見出し画像

南仏プロヴァンスのマルシェで2€のPizzaを食す!手作りが強み


みなさま、こんにちは!

いつもnoteをご覧いただきありがとうございます。

昨日のnoteでは南仏プロヴァンスの街アプトで食べたBIOのガレットと、フランスのテーブルセッティングについてお話しました。

今日も同じアプトのマルシェのお話です。

人生最安値で最高のpizzaに出会いました。

画像1

画像2

このpizzaもマルシェの開催日の土曜日に売りに着ているpizza屋さんです。

写真のお父さんと息子さんで売りに来ていました。

お値段なんとたった2€です。もちろん自分でこねた生地を延ばして車にセットされた窯で焼き上げる本格派です。

既製のピザ型のパン生地なんて使っていません!

フランスはチーズがちゃんと美味しくって、見た目がシンプルですが食材そのものがホンモノなので染みわたるウマさなのです。

誰でも手軽に食べられる庶民の強い味方です。

ひたすら窯で焼いては焼けた枚数をアツアツのうちに完売してしまうので、なおさら良い循環でおいしく食べることができます。

籐のお買い物カゴはおじさんの手作り

画像3

ぎりぎりまで買うかどうか迷いまくって結局止めた買い物カゴです。おじさんごめんなさい(;´Д`)

お値段も20€前後と、申し訳ないほどに今思うとめちゃくちゃ安いのですが、この立体的なカゴを日本まで持って帰ることを考えたら荷物になると思い諦めてしまいました。

この買い物カゴに心惹かれたのは、店主のおじさんが直接自分で編んでるからでした。

モノを作るまでのストーリーが見えるとか、作ってる人が作業工程を説明してくれるのってそれを聞いただけで価値があるとおもっちゃうのです。

こういのに弱い。

固い籐を編み込んだり作業をしている指先は色が染まってガサガサになっていました。同じカゴだけど手作りだから少しづつ違うの魅力的でした。

職人さんがモノを作って売ってる。というスタイルをフランスではよく見かけました。魂がこもった作品とその情熱に心動かされちゃうタイプです。

ジャムやはちみつのお店

画像4

アプトのマルシェでは、こんな小規模のはちみつやジャムのお店もたくさんあります。

私は栗のジャムを買いました。粒が少し残っていてドロッとしています。ここで買った商品も手作りで、保存料とか入ってないとのことでした。

大量生産の商品はどうしても余計なものが入ってることが多いのですが、個人のお店はこういったことが強みです。

手間がかかる割には、きっと利益もあまりないかもしれませんが、愛着を持って作業してる話を聞くとまた感心してしまうのです。

画像5

のんびり、まったりバザーのような商売っ気のないのどかな雰囲気がとってもすき。

カドネ村からアプトまではバスで約1時間

画像6

カドネ村からアプトまでは野を越え山を越え、途中険しい道を通っていきました。

このバスも本数が少ないので、だいたい他の村へ遊びにいくと時間が足りないか大幅に余るかしてしまい、カフェで時間をつぶしたりします。

今回もアプトでカフェを探して入りました。

雑貨屋さんのようですがカフェです。

画像7

このカフェに中二階があって、私たちはこの席でお茶することに。

貸し切りでした。

椅子もテーブルもバラバラ。なのに統一感を出せるこのセンスはなんかすごい。

画像8

この日はちょうど石鹸づくりのイベントをしていました。

私たちはこの2階から下の様子を眺めたりしていました。先生と教わる生徒さんの関係や、日本の様子とは違うので面白かったです。

石鹸に紐を埋め込んだりして楽しそうに作っているのですが、本当にみんなポジティブなところがいい!

ついきれいに見栄えよく作ろう!なんて思いがちですが、そこらへんからすでに考えが違うよう、人の作品なども気にせず我が道をゆく。

良くいうと、独創的で大胆

悪くいうと、適当

だけど、にくたらしいほどにマネできない可愛さなのです♡

オリジナリティあふれる味のある石鹸が出来上がっていました。私なんかが適当にやったとしたらただのザツなへんてこりんな作品になってしまう。

お店だって、内装があっちこっち剥がれたり掃除が行き届いてないのが目立ちます。だけどそれが完璧じゃないかわいさなんですよね。

日本だったらどうでしょう。

営業前にチェックされて細かく指示されてきれいすぎるぐらい完璧に仕上げるけど、ゆるゆるなフランスだからこそカワイイ、素敵、センスあるーということに繋がってるんじゃないか?と勝手に思ってます。

・・・

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました('ω')ノ

たくさんの「スキ」♡をいつもありがとうございます。

また明日!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?