見出し画像

「読み聞かせ」から「読み聞き」へ変えてみた。

 娘の小学校で読み聞かせやってます。
 今日は娘のクラス、自分は今年度最後の読み聞かせということもあり、ちょっとチャレンジしてみました。
 それは・・・

「読み聞かせ」しない。

 最初に子ども達に向かって、
 オレ:「今日は、読み聞かせしません!」
 子ども達:「は? なにを言ってんのこの人・・・」
 オレ:「今日は、本を使ってみんなからいろいろ聞きます!」
 ということで、

・STEM 工作でわかるモノのしくみ
・1日10分でぢずをおぼえる絵本

の2冊を使って子ども達からいろいろ聞かせてもらいました。

 STEM・・・では、トンネルはなぜ丸いか?、飛行機が飛ぶのは?塩水で卵は浮かぶ?インターネットはどうやってつながる?等のお題から子ども達からいろんな意見を出してもらいました。
 まあ、出るわ出るわ、え?よく知ってるなという内容から、オモシロ回答、その観点はなかったなーという意見がたくさん。

 1日10分で・・・では、長野県について知ってる事ある?から子ども達も頭フル回転で回答。自分からも長野では「イナゴ」とか「ハチの子」食べるんだよーの地元ネタに、子ども達は「ぎゃー、やだー、きもちわりー」の大合唱。
 あっという間に10分ちょっとの持ち時間は過ぎて「読み・聞き」は終了。

 自分がずーっと読んで子ども達の表情から反応を感じるのもいいですが、本をネタに子ども達から自由な意見を直接聞くのもこれまた楽しい。
 自分が勉強になりましたね。

でも、一番勉強になったのは、娘からのフィードバックです。
 帰ってから娘に、
 「パパ、インターネットのところ説明がいまいちでみんな???だったよ」とキビシー一言。
 自分の専門分野なのに・・・。

 データを宅配便の荷物に例えて、大量の荷物(データ)が流れているのを説明してみたんだけどなあ。
 わかりやすく教えるって難しい。日々勉強です。
 それでも、全体的にはわかりやすかったとのコメントを娘から頂戴し、やる気が出た父でした。

 我が子からのフィードバック。シンプルかつ的確で最高の先生です。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?