格安宿を少しでも快適にする工夫
当たり前かもしれませんが、格安宿はそれなりの理由があります。
なので、「宿に行ったらグッズが揃ってるからいいよね。」
という認識で行くと結構まずいので、あったら確実便利という話をしようと思います。
格安宿へは荷物の準備と心の準備が必要です!
ここでの「格安宿」とは、元々の値段設定が安く、いい宿をSALEだらから安くしてますの宿とは違いますのでご了承ください......。
ちなみに、ここでは主にフランスでの話です。
困った第一位
シャワー室にグッズ置き場がない!
ピンとこないかもしれませんが、これはめっちゃ困る。
当然ながら立ってシャワーするのですが、シャンプーや石鹸の置き場って自分の足元に置くほかないのです。
「足元に置いとけばいいじゃん。」
と、思うかもですが これが超めんどくさい。
理由
➀自分がジャージャー流してるお湯にひたすらシャンプーなどのグッズが濡れる。
②クソ狭いシャワー室で身動きがムズい。ましてや「かがむ」行為そのものが苦痛
この「置き場」が設置されていない率95%
だから、こういったグッズが大変助かります。
壁に吸盤でペタっと目線の高さにでも貼り付けておけば快適にシャンプーが使えるというわけです。
日本だと、当たり前にシャンプーを置いたり、タオルを引っ掛けたりできるので、この吸盤の重要性がピンとこないかもしれません。
だって日本の銭湯や、宿で「置き場」がないところなんか見たことがないですもんね。
吸盤だけ100均で買って、穴に輪ゴムを通してシャンプー本体にグルグル巻いて、壁にくっ付けておく。
という方法でも代用できます!
初心者には衝撃的すぎる
困った第二位
タオルが臭い!
これは、「臭いので替えてくださいプリーズ」といっても100%無駄なのであきらめる、というか例え変えてくれても全部同じ可能性が90%です。
タオル臭い問題もそうですが、そもそも洗濯がきれいにしてるかどうかも怪しいです。
どうにも困ったときは使いますが、自前のタオルを用意しておくのがいいです。しかもバスタオルは持ってきちゃダメですね。
大きくて邪魔だから。
浴用タオルがいちばんです。
すぐ乾くし、荷物を軽量化するのがいちばんなのでかさばらない浴用タオルが一番です。
ちなみに私の髪の長さはまあまあ長いのですが
充分拭き取れます。
最近は、自宅でも浴用タオルです。
すぐ乾くし取り替えるのが億劫になりません。
そして
寝るときの枕ですが、そのままだと気味悪いので、タオル2枚持参のうち1枚を敷いて寝ます。
1枚ぐらい速乾性に優れてるタオルがあると超便利です。
チェックアウトの時間には「乾いてる!」という状態が理想です。
でも、半乾き状態だったら、リュックの後ろにぶら下げて移動すればOK!
第3位
紐とクリップ
とにかく旅をするには軽量化が必須です。
なので、旅先では洗濯をしながら服や下着を着まわします。
紐とクリップは洗濯を干すときに
部屋の中に紐を渡らせて物干しざおのように使います。
クリップがあれば
靴下とかちょっとつまんで、外にぶら下げることも
できるし、優秀なグッズたちです。
持ち物一例<冬>
ヒートテック2枚
下着上下2枚づつ
靴下・タイツ 1~2枚
浴用タオル2枚
着替え上2枚
着替え下1枚
バッテリーなどの電子機器類
洗面道具ポーチ1個
メイク道具ポーチ1個
スリッパ
一週間程度の旅だとして、下着類はその日にシャワー室で洗濯します。
わざわざ洗濯グッズとして売ってるものは買わず、確実にかさばらないクリップと紐を使って洗濯物を快適に干しましょう!
忘れてならないのが
第4位
室内履き
格安宿は、部屋に「スリッパ」など用意されていません。
かといって、ごっつい靴だったらそのまま室内で履いてるのは不便なのでビーチサンダルや、スリッパなどがあれと便利です。
サンダルの裏に付いたゴミを掃除するのも怖いので、裏はつるつるした材質で掃除しやすく、ぺっちゃんこになって持ち運びに便利なものがいい。
こんな感じのスリッパか、飛行機の使い捨てスリッパを持ってきておくのもいいですね。
かかとが付いてる靴下式はけっこうめんどいですね。
一瞬でも、脱ぐときに手を使うとになりますから.........。
究極のめんどくさがり
着脱がらくちんなのが使い勝手が良いです。
それと、
ほとんどの旅をこれ1足で過ごした娘が愛用していたキーンのサンダル。
真夏は素足のまま水にも浸かれるし、冬は靴下を着すればOKのオールマイティーサンダル。
これだと、室内でもスリッパがわりにペタペタと楽ちんです。
ちなみみこれは2月です。
ニースは、2月だというのに泳いでる人もいました。
ぺっちゃんこ収納できて、かさばらないのもポイントが高い。
海岸通りはこれぞ高級リゾートホテル!
という絵に書いたようなホテルが並んでいますが、予算があまりない人にとっては、相当気合を入れない限り足が向きませんよね。
ニースの景色と空気を一度味わってみたい。という場合は
宿と交通費を抑えていくのもアリですよね。
私自身が、お金はないけどあっちこっち見てみたい派なので、格安宿はありがたいです。
ニースの海は砂浜ではなく、石なのが特徴。
お隣のカンヌでは砂なのに不思議です。
こういうちょっとしたことでも
聞いた話ではなく、実際自分の目で見てみたいですもんね。
格安宿の中でも大当たりと大ハズレがあるので一概に値段だけでは判断できませんが、いまでも忘れない大ハズレな宿はダニがいそうな布団だったときです。
あの時だけは、「3倍のお金払うから宿かえてぇぇぇぇ!」
とホンキで思いました。
思っただけで、ダニ除けスプレーを背中にお互い塗りたくって
ガマンして寝ましたが.......。笑
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?