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グラレコとプロジェクトマネジメント ― #カエルンの楽描術

 グラレコをはじめるキッカケ。これは実はプロジェクトマネジメントの効率化がキッカケなのです。

プロジェクトは必ず問題を抱える

 プロジェクトは必ず問題を抱えます。
 心理学者であるアルフレッド=アドラー。全ての問題は人間関係であると言ったそうです。これはプロジェクト・マネジメントでも同様です。
 ある程度の能力がある人が一人で行う分には問題は起こりません。様々なスキル・ノウハウの人が集まる。ある一定期間活動する。何らかの結果を出す。これをプロジェクトと言います。プロジェクトは必ず何らかの問題を抱えます。
 なぜならコミュニケーションが必ず必要になるからです。コミュニケーションはかならず問題をかかえます。それは人間関係だからです。

他の人の見えているもの/いないものの見える化

グラレコすることでプロジェクト・マネジメントの効率化になる

 グラレコはプロジェクト・マネジメントで必須のスキルです。他の人の見えているもの/いないものが見える化されるからです。
 よくある勘違いは他の人の見えるもの/見えていないものをかくのではないのです。自分の認識をそのままかく。それを相手に見せる。これが見える化の本質です。

自分の見えているものをひたすらかく

 何をすれば良いのか。それは自分の認識をひたすらかいていく。その時・その場でかいていく。そしてそれを相手に確認してもらう。
 わからないと言われたら別の絵をかく。間違っていると言われたらどこが違うのか指摘してもらう。
 メンバの考えていることを合せましょう。会議術の本なのではざっくりとこれがかかれています。しかし、これでは何をしたら良いのかわかりませんね。
 とにかくかける人が他の人に言われたことをかく。自分が調べたことをかく。それをひたすら他の人に確認してもらう。間違いを指摘してもらう。新しい考えを提示してもらう。そしてそれをかく。さらにそれを確認・訂正してもらう。

楽に楽しくかけるとよい

 プロジェクト・マネジメントではグラレコを当たり前にする。グラレコをかくことを当たり前にする。そのためには《らく》に楽|たのしくかく
 私の役割は皆さんに《らく》に楽|たのしくかくを皆さんができるようにお伝えすることだと思っています。

楽描きが世に浸透するための研究のための原資として大切に使います。皆様からの応援をお待ち申し上げます。