。

予見力(予め見る)

 次に必要なのは予見力。予測することです。
 かく分野に関する知識を得ておく。登壇者、参加者の立場を理解し、その人達が見ている世界を見る。
 イベントの前に登壇者、参加者の観点で見るシミュレーションをする。予想しておきます。

要約力(要点を拾う)

 要約力。要点を拾うということです。
 要点を拾うのに大事なことは何でしょうか。それはかこうとする分野の価値観。優先順位を把握しておきます。
 イベントの前に文献などで調べておく。できればその分野の人の話をきく。できれば直接質問したり会話しておくと良いです。

余力(余裕を持って望む)

 余力。余裕を持って望むということです。
 グラレコをしているといろいろな問題に直面します。時間が足りない。道具の調子が悪い。キーワードを取りこぼした。などなど。
 悪いことが起こった場合。それを引きずってしまう。それによりパフォーマンスが出せないという自体に陥ります。
 イベントの前にリラックスする。開き直る。とにかく心の余裕を持つようにします。

メンタル面も学べます

 グラレコ講座を開催しています。テクニカルなことも重要です。一方、メンタル面でのケアも大切。プロとしてやっていくならなおさらです。
 私は経験がある方だと思います。グラフィックレコーダーをもっとふやす。そのためにもメンタル面についても皆様にお伝えできればと思っております。

楽描きが世に浸透するための研究のための原資として大切に使います。皆様からの応援をお待ち申し上げます。