ソードワールド2.5リプレイ《空の麓》キャンペーン 第一話「冒険の始まり」後編

はじめに

この記事は2019/12/7に行われた「ソードワールド2.5(グループSNEのTRPG)」のセッションログを再編集したリプレイです。
読みやすくするため、実際のセッションログを少しだけ脚色したり、発言順序を整理したりしています。

本作は、「グループSNE」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ソード・ワールド2.0/2.5』の、二次創作です。

0.これまでのあらすじ(プリプレイ)

 セッション開始前、ちょっとした事情があって前回参加してくれたプレイヤーの一人が卓から外れることになった。
 その結果、ひとまず今回はGMの操るNPCをシナリオに同行させ、欠けた枠を補うことにした。

 セッション導入部では、冒険者達は冒険者ギルド《空の麓》に到着した翌日ということになっており、ギルドマスターを務めるドワーフの老女からギルドへの入門試験について伝えられる前、ということになっている。

1.入門試験

GM:◆前回までのあらすじ◆
アルフレイム大陸北西部、ドーデン地方にやってきた冒険者たち。
しかし、首都《キングスフォール》の冒険者ギルド《鋼の車輪》には入れず、代わりに遠く離れた田舎町《ヒスイドラ》にある冒険者ギルド《空の麓》を紹介されてしまう。
運良く町に辿り着いた冒険者だったが、今度はギルドマスターを務めるドワーフの老女、ジムレドから入門試験を課すことを告げられてしまう……!

GM:◆描写◆
《ヒスイドラ》の町に陽が昇る。冒険者達はギルドマスターのジムレドから1階のギルドホールに召集を受けた。
ギルドの空き部屋のベッドはよく干された柔らかい藁を袋状のシーツで包んだもので、冒険者達は長旅の疲れを取ることができた。
ギルドホールの暖炉には大きな鍋が置かれ、ジムレドの作った野菜スープが湯気を立てている。

フルモニク:「いやぁー、英雄譚とかって後の人間が勝手に内容脚色するから、場所や語り部によってバラバラなんだよね」

画像1

絵:くれないさん

キャラクター:フルモニク/女性/22歳
プレイヤー:くれない
種族:グラスランナー
技能:バードLv3/スカウトLv1/セージLv1/ライダーLv2

戦闘特技:特殊楽器習熟、終律増強
装備:明音のフルート(楽器)

概要
陽気で明るいグラスランナーの吟遊詩人(バード)。
「楽して大儲け」を信条とし、その為に広汎な見識を併せ持つ。
探索に役立つ斥候(スカウト)と賢者(セージ)の技能を持っており、宝探しのスペシャリストと言える。
「うま」という騎馬や二足歩行の大型爬虫類”ダウレス”を従え、呪歌や終律で支援から火力を担当するアタッカーまでこなせる器用なキャラクター。

キア:「複数人の活躍を一人にまとめているケースもあるって聞きました」

キア

絵:幽月こん@kon_yus様

キャラクター:キア・コレット/女性/15歳
プレイヤー:侘助
種族:リカント(アライグマ)
技能:シューターLv3/マギテックLv1/スカウトLv1/セージLv1
能力値ボーナス:器用3/敏捷2/筋力2/生命1/知力3/精神1
戦闘特技:ターゲッティング、武器習熟A:ガン
装備:トラドール(銃)、ハードレザー(革鎧)

概要
礼儀正しくも好奇心旺盛なアライグマのリカント。
手先の器用さを活かし、両手持ちのガン(銃)で遠方の敵を狙い撃つ射手。
失われた前時代の技術、”魔動機術(マギテック)”を学んだ魔動技師であり斥候と賢者の技能も身につけている。
探索から戦闘までオールラウンドにこなせるバランスの良さを持つ。

フルモニク:「よく知られてる英雄譚が、実は組織的活動だった痕跡が発見された!とかまぁよく聞く話だもんね」
フルモニク:「東方のほうだと、過去の著名人が実はかわいい女の子だったみたいな結構無理のある設定変更が流行ってて色んな古典が汚染されてる」

カナリカ:「そうなのかい?後世の人に誤解を生んでしまいそうだけど……いいのかな?」

画像14

絵:滑朗さん

キャラクター:カナリカ/女性/20歳
プレイヤー:滑朗
種族:ルーンフォーク
技能:フェンサーLv3/コンジャラーLv2/ライダーLv1
能力値ボーナス:器用3/敏捷3/筋力3/生命3/知力3/精神1
戦闘特技:魔法拡大/数、魔力激
装備:サーベル(片手剣)、ソフトレザー(革鎧)

概要
クールで落ち着いた、ルーンフォークの軽戦士(フェンサー)。
同性である女性に対して甘い言葉を囁くが、本人的には挨拶感覚のようだ。
片手剣を軽やかに操り、もう片方の手で魔動バイクを操縦する。
攻撃からサポートまで広範囲にカバーする”操霊魔法”も身につけており、戦闘面では隙のないキャラクター。ただし、探索はあまり得意ではない。

イズール:「まぁ、吟遊詩人にとって聞き手の流行は無視できないだろう。メシの種だもんな」

イズール

絵:シロクニさん

キャラクター名:イズール・ローランド/男性/18歳
プレイヤー:シロクニ
種族:リカント(イタチ)
技能:フェンサーLv3/スカウトLv2/エンハンサーLv1

戦闘特技:囮攻撃、かいくぐり
装備:ジャベリン(槍/投槍)、バックラー(回避用盾)、
ソフトレザー(革鎧)

概要
俊敏な身のこなしが持ち味の、イタチのリカント。斥候を得意とする。
パーティ随一の回避率を誇り、片手槍で鋭い一撃を繰り出すことができる。また、呼吸法によって自身の身体能力を底上げする。
大振りな攻撃で相手を追い立て、続く味方の攻撃を当てやすくする技を扱うなど、戦闘に於いては渋い立ち回りを見せる。

キア:「キルヒア様のように、男性とも女性とも語られる神様もそういった後世の脚色によるものだったりもするのでしょうか……うむむ」*興味深そうに聞いている
カナリカ:「ふぅーん……」何か意見をするわけでもなく、相槌を打ったりして聞いている

フルモニク:「なんでまぁ、ワタシたちの冒険がなんかあって後世に残った場合、変な語られ方をされる可能性は高い
カナリカ:「そうだね……。さっきの話じゃないけど、イズールまで女の子だった……ってことにされてしまいそうだ」笑いつつ
キア:「女性冒険者一行の方が、通りは良さそうですものね」
イズール:「!?」

イズール:「フルさんはそんな脚色、しないでくれよな!?」
フルモニク:「まぁやんないよ。嘘ついたらその分が自分にかえってくると故郷のジジィがいってたから」

GM:冒険者達が朝食を摂りながらそんな話をしていると、台所からギルドマスターのジムレドが出てきます。
ジムレド:「アンタ達、なに呑気な話をしてるんだい」

00 ジムレド

絵:シロクニさん

カナリカ:「やぁマスター。スープごちそうさま、美味しかったよ」
キア:「ジムレドさん、昨晩はありがとうございました」
イズール:「温かいスープ、ありがとうございました!」

ジムレド:「ふん、そいつは何よりだ。今日はアンタ達の実力を見せてもらうんだからね。仕事の前からへばられちゃ、こっちも困るのさ」
フルモニク:「ハーッ! 伊達に遠方はるばるやってきてませんわ」
フルモニク:「こんな……田舎に……」
ジムレド:「フン」*田舎で悪かったね、とでも言いたげである

キア:「では、そろそろ仕事の話を伺いましょうか。私達は何をすれば良いのでしょうか?」
ジムレド:「あぁ。まぁ仕事というほどの仕事でもないがね」
ジムレド:「アンタ達にやってもらいたいのは、《元ヒスドゥール大裂穴》の中にある“見張り塔”まで行って、帰ってくる。それだけさ」

カナリカ:「行って帰ってくる……?何か魔物を倒すとかではなく?」
イズール:「だな……てっきり討伐でも任されるかと思ったが」

ジムレド:「魔物の討伐以上に、ここじゃまずそれができないと話にならないんでね」*と言いながらギルドの壁に貼られた地図を指さします

元ヒスドゥール大裂穴マップ(説明用)

ジムレド:「まずこれが……といっても、詳細な地形を把握できていないので大雑把なものになるが、《元ヒスドゥール大裂穴》だ」
ジムレド:「そして、この南北に長い亀裂の南端に位置するのがこの町、《ヒスイドラ》ということになる」
ジムレド:「だいたいこの町から北に30km程進めば、蛮族の縄張りに近い緩衝地帯だ」

フルモニク:「つまり、蛮族が何やってんのか見てくりゃいいのかな?」
キア「(そういえば、冒険者会報に書いてましたね……たしか、このギルドの主な仕事は、大裂穴内部の蛮族達の同行の監視……)」
キア:「ふむふむ……つまりは、このギルドでのおおまかな冒険者業務ができるかの証明、という認識でよろしいでしょうか?」
ジムレド:「そんなところだね」

ジムレド:「具体的な試験内容についてだが」
ジムレド:「約30km到達地点、即ち緩衝地帯の最南端にこのギルドが建てた“見張り塔”がある」
ジムレド:「蛮族どもの動向を観測するために、だいぶ前に作ったものさ」
ジムレド:「そこにはうちのギルドの紋章を描いた札を置いている。それを持ち帰ることができれば、アンタ達の実力を認めようというわけさ」

カナリカ:「お安い御用さマスター。私達も素人ではないってこと、証明してみせるよ」
フルモニク:「はーい、せんせー」*手をあげる
ジムレド:「なんだい?吟遊詩人」
フルモニク:「塔がもうなかったらどうすんのー?」
フルモニク:「口ぶりからして、特に守ったりはしてないっぽいし……どこまで蛮族に押し込まれてるか、わかんないかんね」
カナリカ:「ふむ……その発想はなかったな」

ジムレド:「それについては、たぶん心配要らないよ。月に一回か二回、見張り塔の整備を兼ねて冒険者達を偵察に向かわせているが……」
ジムレド:「緩衝地帯の最南端とはいえ、この町からはかなり距離がある上にもう少し進めば“守りの剣”の結界がある」

ジムレド:「下級の妖魔どもには、塔の辺りまで攻め入るほどの理由がないのさ。わざわざ人族に報復される危険を冒して、町からそれなりに離れた塔を落としても意味がなかろうよ」
ジムレド:「言わば奴らにとって“攻める理由がない”からこそ、塔が機能してる……という認識が正しいよ」

フルモニク:「なるほどなー」
ジムレド:「まぁ、過去には目に余るイタズラを働く連中はいたがね」
ジムレド:「冒険者の前にわざわざ出てくるようなら、痛い目を見てもらうしかあるまいよ」
カナリカ:「現状を維持することが互いに有益……ってことか。消極的動機による平和状態だね」

フルモニク:「(……ってことは軍団を率いて指揮を出してるような実力のある蛮族は出張ってない可能性が高い)」
フルモニク:「(こいつは楽な仕事ですなぁ)」

ジムレド:「まぁ、見張塔が建ってるのは緩衝地帯だ。指揮官みたいな連中は居なくとも、はぐれの蛮族に遭遇する可能性はゼロじゃない。気を付けることだね」
フルモニク:「そーねー 一応あんま目立たないようにすっぞ」

GM:というわけで、ジムレドは冒険者達に正式な依頼書のフォーマットを示します。

◆概要◆
入門試験の内容は以下の通り

・依頼主は冒険者ギルド《空の麓》支部長 ジムレド=オールスリーヴ
・報酬は一人あたり1000G
・内容は《元ヒスドゥール大裂穴》30km地点における蛮族の動向調査
・制限時間は3日間

・大裂穴30km地点にはギルドが建てた見張り塔があり、
 そこに置いてあるギルド紋章が描かれた札を取ってくることで入門試験に合格したと見なす。
カナリカ:亀の甲羅を背負ったりしなくていいんですか?
キア:変な色のユニフォーム着せられそう
GM:背負う必要はない。大裂穴の中は結構険しい道のりになるので、自然と鍛えられるだろう

フルモニク:「ワタシらが原因で蛮族刺激したら嫌だし」
イズール:「お互いに目の上のたんこぶ、ってことか……」
カナリカ:「大丈夫さ、避けられる争いなら避けたいしね」
キア:「そういった索敵や隠密に関しては、私とイズールさんにお任せください!」
カナリカ:「うん、頼りにしてるよ。2人とも頑張ってね」
イズール:「おうよ!」
フルモニク「任せたぞー」

カナリカ:「……あれ?隠密ならフルモニクも得意じゃないの?」苦笑
フルモニク:「やだ~ 斥候って一番危険だも~ん」
カナリカ:「そうだね、歌姫が傷ついたら大変だ」
フルモニク:「そ、そういうことにしといてやらぁ!」
フルモニク:「(ま、ピーピー笛を吹かないと攻撃できないワタシは戦術的にとっさに反撃できないからね。斥候向きじゃないのは確かだよ)」

GM:では、出発前にギルドマスターがPC達を呼び止めます。
ジムレド:「一応、今回は一人、こっち側の冒険者も同伴させてもらうよ」
チカ:「グレンダール神の巫女を務めております、チカと申します。よろしくお願いします」*革鎧を着たリカントの少女が軽く会釈する

◆GMのメモ◆
炎武帝の巫女、チカ(女性/リカント(山猫)/18歳)

今回、PC達を回復させるポジションのキャラクターに欠員が出てしまったため、応急的にプリーストLv3の技能を持つキャラクターをNPCとして同行させることになった。
探索などには参加しないが、戦闘時はプリーストとして戦闘に参加する。

キア:「チカさん、よろしくお願いします~」*ぺこり
チカ:「大裂穴の見張り塔までご一緒します。皆さんが無事に入門試験に合格できるよう、精一杯応援しますね!」*にこ

キア:「(多分この感じだと、試験の監督係だと思うけどなぁ……)」
イズール:「チカさん、今回はよろしく!応援ありがとうございます」
カナリカ:「(可愛い子だな、何が趣味なんだろう。仲良くなれるといいな)」*のほほん

カナリカ:3 リ カ ン ト ケモケモしてきた!
キア・コレット:60%リカントパーティーだ
GM:人間の方が良かったかなぁ。まぁ仕方ないよね!
カナリカ:民主主義的に私もリカントに……?
フルモニク:ライカンスロープの儀式かな?

GM:さて、そんな感じで冒険者達は《元ヒスドゥール大裂穴》に向かって出発したのであった……

2.大裂穴・表層

GM:◆描写◆
《空の麓》を出発し、町を出て北に2時間程歩くと《元ヒスドゥール大裂穴》が広がっている。

《元ヒスドゥール大裂穴》は《大破局》の折に周囲一帯の山岳が丸ごと大地から引き剥がされ、浮遊連峰と化した際に出来た深い亀裂であり、内部は種々の鉱脈を含んだ険しい岩場となっている。
魔航船による大雑把な観測によれば、幅は約60km、長さは約180km程とされている。

チカ「マスターからもお話があったと思いますが、だいたい《ヒスイドラ》の町から20km程度までが人族の領域です。マナタイトなんかを始めとする、鉱石の採掘作業が安全に行えるエリア……ということになります」

チカ「しかし、30km以上北に進んだ場合、蛮族達の縄張りに近い緩衝地帯となります。蛮族達の集落こそありませんが、人族が出歩くのはかなり危険です。一攫千金を目論む無法者が、マナタイトの違法採掘を行おうとして蛮族に襲われる……という話はよくあります」

キア:「違法採掘……。まぁ、20km圏内では採掘場に対して人手が足りてるとなると……一攫千金のためにはそうなりますよね」

画像8

ゲーム的な便宜上、PC達は6つのブロックに分割された大裂穴の中を進んでいく。ブロックごとにランダムな順番でイベントが発生し、トラブルを回避したり、アイテムを獲得することができる。

フルモニク:「とりあえず~……おおまかに通れそうなルートが二手にわかれてんすけど~?」
フルモニク:「今日オレついてるぜ!って思う人に決めてほしい」

キア:「えぇ~!? 運……ですか?」
イズール「そんなんで良いのか……?」
フルモニク:「こういう時は、勘」
カナリカ:「私は……やめておこうかな。」
カナリカ:「でもこういうのって、言い出しっぺの法則……ってのがあるよね。ねえ?フルモニク」

フルモニク:「くそっ、しょうがねぇな……!」
フルモニク:「んじゃ……ここに枯れ木の枝がありま~す」
フルモニク:「こいつを地面に落として、倒れた方向で決めようか」

フルモニク:1d2 1、直進 2,右
<BCDice:フルモニク>:SwordWorld2.5 : (1D2) → 2

フルモニク:「こっちだな。」
カナリカ:「オーケー。東回りのルートだね」
フルモニク:「これはそう、大地の精のお導きだから……なんかあったら、大地の精の所為だから」
キア:「今のは大地の精霊と大地の責任という大地のせいをかけたジョークだったりします?」
カナリカ:「ハハハ」*愛想笑い

GM:choice[1,2,3,4,5,6] 
<BCDice:GM>:DiceBot : (CHOICE[1,2,3,4,5,6]) → 4

GM:4:頭上で崖が崩れ、大きな石が落下してくる!
 PCを一人ランダムに選び、そのPCは難易度9の「危険感知判定」を行う。
失敗すると2d6点の物理ダメージを受ける。

フルモニク:草
キア:大地の怒りだ
イズール:これはキてるな!
フルモニク:バチあたったじゃんこんなの
イズール:大地の精さんご機嫌損ねちゃってますかねこれ

GM:choice[フル,カナ,イズール,キア]  //PCランダム選択
<BCDice:GM>:DiceBot : (CHOICE[フル,カナ,イズール,キア]) → フル

GM:それではフルさん、危険感知判定をどうぞ 難易度9です

フルモニク:ちりき低いんだよな・・
フルモニク:2d6+1+2 //スカウト知力判定
<BCDice:フルモニク>:SwordWorld2.5 : (2D6+1+2) → 9[6,3]+1+2 → 12
成功!

フルモニク:「ホアアアーッ!!」*アクロバット側転回避
フルモニク:「クソが!」
フルモニク:「大地の精ゆるさねぇからな!」

GM:それでは、「大地の精」というワードを口にした瞬間頭上から落下してきた岩石をフルモニクはアクロバット側転回避! ゴウランガ!
GM:これが大裂穴の恐ろしさなのだろうか……?

カナリカ:「おお、お見事!」拍手
カナリカ:「軽戦士並に動けるね、やっぱり」
イズール:「すげー身軽だな、流石だ」
フルモニク:「生命の危機だからだよ! 肉体労働は絶対にしないぞ!」
フルモニク:「なるだけ楽をして生きるのがモットーなんだ」

キア:「採掘しつくされて、ここら辺の土壌が緩いんですね……注意しないと」*崖の上を見つつ
GM:それでは落石を見事躱した一行は、大裂穴の奥へと足を進めます。
GM:さて、次の部屋は……

GM:choice[1,2,3,5,6] 
<BCDice:GM>:DiceBot : (CHOICE[1,2,3,5,6]) → 3

GM:3:岩と土の間に、鈍く光る金属質の何かが埋もれていた。古びた魔動機の一部のようにも見えるが……?
PCは全員、難易度11の「宝物鑑定判定」を行う。

カナリカ:「歌だって楽じゃないはずなんだけどな……おや、何か埋まってるね」
フルモニク:「ガラクタ掘りにきたんじゃないんだけどなー」
キア:「これは……もしかして!」

キア:2d6+1+3  //セージ知力パッケージ
<BCDice:キア・コレット>:SwordWorld2.5 : (2D6+1+3) → 12[6,6]+1+3 → 16→成功!

GM: PCの内、誰か一人でも成功した場合「マギトーチ(ET P131)」であることがわかる。軽く土をかぶっていたものの保存状態は良好らしく、すぐに使用することができる。

キア:「マギトーチですね……。誰かの落とし物でしょうか?」ひろう
フルモニク:「真っ当な採掘業者なら夜にここをうろつかないだろうし……違法採掘屋が落としていったのかもね」

◆アイテム解説◆
マギトーチ:MPを1点消費することで、最長1時間の間10mまでの前方を明るく照らすことのできる、魔動機技術を用いた照明器具。実際懐中電灯な。
魔動機術には【フラッシュ・ライト】という6時間もの間前方を照らすことのできるものがあるが、専門知識が無くとも使えるこちらのアイテムは、同魔動機術の量産・廉価型とでも言えるだろうか。

カナリカ:「流石、魔動機術師……だね」
キア:「夜間採掘用の灯りとして使用していたものだと思いますが……お借りしましょうか」
イズール:「便利だしそのうち使うかもな」
カナリカ:「お土産にするのも悪くないね。ここでの初仕事の記念さ」

GM:誰かが所持していてください。シナリオ終了時に売却してもOKですし、使い続けることもできます。

戦闘中に使うこともないだろう、ということでひとまずこのアイテムはキアの所有物に加わることになった。

GM:さて、それでは次の部屋に……。

GM:choice[1,2,5,6] 
<BCDice:GM>:DiceBot : (CHOICE[1,2,5,6]) → 2

GM:岩場の影に何かが生えている。薬草のようにも思えるが……?
 PCは全員、難易度9の「薬品学判定」を行うことができる。
キア:2d6+1+3  //スカウト知力パッケージ
<BCDice:キア・コレット>:SwordWorld2.5 : (2D6+1+3) → 2[1,1]+1+3 → 6
失敗……

カナリカ:2d6
<BCDice:カナリカ>:DiceBot : (2D6) → 2[1,1] → 2
自動失敗……

イズール:2d6+2+2 //スカウト観察判定パッケージ
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+2+2) → 12[6,6]+2+2 → 16
自動成功!

フルモニク:うーん、極端

カナリカ:「これは……よもぎ?」?_?
キア:「う~ん……この草、どこか見覚えあるような……?」

GM: PCの内、誰か一人でも成功した場合「救命草」*2を手に入れることができる。
GM:というわけで、救命草*2をどうぞ

イズール:「救命草だな。少し手間は要るが、傷の手当に使える」
フルモニク:「野伏にはおなじみの回復する草じゃん。ワタシが持っとく」

そんなこんなで大裂穴の内部を進んでいく冒険者達。
マップの都合上、このまま直進すれば見張り塔へと向かうことができる。
しかしセッション時間に余裕があったため、マップを全て回ることにした。

キア:「もう少しで塔ですが……せっかくですから、ここら辺を散策しませんか?土地勘を得るのも冒険者として重要ですし!」
フルモニク:「……悪くないかも」
イズール:「ちょうど歩き慣れておきたかったところだ。行こうぜ」

GM:choice[1,5,6] 
<BCDice:GM>:DiceBot : (CHOICE[1,5,6]) → 6

GM:6:特に何も起こらない。PC達は順調に歩を進めていく。

GM:実際のところ、歩いても歩いても深い谷の中は岩ばかり。
ところどころに先ほどのような草が生えていたり、雨風の侵食でアーチ状になった地形が続いています……。
フルモニク:「方向感覚が狂うわい……」

GM:choice[1,5] 
<BCDice:GM>:DiceBot : (CHOICE[1,5]) → 5

GM:5:遠くに何か動くものが見える気がする。警戒を強めよう。
 PC全員は次にPCの内誰かが「危険感知判定」または「異常感知判定」または「隠密判定」を行うタイミングに限り、一度だけ+2の修正を得る。

フルモニク:「やっべぇ……さっき落ちてきた岩の幻影が見える。だめだ……つかれてんだな」
キア:「人族の領域といえど、魔物の可能性もありますから……油断せず進みましょう」
イズール:「だな、警戒しておこう」

カナリカ:「疲れたなら、私が背負ってあげようか?」
カナリカ:「抱っこでもいいけど」
フルモニク:「襲撃された時どうすんだよー!?」
カナリカ:「その時はその時さ」笑顔
チカ:「一日歩き通しですからね……慣れてないとキツいかも」

フルモニク:「ガキじゃねぇーし!そんなちっちゃくねーし!グラランの中じゃでかいほうだし!」*憤慨

GM:それでは最後のイベントを……
GM:1:崖を渡っている最中、突如として足元が崩れる!
 PCを一人ランダムに選び、そのPCは難易度9の「軽業判定(スカウト or レンジャー+敏捷)」を行う。  失敗すると2d6点の物理ダメージを受ける。

GM:choice[フル,カナ,イズール,キア]  //PCランダム選択
<BCDice:GM>:DiceBot : (CHOICE[フル,カナ,イズール,キア]) → イズール

イズール:2d6+2+4 //スカウト運動判定パッケージ
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+2+4) → 7[3,4]+2+4 → 13
成功!

イズール:「オワッッ!……よっと!」
GM:では、イズールは崩れた足場を素早く駆け渡って事なきを得ました
イズール:「鉱石が色々取れるって言ってたし、気を付けてたつもりだったが……危なかったな」

キア:「イズールさん、凄い!流石リカントの戦士です!」
フルモニク:「やべぇ、幻影じゃなくてほんとに崩れた……」
カナリカ:「ほれぼれする身のこなしだね……かっこいいな」
フルモニク:「その調子で戦闘中もがんばってネ」
イズール:「素早さだけは取り柄でな!コケてたらかっこつかないだろ?」*自信ありげに

GM:それでは、冒険者たちが険しい大裂穴の中を進んだ結果、無事に見張り塔に到着します。

3.見張り塔

GM:◆描写◆
大裂穴を進むこと一日。
太陽が沈めば、大裂穴の底が暗くなるのは早い。
瞬く間に黄昏時が終わり、灯りを点けるかどうかといった頃、冒険者達は岩場に建つ石造りの塔を発見した。
おそらくギルドで説明された見張り塔だろう。
周辺の大地には木製の簡易な柵が張り巡らされており、野生動物の侵入を阻んでいる。

イズール:「っと、ついたか?」
フルモニク:「予想はしてたけど、今日はここで籠城かなあ」
キア:「作りは本当に簡素ですね、最低限の機能だけを備えた……そんな感じです」*塔を一瞥
カナリカ:「ふむ……敵影はなし、っと」

GM:◆描写2◆
石造りの見張り塔は二階建てで、一階部分は簡素な休憩所となっている。
流石にベッドは置いていないが、雨風を凌ぐには十分すぎる拠点となる。
二階部分は見張りのための観測室となっており、簡易な造りの部屋に大きな覗き窓が拵えられていた。
また、ジムレドが入門試験の証としていたギルド紋章入りの札が入った小箱が部屋に置かれていた。

既に周囲は暗くなっており、冒険者達は大裂穴の中を一日中行軍してきたこともあって疲労している。休息が必要だろう。

フルモニク:「うーん……なんかひっかかるな」
イズール:「雨風がしのげるなら何でも……っとそうか。寝床にするよな。蛮族達なら」

GM:スカウト技能の持ち主なら、周辺の地面に不審な足跡がないか調査することができる、ということにしましょうか
フルモニク:しますよ~するする!
キア:私も同行しよう
GM:OK 難易度は11としておこう

フルモニク:2d6+1+2 //スカウト知力判定
<BCDice:フルモニク>:SwordWorld2.5 : (2D6+1+2) → 7[5,2]+1+2 → 10
失敗……

キア・コレット:2d6+1+3  //スカウト知力パッケージ
<BCDice:キア・コレット>:SwordWorld2.5 : (2D6+1+3) → 6[3,3]+1+3 → 10→失敗……

イズール:2d6+2+2 //スカウト観察判定パッケージ
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+2+2) → 6[4,2]+2+2 → 10
失敗……

カナリカ:2d6
<BCDice:カナリカ>:DiceBot : (2D6) → 6[5,1] → 6→失敗……

GM:運悪く数日前に雨でも降ったのか……足跡の類は見つけることができませんでした。

キア:「やはり……フルさんも引っかかりますか」
フルモニク:「まー、重要目標にしないからって建造物をスルーしてんのは変。こっちが見張るなら、向こうだって偵察くらいには来るだろうしね」

GM:◆処理◆
PC達は「紋章入りの札」を手に入れる。
また、このまま引き返す訳にもいかないため塔で一晩を明かすことになる。PC達は交代で見張りに立っても良い。

フルモニク:「物語とかじゃ、こういうのってよく飛竜の巣とかになってるよね~」
カナリカ:「ハハ、ありがちだけど結構絶体絶命だよね」
フルモニク:「それがすげー心配なんだよね」
キア:「守りの剣があるとしても空まではカバーしきれませんからね……そう言った意味では、確かに飛竜が来てもおかしくないかも」

フルモニク:「蛮族がいないってことは、他のなんかが幅を利かせてる可能性あるからねえ……」
キア:「警戒を強めておくことに越したことはないでしょう……夜が明けるまで、交代で見張りを立てましょう」
チカ:「賛成です。一応、油断はできませんからね」
イズール:「本当に竜がいるなら、逃げるなり隠れるなりするが……とりあえず疲れてるし野営の準備からか」

カナリカ:「オーケー……といっても私は見張りとしてはあまり役に立てないけどね」
フルモニク:「ワタシなんか見張りにたってもしょうがないからね」*ハハ
カナリカ:「大声で叫べば皆起きるから平気さ!私なんて気づけないからね」*ハハ
フルモニク:「あ、というか外で寝ますわ。騎獣とすぐに連携できないと困るし……」

GM:OK。ではフルさんは“ダウレス”と外にいることに。カナリカさんのバイクも外に駐車していてOKです。
キア:「(見張り塔があるのに、使わないのでしょうか……)」

キア:今のうちに夜間戦闘に備えて、先程拾ったトーチを塔の入り口付近に設置していいですか?
GM:いいですよー
キア:ありがとうございます~ これで光源を確保できる
フルモニク:ワタシは寝てますね
GM:それじゃフルモニク以外は交代で見張り、かな
フルモニク:ダウレスがかわりにみててくれるさ……暗視ないけど

カナリカ:「今夜は月が綺麗だね。どこからみてもこの月だけは変わらない……」*優雅~に見張り窓から夜空を眺めながら

GM:それでは、誰が見張りをしているタイミングなのかチョイスしよう

GM:choice[カナ,イズール,キア]  //PCランダム選択
<BCDice:GM>:DiceBot : (CHOICE[カナ,イズール,キア]) → イズール

GM:◆描写3◆
見張りに立ったイズールは塔の覗き窓から暗闇に包まれた大裂穴を眺める。
元は巨大な連峰であった《元ヒスドゥール大裂穴》は岩場と痩せた大地、そして少しの木々といった景色が延々と続いている。

キア:まだ私達には探索パートで得た+2のボーナスがある!大丈夫……大丈夫……!
イズール:あ、変貌しておきますネ! 見えないと困るので
GM:OK~。では、見張りに立ったイズールさんは闇夜に目を凝らす。
GM:それでは、難易度12の「異常感知判定」をどうぞ また、見張りが『暗視』の能力を使用できる場合は判定に+2の修正を得ます。 探索パートで得たボーナスと合わせて+4だね!

イズール:2d6+2+2+4 //スカウト観察判定パッケージ
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+2+2+4) → 9[6,3]+2+2+4 → 17
成功!

GM:それでは……
GM:暗がりの奥に、イズールは何かが蠢く気配を感じ取った。
明瞭には見えなかったが、塔から約30~50mの距離に何かが動いているように見えた。

イズール:「!」

GM:判定に成功した場合、見張り役が起こせば下で休んでいたPC達は主動作二回分の猶予を得ることができる。
具体的には塔から出て戦闘配置に付く、または迎撃のために何か魔法を使用しておく、といった具合である。
GM:マギトーチの起動は主動作を必要としないものとするよー

フルモニク:マジか……。 モラル2回演奏していいでござるか?
GM:主動作二回分の猶予がある。もちろん可能としようじゃあないか。

キア:「皆さん、イズールさんが敵襲アリと言っております!」
フルモニク:「まじでなんかきたの、うっそでしょ」
カナリカ:「んん……よく気づいた。私には何も聞こえなかったな」
チカ「そんな……まさか、今日に限って蛮族が……?」

フルモニク:それでは早速モラルを演奏。 前奏を奏でてておこう。
フルモニク:2 2d6+3+5 //バード精神判定 パッパラパー
<BCDice:フルモニク>:
SwordWorld2.5 : (2D6+3+5) → 10[6,4]+3+5 → 18 
SwordWorld2.5 : (2D6+3+5) → 9[4,5]+3+5 → 17 

キア・コレット:マギトーチ点灯します
GM:OK これで前方10mが明るくなった

カナリカ:私は【エンチャント・ウェポン】と【プロテクション】を拡大して前衛組にかけておこうかな

カナリカ:2d6 エンチャ 拡大数 ダウレス 私 イズール バイク
<BCDice:カナリカ>:DiceBot : (2D6) → 6[3,3] → 6
カナリカ:2d6 プロテクションも同じメンツ
<BCDice:カナリカ>:DiceBot : (2D6) → 9[5,4] → 9

カナリカ:「操、第一階位の付。威力、強靭――強刃
カナリカ:「操、第一階位の守。防御、守備――魔壁
カナリカ:サーベルを杖のように回して詠唱!

4.夜襲

GM:それでは冒険者達が迎撃準備を済ませたタイミングで、何者かが見張り塔の柵を踏み壊しながら姿を現します
GM:塔の前に姿を現したのは白い毛に覆われた蛮族、「ボルグ」が2体、弓を携えた「ゴブリン」が2体、そして両手剣を携えた大柄な蛮族、「レッサーオーガ」が1体です
GM:ボルグに関しては昨日の戦闘で魔物知識判定を行っているので、少なくとも魔物のデータは参照可能です。

GM:それでは魔物知識判定

判定内容は割愛する。
判定の結果、ボルグ、ゴブリン、レッサーオーガとも魔物データを抜くことに成功したが、弱点を見抜くことに成功したのはゴブリンだけだった。

また、レッサーオーガは「レッサーオーガアデプト」という特殊な個体であり、剣の技に秀でた者であることもわかった。

レッサーオーガはフルモニクの騎獣、ダウレスの弱点を見抜いている。
ダウレスは魔法を弱点とするため、ダウレスが魔法ダメージを受けるとダメージが+2点される。

191130 弓 ゴブリン

200302 ボルグ(斧)

200405 レッサーオーガ

GM:それでは戦闘に移行します。PCたちは最前列からPC最後列が7m以内になるように配置をお願いします。
GM:また、NPC「チカ」も戦闘に参加します。 プリースト(グレンダール)Lv3として扱います。

カナリカ:バイクと一緒に最前線!
フルモニク:ダウレスだけ前で
イズール:獣変貌状態のモフモフのまま、前に立ちますぜ
GM:OK

GM:それではイズール、ダウレス、ミニバイク、カナリカが前衛、と……
GM:後衛組は何メートル後方に立つかな?最大で7m下がれるが。
カナリカ:バードの射程は問題ないね。マギシューもOK
フルモニク:ンー、前衛から3m地点……ここでいいや
キア:ではキアは前衛から5m地点に配置します
GM:チカも同じく前衛から5m地点に配置

◆Caution◆
GMはルールミスをしている。
具体的に言うと戦力配置を決定するのは先制判定の後である。
が、「うちのパーティには敏捷高いスカウトが3人も居るんだぜ?」というカナリカの主張にかまけ、GMも「まぁ冒険者先手前提っすからね!配置しなおすのも面倒だし、このままでええやろ!ガハハ!」となったのだ。
これが後の悲劇の引き金であった。

画像12

GM:それでは先制判定。目標値は14です。スカウトの皆さんファイト!

フルモニク:2d6+1+4 //先制判定 ドゥーン
<BCDice:フルモニク>:SwordWorld2.5 : (2D6+1+4) → 5[3,2]+1+4 → 10
失敗……

キア:2d6+1+2  //先制判定
<BCDice:キア>:SwordWorld2.5 : (2D6+1+2) → 4[1,3]+1+2 → 7
失敗……

イズール:2d6+2+4 //先制判定
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+2+4) → 6[2,4]+2+4 → 12
失敗……

カナリカ:2d6 
<BCDice:カナリカ>:DiceBot : (2D6) → 8[4,4] → 8
失敗……

カナリカ:リカント2人いるのに失敗するとかある!?
イズール:うっかりしました。てへ☆
キア:私は知能派なので敏捷は……
カナリカ:確率的には分あるんだがのう

GM:まさか先手を取られてしまうとは……。
GM:それでは第一ラウンド、開始!

GM:まずはボルグ*2から
ボルグ:まずは前進、冒険者達の前衛に切り込みます

カナリカ:かかってこい!相手になってやる
フルモニク:あ、やべえなこれ……
フルモニク:ボルグが切り込んできたら乱戦に巻き込まれる。
カナリカ:歌姫が体張るとかバラドルロードじゃないですか
フルモニク:既にもうバラエティ枠だよ!

GM:choice[ダウレス,カナ,イズール,バイク]  //PCランダム選択
<BCDice:GM>:DiceBot : (CHOICE[ダウレス,カナ,イズール,バイク]) → カナ
ボルグ:では一体目のボルグはカナリカに攻撃だ!

ボルグ:c(4+7) //命中力判定
<BCDice:ボルグ>:SwordWorld2.5 : 計算結果 → 11

カナリカ:2d6+6 あたらんぞ!
<BCDice:カナリカ>:DiceBot : (2D6+6) → 2[1,1]+6 → 8→自動失敗……

フルモニク:アイエエエ!?
カナリカ:あ……あ……!?
キア:アッ……

カナリカ:じゃあフルモニクを庇うように斬られます。負けないRPだ。

カナリカ:「あれ、フルモニク!?なんでここに君が……!下がれと言ったじゃないか!」
キア:「カナリカさん、油断しないで!」
フルモニク:「急に詰められたらしょうがねーじゃん!」
カナリカ:「危ないっ!」

ボルグ:2d6+4 //近接攻撃ダメージ
<BCDice:ボルグ>:SwordWorld2.5 : (2D6+4) → 8[5,3]+4 → 12

GM:ちっ、痛恨撃は乗らないか……!
カナリカ:4点軽減、8点もらって残りのHPは19点だ。

カナリカ:「ぐ……やったな」
フルモニク:「ちょ、ちょいちょい!前衛が倒れたら終わりなんですけど!」
カナリカ:「なに……この程度かすり傷さ」笑って見せるのだ

GM:それでは次、もう一体のボルグ
GM:choice[ダウレス,カナ,イズール,バイク,フル]  //PCランダム選択
<BCDice:GM>:DiceBot : (CHOICE[ダウレス,カナ,イズール,バイク,フル]) → イズール

GM:もう一体のボルグはイズールに向かって石斧を振り下ろす!
イズール:カナリカさんの心配してたらこっちにも来た!

ボルグ:c(4+7) //命中力判定
<BCDice:ボルグ>:SwordWorld2.5 : 計算結果 → 11

イズール:2d6+3+4 //回避力判定(通常時)
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+4) → 7[4,3]+3+4 → 14
成功!

GM:それでは続いてゴブリンの射手たち
GM:choice[ダウレス,カナ,イズール,バイク,フル]  //PCランダム選択
<BCDice:GM>:DiceBot : (CHOICE[ダウレス,カナ,イズール,バイク]) → ダウレス

ゴブリンシューター:c(4+7) //命中力判定
<BCDice:ゴブリンシューター>:SwordWorld2.5 : 計算結果 → 11

ダウレス:2d6+3 //回避判定
<BCDice:ダウレス>:SwordWorld2.5 : (2D6+3) → 10[4,6]+3 → 13→成功!

GM:choice[ダウレス,カナ,イズール,バイク]  //PCランダム選択
<BCDice:GM>:DiceBot : (CHOICE[ダウレス,カナ,イズール,バイク,フル]) → ダウレス
フルモニク:ダウレス集中砲火だと!?

ゴブリンシューター:c(4+7) //命中力判定
<BCDice:ゴブリンシューター>:SwordWorld2.5 : 計算結果 → 11
ダウレス:2d6+3 //回避判定
<BCDice:ダウレス>:SwordWorld2.5 : (2D6+3) → 6[1,5]+3 → 9→失敗……

ダウレス:アッーーーー!!

ゴブリンシューター:2d6+3 //ダメージ
<BCDice:ゴブリンシューター>:SwordWorld2.5 : (2D6+3) → 8[5,3]+3 → 11

ダウレス:防護点とプロテクション入れて7点軽減……!
GM:かってぇ!
フルモニク:騎獣用の鎧を着けさせておいて正解だった……

GM:それでは最後にレッサーオーガ
GM:こいつは普通のレッサーオーガとは一味違う。レッサーオーガの中でも平均以上の実力を持ち、「アデプト」と称される手練の個体だ。

GM:レッサーオーガ、ここは制限移動で3m前方に移動します。
GM:choice[ダウレス,カナ,イズール,バイク,フル]  //PCランダム選択
<BCDice:GM>:DiceBot : (CHOICE[ダウレス,カナ,イズール,バイク,フル]) → ダウレス

GM:!?
フルモニク:ナンデ!?

キア:ダウレースッ!
フルモニク:これ死まである
カナリカ:ダウレスへ明確な殺意ッ
イズール:目の敵にされておる……

GM:では、レッサーオーガはダウレスに【エネルギー・ボルト】で攻撃します。真語魔法の初歩的な攻撃魔法だね。

レッサーオーガ:2d6+5  //魔法行使判定
<BCDice:レッサーオーガ>:SwordWorld2.5 : (2D6+5) → 7[6,1]+5 → 12

ダウレス(フル:2d6+4 //精神抵抗判定
<BCDice:ダウレス(フル>:SwordWorld2.5 : (2D6+4) → 7[2,5]+4 → 11
失敗……

ダウレス:ウワーッ!

レッサーオーガ:k10@10+5  //威力10魔法ダメージ
<BCDice:レッサーオーガ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.10c[10]+5+2 → 2D:[2,5]=7 → 3+5+2 → 10

ダウレス:【プロテクション】による軽減込みでも結構キツい……!

GM:だが、初手は耐え切った。冒険者達の反撃だ!
カナリカ:ボルグに魔力撃ぃ!!!!!
GM:命中判定をどうぞ!

カナリカ:2d6+6+1 モラルもあるよ
<BCDice:カナリカ>:DiceBot : (2D6+6+1) → 8[6,2]+6+1 → 15

ボルグ:c(4+7) //回避力判定
<BCDice:ボルグ>:SwordWorld2.5 : 計算結果 → 11→失敗……

GM:ウワーッ!

カナリカ:K10+6+5+1@9 スラッシュ!
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.10c[9]+12 → 2D:[2,4]=6 → 3+12 → 15

カナリカ:「お返しだ……!」*サーベルズシャァ

GM:見事な一撃!
カナリカ:更にロードキルを狙う。魔動ミニバイクでさっき攻撃したボルグに突っ込む!
GM:斬りつけると同時に……急旋回してバイク追撃だとぉ!?

190930 バイク2

ライダー技能を持つカナリカは魔動機技術を用いた小型の乗り物「魔動ミニバイク」を駆って戦う。片手でバイクを操り、もう片方の手に剣を持っている、という形になる。
ミニバイク:2d6+5 ぶっ潰す!
<BCDice:ミニバイク>:SwordWorld2.5 : (2D6+5) → 9[5,4]+5 → 14

ボルグ:c(4+7) //回避力判定
<BCDice:ボルグ>:SwordWorld2.5 : 計算結果 → 11→失敗……

ミニバイク:2d6+3+1  
<BCDice:ミニバイク>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+1) → 8[3,5]+3+1 → 12

GM:魔力を帯びた剣と車輪の突進を続けざまに浴び、ボルグは戦闘不能!

フルモニク:それじゃ状況判断で先にうごきます!
フルモニク:ダウレスに残ったボルグを殴らせる。戦闘前に与えられた猶予で演奏しておいたので、“終律”はもう準備完了。自分の手番でボルグに終律を叩き込んで、落とす……!

191214 ダウレス

フルモニクが連れている騎獣、ダウレス。
アルフレイム大陸の草原に広く生息している、身長2m程の大型爬虫類で、訓練すれば小型の馬程度の敏捷さを発揮する。
尻尾を打ち振り、5体までの敵をまとめて薙ぎ払うことができるのが特徴。
ダウレス:2d6+1+6 //命中判定 ゴートゥヘル
<BCDice:ダウレス(フル>:SwordWorld2.5 : (2D6+1+6) → 6[2,4]+1+6 → 13

ボルグ:c(4+7) //回避力判定
<BCDice:ボルグ>:SwordWorld2.5 : 計算結果 → 11→失敗……

GM:命中!
ダウレス:結構ギリギリだったな……!

ダウレス:2d6+5 //ダメージロール
<BCDice:ダウレス(フル>:SwordWorld2.5 : (2D6+5) → 8[3,5]+5 → 13 

フルモニク:のこったボルグに終律!
GM:『前奏曲』は既に『終わって』いるッ!

フルモニク:「よし、こっちも押し切るぞ! 蹴散らせぇい!」

フルモニク:2d6+3+5 //バード精神判定 春の強風 ボルグに
<BCDice:フルモニク>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+5) → 12[6,6]+3+5 → 20
自動成功!

フルモニク:草
GM:馬鹿な!?
キア:過剰な殺意
フルモニク:オイオイオイ、死んだわアイツ

フルモニク:k20@10+3+5 //威力20終律ダメージロール さいなら!
<BCDice:フルモニク>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[10]+8 → 2D:[2,5]=7 → 5+8 → 13

GM:ぴったりノックアウト!ボルグは凄まじい音の塊に吹き飛ばされる!

フルモニク:「音撃をくらえぇー!破アァー!」*フルートから音の衝撃!
GM:それでは、前線に切り込んだボルグ達は全滅!

フルモニク:「イズール、今だ!レッサーオーガの所まで走れ!」
GM:イズールの邪魔をする者はいない!

イズール:では通常移動でレッサーオーガの所まで移動します。
GM:OK。レッサーオーガは移動妨害を宣言。3m前進してイズールを食い止めます。

イズール:では足を止め、練技【キャッツアイ】を発動してからゴブリンシューターにジャベリンを投擲します!
GM:ふむふむ!
キア:通常移動から繋げられる。投擲は便利だなぁ

イズール:2d6+3+3-1+1 //命中力判定(キャッツアイ使用時)
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3-1+1) → 10[5,5]+3+3-1+1 → 16

ゴブリンシューター:c(1+7) //回避力判定
<BCDice:ゴブリンシューター>:SwordWorld2.5 : 計算結果 → 8→失敗……

イズール:k10@8+3+2+2+1 //ダメージロール(通常時)
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : KeyNo.10c[8]+8 → 2D:[3,1]=4 → 1+8 → 9

カナリカ:oh……
イズール:クリティカルしない……!かなしいなあ
キア:まぁ半分以上は減らせたので!

GM:では続いてキアさんかチカの手番
キア:では私行きましょうか
キア:オーガを撃ちます
キア:まずは魔動機術で命中補助と弾丸の作成……
キア:☆ソリッドバレット 弾丸作成
キア:☆ターゲットサイト 命中判定+1

キア:2d6+3+3+1  //命中判定
<BCDice:キア>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3+1) → 6[3,3]+3+3+1 → 13

レッサーオーガ:2d6+6 //回避力判定
<BCDice:レッサーオーガ>:SwordWorld2.5 : (2D6+6) → 9[3,6]+6 → 15
成功!

GM:携えた両手剣で弾丸を弾き飛ばす!

キア:「……!」
カナリカ:「流石に小隊長クラスともなると厄介だね」
フルモニク:「ひぇー……非常識だ」

GM:神官のチカはレッサーオーガに神聖魔法【バニッシュ】を使用。
決まれば一気に決着をつけられる!
チカ:「……治療は後回しにして、今は押します!」
カナリカ:「騎士はこのくらいじゃへこたれないさ」

チカ:バニッシュ 対象はレッサーオーガ

チカ:2d6+3+3 魔法行使判定
<BCDice:チカ>:DiceBot : (2D6+3+3) → 7[5,2]+3+3 → 13

レッサーオーガ:2d6+7 //精神抵抗判定
<BCDice:レッサーオーガ>:SwordWorld2.5 : (2D6+7) → 8[5,3]+7 → 15
成功!

GM:人族の神の威光によって蛮族達を怯ませる【バニッシュ】だが、このレッサーオーガはその力を撥ね除けてしまった!
チカ:「つ、通じない……!?」

GM:それでは第二ラウンド、開始!

GM:ボルグ二体が倒されたので、ゴブリンの射手から動くことにしよう
GM:ゴブリンの射手は二体ともイズールに射撃する 

ゴブリンシューター:c(4+7) //命中力判定
<BCDice:ゴブリンシューター>:SwordWorld2.5 : 計算結果 → 11

イズール:2d6+3+4 //回避力判定(通常時)
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+4) → 11[5,6]+3+4 → 18
成功!

カナリカ:かいくぐり!
GM:速いっ
フルモニク:分身してそう
ゴブリンシューター:c(4+7) //命中力判定
<BCDice:ゴブリンシューター>:SwordWorld2.5 : 計算結果 → 11

イズール:2d6+3+4 //回避力判定(通常時)
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+4) → 5[2,3]+3+4 → 12
成功!

GM:二発目も難なく躱す!

イズール:「そんなへなちょこの矢じゃ、当たらねえぞ!」*リカント語で煽っとく

GM:ではレッサーオーガ!
GM:うーむむ……
GM:ここは無謀にも一人で切り込んできたイズールに向かって攻撃だ!

レッサーオーガ:「フン、少しはやるようだが……この俺様の剣の間合いに飛び込んできたこと、後悔させてくれる!」*公共交易語で唸りながら、両手剣を構えた!

レッサーオーガ:2d6+6 //命中力判定
<BCDice:レッサーオーガ>:SwordWorld2.5 : (2D6+6) → 12[6,6]+6 → 18
自動成功!

イズール:2d6+3+4 //回避力判定(通常時)
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+4) → 4[2,2]+3+4 → 11
失敗……

イズール:ウワアアアン
キア:なん……だと……!
カナリカ:後悔しました
カナリカ:参った……
イズール:無理無理の無理を押し付けてくる…
フルモニク:アッ……

レッサーオーガアデプト・スラッシャー:2d6+6 //近接攻撃ダメージ
<BCDice:レッサーオーガアデプト・スラッシャー>:SwordWorld2.5 : (2D6+6) → 6[5,1]+6 → 12

イズール:防護点とプロテクションで4点軽減して8点ダメージ。いってぇ!

レッサーオーガ:「遅いッ!!」*横薙ぎに剣戟!
イズール:「ッ……!」

カナリカ:「イズール!……魔法よりも救援が先か!」
フルモニク:「んー……もうちょっと耐えてくれ……!」
チカ:「イズールさん! す、すぐに手当しないと……!」

GM:冒険者達のターンだ

キア:ではレッサーオーガを撃ちます!
キア:☆ソリッドバレット 弾丸作成

キア・コレット:2d6+3+3+1  //命中判定>レッサーオーガ
<BCDice:キア・コレット>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3+1) → 2[1,1]+3+3+1 → 9
自動失敗……

キア:ジャムった……!

キア:「くっ、弾が……!」*弾詰まりで上手く発射できない!

カナリカ:ええい、参る!レッサーオーガにバイク轢殺攻撃だ!イズールの応援に向かわねば。

ミニバイク:2d6+5 ちねえ!!
<BCDice:ミニバイク>:SwordWorld2.5 : (2D6+5) → 9[6,3]+5 → 14

レッサーオーガアデプト・スラッシャー:2d6+6 //回避力判定
<BCDice:レッサーオーガアデプト・スラッシャー>:SwordWorld2.5 : (2D6+6) → 4[3,1]+6 → 10→失敗……

ミニバイク:2d6+3+1 ダメージロール
<BCDice:ミニバイク>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+1) → 7[5,2]+3+1 → 11

GM:バカナーッ!
ミニバイク:キキーッ ドンッ

レッサーオーガ:「くっ!厄介な乗り物を……!」
カナリカ:そして大本命、本体による【魔力撃】を乗せた剣閃だ!

カナリカ:2d6+6 命中判定
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : (2D6+6) → 6[1,5]+6 → 12

レッサーオーガアデプト・スラッシャー:2d6+6 //回避力判定
<BCDice:レッサーオーガアデプト・スラッシャー>:SwordWorld2.5 : (2D6+6) → 9[4,5]+6 → 15→成功!

フルモニク:出目がね!
イズール:強い出目をお持ちでいらっしゃる…


カナリカ:「我が一撃をくらえっ!!」バチバチドーン
レッサーオーガ:「本命は剣の一撃……見えておるわ!」*構えた両手剣でガード!

フルモニク:「クソー、なんてやつだ……」
カナリカ:「あえてバイクの攻撃をくらって私からの攻撃に集中するとは……頭も回るみたいだね」

チカ:これはもう回復しないとヤバそうですね!
チカ:「前衛の二人が危ない……!今回復させます!」

チカ:キュア・ウーンズを拡大/数でイズールとカナリカに
チカ:2d6+3+3 行使判定
<BCDice:チカ>:DiceBot : (2D6+3+3) → 6[2,4]+3+3 → 12

チカ:2 k10@13+3+3 /回復量 イズール→カナリカの順 
<BCDice:チカ>:
SwordWorld2.5 : KeyNo.10+6 → 2D:[6,4]=10 → 5+6 → 11 
SwordWorld2.5 : KeyNo.10+6 → 2D:[2,5]=7 → 3+6 → 9 

チカ:イズールを11点、カナリカを9点回復させました
カナリカ:全回復
キア:峠は越えましたね
イズール:全回復タスカリマス

フルモニク:ここはダウレスをレッサーオーガの所に突撃させる!
ダウレス:オーガをなぐる!

ダウレス:2d6+6 //命中判定
<BCDice:ダウレス(>:SwordWorld2.5 : (2D6+6) → 3[1,2]+6 → 9

レッサーオーガ:2d6+6 //回避力判定
<BCDice:レッサーオーガ>:SwordWorld2.5 : (2D6+6) → 11[6,5]+6 → 17→成功!

ダウレス:アッーー!
ダウレス:……
ダウレス:出目ぇ!!
GM:オーガの出目が強すぎる

レッサーオーガ:「この程度で……この俺様を止めるつもりか!片腹痛いわ!」*ダウレスの尻尾を素手で払い除ける!

フルモニク:ならば音攻撃ですこしでも削るまでよ……!貯めておいた楽素で終律!

フルモニク:2d6+3+5 //バード精神判定 春の強風を
<BCDice:フルモニク>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+5) → 8[6,2]+3+5 → 16

レッサーオーガ:2d6+7 //精神抵抗判定
<BCDice:レッサーオーガ>:SwordWorld2.5 : (2D6+7) → 5[3,2]+7 → 12
失敗……

レッサーオーガ:ぬぅっ!
フルモニク:ホホホ!

フルモニク:k20@10+3+5 //威力20終律ダメージロール ゴートゥヘル
<BCDice:フルモニク>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[10]+8 → 2D:[1,1]=2 → ** → 自動失敗……

GM:……
カナリカ:……
イズール:……
キア:……
フルモニク:……

フルモニク:「アッ!」*盛大に音をはずす
フルモニク:「……やばいぞこれ!!」
フルモニク:「ちょっともうノープランだわ……!」

キア:「……ドンマイですよ先輩!」
レッサーオーガ:「ふん、ボルグ共の相手で精一杯のようだな……ここで貴様らを喰らい、人里に攻め込んでくれる!」

フルモニク:「プロなのにライブで失敗するとか……」
カナリカ:「一度の失敗で諦めたらだめだよ、フルモニク!!」
カナリカ:「誰だって失敗はする、元気だして!」
イズール:「元気出してくれ…」
フルモニク:「生き延びることができたら考えるよ……」

GM:最後はイズールの手番
イズール:では敵後衛は一旦放置でレッサーオーガを攻撃しますね

イズール:2d6+3+3-1+1 //命中力判定(キャッツアイ使用時)
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3-1+1) → 10[5,5]+3+3-1+1 → 16

レッサーオーガ:2d6+6 //回避力判定
<BCDice:レッサーオーガ>:SwordWorld2.5 : (2D6+6) → 5[1,4]+6 → 11
失敗……

GM:!
カナリカ:やったー!当たった!
キア・コレット:いっけぇ!

イズール:k10@8+3+2+2+1 //ダメージロール(通常時)
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : KeyNo.10c[8]+8 → 2D:[2,1]=3 → 1+8 → 9

イズール:オカシイダロオオオ!?

レッサーオーガ:「そんな細い槍で……俺の命が取れるものか!」*急所を外す!
イズール:「次はど真ん中当ててやるよ!」*啖呵切っておきます。リカント語だけど

キア:「(もう少しで敵の急所を捕らえたはず……ですが、このオーガ”疾い”……!)」

GM:それでは第三ラウンド
GM:ゴブリンの内、片方がイズールに矢を放つ!

ゴブリンシューター:c(4+7) //命中力判定
<BCDice:ゴブリンシューター>:SwordWorld2.5 : 計算結果 → 11

2d6+3+4+1 //回避力判定(通常時)
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+4+1) → 8[6,2]+3+4+1 → 16
成功!

GM:choice[ダウレス,カナ,イズール,バイク]  //PCランダム選択
<BCDice:GM>:DiceBot : (CHOICE[ダウレス,カナ,イズール,バイク]) → ダウレス
GM:ゴブリンはダウレスめがけて矢を放つ!

ゴブリンシューター:c(4+7) //命中力判定
<BCDice:ゴブリンシューター>:SwordWorld2.5 : 計算結果 → 11

ダウレス:2d6+3 //回避判定
<BCDice:ダウレス>:SwordWorld2.5 : (2D6+3) → 5[2,3]+3 → 8→失敗……

ゴブリンシューター:2d6+3 //ダメージ
<BCDice:ゴブリンシューター>:SwordWorld2.5 : (2D6+3) → 11[6,5]+3 → 14

ダウレス:7点ダメージ受けます!かなりキツい!

レッサーオーガ:ここで【薙ぎ払い】を発動。ダメージが少し下がる代わりに、3体までの相手に同時に攻撃できる。
レッサーオーガ:4人いるから除外対象を決めるね

GM:choice[ダウレス,カナ,イズール,バイク]  //PCランダム選択
<BCDice:GM>:DiceBot : (CHOICE[ダウレス,カナ,イズール,バイク]) → ダウレス

レッサーオーガ:ちっ……

ミニバイク:慈悲か……
イズール:お慈悲ィ……!

レッサーオーガ:2d6+6 //命中力判定
<BCDice:レッサーオーガ>:SwordWorld2.5 : (2D6+6) → 3[2,1]+6 → 9
レッサーオーガ:なにぃぃぃ!?

ミニバイク:2d6+3 単車虐めないで
<BCDice:ミニバイク>:SwordWorld2.5 : (2D6+3) → 11[6,5]+3 → 14
成功!

カナリカ:2d6+6 サッ
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : (2D6+6) → 7[2,5]+6 → 13
成功!

イズール:2d6+3+4+1 //回避力判定(通常時)
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+4+1) → 8[6,2]+3+4+1 → 16
成功!

レッサーオーガ:「ちっ、弱者どもがうじゃうじゃと……まとめて蹴散らしてくれるわ!」*大ぶりに剣を振るう、が……!
カナリカ:「先ほどまでのスマートさを捨てたのが間違いだね!」*見え見えの一撃を躱す!
GM:それでは冒険者たちのターンが回ってきた。反撃なるか!?

フルモニク:初手で呪歌【モラル】を使用。命中判定にバフをかける!
フルモニク:2d6+3+5 //バード精神判定 
<BCDice:フルモニク>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+5) → 9[3,6]+3+5 → 17
フルモニク:楽素生成!

フルモニク:そしてレッサーオーガを含む乱戦エリアにはダウレス、イズール、カナリカ、魔動ミニバイクの4体が存在している。
自分を除き、敵対者の二倍を超える数が存在しているのでダウレスは乱戦エリアを離脱し、通常移動でゴブリンシューターの位置まで突っ込むことができる!

ダウレス:【テイルスイープ】で薙ぎ払う!ゴブリンシューター2体を同時攻撃だ!

ダウレス:2d6+6 //命中判定 いい加減相手の数をへらさないと、こっちに死人がでる……!具体的に言うとダウレスとか。
<BCDice:ダウレス(フル>:SwordWorld2.5 : (2D6+6) → 5[2,3]+6 → 11

ゴブリンシューター:c(1+7) //回避力判定
<BCDice:ゴブリンシューター>:SwordWorld2.5 : 計算結果 → 8→失敗……

2 2d6+4 //ダメージロール たのむ、決めてくれ……!
<BCDice:ダウレス(フル>:SwordWorld2.5 : (2D6+4) → 7[5,2]+4 → 11 
<BCDice:ダウレス(フル>:SwordWorld2.5 : (2D6+4) → 7[1,6]+4 → 11 

GM:一体KOされた!

フルモニク:「いけぇー! 狙いはそいつじゃない!後ろの雑魚だー!」
ダウレス:ゴブリンシューターを尻尾でふきとばし、もう一体を見事なボディスラムでKOする

GM:OK! イズールの投槍で傷ついていたゴブリンはひとたまりもないな

レッサーオーガ:「チッ、射手共は防備が手薄い……だが、俺一人残っていれば“任務”の遂行に支障はない……!
キア:「(任務……?)

カナリカ:多少博打になるが、私が行こう
カナリカ:レッサーオーガ含むエリア全体に、【ダーク・ミスト】を放つ!
カナリカ:相手の精神抵抗を抜ければ、今ラウンドの相手の回避力を下げられる。自分と味方を巻き込んでしまうのが難点だが……!

カナリカ:2d6+5 魔法行使判定!
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : (2D6+5) → 5[4,1]+5 → 10

カナリカ:ダメくせえ!!

レッサーオーガ:2d6+7 //精神抵抗判定
<BCDice:レッサーオーガ>:SwordWorld2.5 : (2D6+7) → 5[3,2]+7 → 12
成功!

カナリカ:2d6+4 自分で抵抗する
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : (2D6+4) → 5[1,4]+4 → 9
失敗……

ミニバイク:2d6+3
<BCDice:ミニバイク>:SwordWorld2.5 : (2D6+3) → 5[2,3]+3 → 8
失敗……

イズール:2d6+3+2 //精神抵抗判定
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+2) → 8[4,4]+3+2 → 13
成功!

カナリカ:これ自爆しただけじゃん!

カナリカ:「霧でかくらn……わぷっ!……暴発した!

GM:いつもクールなカナリカの貴重なポンコツシーンである

カナリカ:このままバイクで攻撃する!

ミニバイク:2d6+5 いけるか……!
<BCDice:ミニバイク>:SwordWorld2.5 : (2D6+5) → 4[1,3]+5 → 9

レッサーオーガ:2d6+6 //回避力判定
<BCDice:レッサーオーガ>:SwordWorld2.5 : (2D6+6) → 6[3,3]+6 → 12
成功!

カナリカ:当たらない……!

カナリカ:「前がみえない~~っ!」*ふらふら

キア:次は私が行きます。オーガに射撃!
キア:☆ソリッドバレット 弾丸作成

キア:2d6+3+3+1+1  //命中判定
<BCDice:キア>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3+1+1) → 2[1,1]+3+3+1+1 → 10→自動失敗……

キア:えぇ~!?

キア:「そ、そんな……まだジャムが直らないなんて!」*強引にガンの中の弾丸を捨てる。再装填が必要だ。
キア:以上です。うわーん!

イズール:うーむ、ここは数を減らすか。投擲用のジャベリンはまだあるし、ゴブリンシューターに持ってるジャベリンを投擲!

GM:ふむふむ。イズールは【ターゲッティング】を習得していないので、ダウレスに誤射する可能性がありますね。どっちに当たるかな……?

GM:choice[ダウレス,ゴブリン]
<BCDice:GM>:SwordWorld2.5 : (CHOICE[ダウレス,ゴブリン]) → ゴブリン

キア:危なかった
ダウレス:助かった……

イズール:2d6+3+3-1+1+1 //命中力判定(キャッツアイ使用時)
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3-1+1+1) → 2[1,1]+3+3-1+1+1 → 9→自動失敗……

フルモニク:???
カナリカ:????
GM:?????
キア:そんなことある!?
イズール:おかしくない!?

フルモニク:「なんか……風水的にヤバくね?攻撃当たんないんだけど!」
フルモニク:「風水的によくないよ!絶対」
キア:「おそらく、周囲のマナ濃度が高いせいだと思います……この土地の力場に、我々が順応していないのが大きいかもしれませんね」

チカ:少しでも命中率を上げないと……!
チカ:レッサーオーガに【サイン・トーチ】 炎の印をつけて攻撃を当てやすくします!

チカ:2d6+3+3 //行使判定
<BCDice:チカ>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3) → 7[1,6]+3+3 → 13

レッサーオーガ:2d6+7 //精神抵抗判定
<BCDice:レッサーオーガ>:SwordWorld2.5 : (2D6+7) → 8[4,4]+7 → 15
成功!

チカ:ぴぇ……

チカ:「そ、そんな……!」

GM:それじゃあ第四ラウンドだ……!

GM:ゴブリンシューター、いきます!
GM:choice[ダウレス,カナ,イズール,バイク]  //PCランダム選択
<BCDice:GM>:DiceBot : (CHOICE[ダウレス,カナ,イズール,バイク]) → カナ
GM:カナリカに射撃!

カナリカ:【ダーク・ミスト】で回避しにくくなっている所を狙うとは……

ゴブリンシューター:c(4+7) //命中力判定
<BCDice:ゴブリンシューター>:SwordWorld2.5 : 計算結果 → 11

カナリカ:2d6+6-2
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : (2D6+6-2) → 12[6,6]+6-2 → 16
自動成功!

カナリカ:ここで6ゾロ!?

カナリカ:「見えないけど何かきた……?」*飛来した矢を躱す!

GM:では次、レッサーオーガだ。
GM:ダウレスが抜けたおかげでちょうどエリアに敵が3体!【薙ぎ払い】でまとめて相手してやる!

レッサーオーガ:2d6+6 //命中力判定
<BCDice:レッサーオーガ>:SwordWorld2.5 : (2D6+6) → 11[6,5]+6 → 17

ミニバイク:2d6+3-2
<BCDice:ミニバイク>:SwordWorld2.5 : (2D6+3-2) → 8[6,2]+3-2 → 9
失敗……

カナリカ:2d6+6-2
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : (2D6+6-2) → 7[6,1]+6-2 → 11
失敗……

イズール:2d6+3+4+1 //回避力判定(通常時)
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+4+1) → 4[2,2]+3+4+1 → 12
失敗……

レッサーオーガ:3 2d6+6-2 //近接攻撃ダメージ イズール、カナリカ、バイクの順
<BCDice:レッサーオーガ>:
SwordWorld2.5 : (2D6+6-2) → 9[5,4]+6-2 → 13 
SwordWorld2.5 : (2D6+6-2) → 3[1,2]+6-2 → 7 
SwordWorld2.5 : (2D6+6-2) → 5[1,4]+6-2 → 9 

カナリカ:誰も倒れはしないけど、かなり削られてるな……

GM:冒険者達のターンだ!

カナリカ:ルーンフォークの種族特徴「HP変換」を使用する。
カナリカ:主動作を消費することで、HPをMPへと変換することができる……
カナリカ:HPを10点消費し、MPを10点回復……反撃の布石だ。
カナリカ:そしてバイクで突撃!

ミニバイク:2d6+5 
<BCDice:ミニバイク>:SwordWorld2.5 : (2D6+5) → 7[3,4]+5 → 12

レッサーオーガアデプト・スラッシャー:2d6+6 //回避力判定
<BCDice:レッサーオーガアデプト・スラッシャー>:SwordWorld2.5 : (2D6+6) → 6[5,1]+6 → 12→成功!

フルモニク:ぬぅぅ!
カナリカ:ギリギリ躱したか。だが次が勝負だ!

キア:弾丸を装填します。腰のバレットポーチから素早く弾を籠める。
GM:OK~!

イズール:イズールは効果が切れた練技を再使用し、レッサーオーガを槍で攻撃します!

イズール:2d6+3+3-1+1+1 //命中力判定(キャッツアイ使用時)
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3-1+1+1) → 5[4,1]+3+3-1+1+1 → 12

レッサーオーガ:2d6+6 //回避力判定
<BCDice:レッサーオーガ>:SwordWorld2.5 : (2D6+6) → 11[6,5]+6 → 17
成功!

フルモニク:なんでや!
イズール:その出目には勝てねっす
キア:えぇ……(引き

フルモニク:ではダウレスに指示して、ゴブリンシューターにトドメを!

ダウレス:2d6+1+6 //命中判定
<BCDice:ダウレス(フル>:SwordWorld2.5 : (2D6+1+6) → 12[6,6]+1+6 → 19

ダウレス(フル:2d6+4 //ダメージロール 確定ヒットなのでダメージ!
<BCDice:ダウレス(フル>:SwordWorld2.5 : (2D6+4) → 5[2,3]+4 → 9

GM:OK! ゴブリンの射手達も全滅だ!

フルモニク:ではフルは終律でレッサーオーガを攻撃!

フルモニク:2d6+3+5 //バード精神判定 たのむとおれ
<BCDice:フルモニク>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+5) → 5[4,1]+3+5 → 13

レッサーオーガ:2d6+7 //精神抵抗判定
<BCDice:レッサーオーガ>:SwordWorld2.5 : (2D6+7) → 9[6,3]+7 → 16
成功!

フルモニク:k20@13+3+5 //威力20終律ダメージロール 半減されるが
<BCDice:フルモニク>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20+8 → 2D:[5,4]=9 → 7+8 → 15
GM:それでは半分切り上げの8点ダメージですね

フルモニク:「クソー!まだ全然動けそうだな!」*息を切らしながら
キア:「少しずつではありますが、着実に削ってます……!」

チカ:「もう少し……確実に押してます!二人とも、頑張って!」
チカ:前衛のお二人を回復します!

チカ:2d6 ピンゾロ以外で成功
<BCDice:チカ>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 6[3,3] → 6

チカ:2 k10@13+6 回復量 イズール→カナリカ
<BCDice:チカ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.10+6 → 2D:[6,1]=7 → 3+6 → 9 
SwordWorld2.5 : KeyNo.10+6 → 2D:[3,2]=5 → 2+6 → 8 

チカ:イズールさんは全快、カナリカさんもひとまず安全圏……!

GM:かなりの泥仕あ……もとい、死闘ですね!
GM:それでは第五ラウンド、開始!

GM:レッサーオーガ、少し考える……
GM:後ろから回復させてきてる奴が邪魔だと……!
カナリカ:だがチカとキアの前にはフルモニクがいる
GM:貴様から始末してやるぜ、とばかりにフルモニクに魔法を撃つよ

レッサーオーガ:「ええい、後ろの連中が小細工を弄しているな!」
レッサーオーガ:「俺様の技で叩き潰してやる!」
レッサーオーガ:【エネルギー・ボルト】をフルモニクに

◆GMのメモ◆
フルモニクの種族はグラスランナー。
グラスランナーはマナに干渉する能力が低く、MPを持たない。
その代わり、彼らは魔法に対して抵抗すれば一切のダメージを無効化する特徴を持っている。フルモニクを魔法で傷つけるのは至難である。
レッサーオーガアデプト・スラッシャー:2d6+5  //魔法行使判定
<BCDice:レッサーオーガアデプト・スラッシャー>:SwordWorld2.5 : (2D6+5) → 7[4,3]+5 → 12

フルモニク:2d+8
<BCDice:フルモニク>:SwordWorld2.5 : (2D6+8) → 8[6,2]+8 → 16→成功!

フルモニク:ノーダメですわ!

フルモニク:「グラスランナーに魔法が効くわきゃねぇだろおおおお!」*レッサーオーガの放った魔力の矢が粉々に砕ける!

カナリカ:一気に攻める!ダウレス、キア、イズールの3人に【ファナティシズム】で命中補助だ。回避が下がってしまうが、ここで押し切れば良い!

カナリカ:2d6 行使判定! ピンゾロ以外で発動成功
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 5[4,1] → 5

カナリカ:「操、第ニ階位の精。高揚、戦意――奮起
フルモニク:「それは……賭けだぞ!?」
カナリカ:「戦わなきゃ勝てない……私は皆を信じるよ

カナリカ:そのままバイクで突撃!

ミニバイク:2d6+5 ゴッ 
<BCDice:ミニバイク>:SwordWorld2.5 : (2D6+5) → 3[2,1]+5 → 8

フルモニク:なんでだー!!
ミニバイク:お前帰っていいよ

レッサーオーガ:2d6+6 //回避力判定
<BCDice:レッサーオーガ>:SwordWorld2.5 : (2D6+6) → 11[5,6]+6 → 17
成功!

フルモニク:フルは手番で呪歌【モラル】を再使用。皆の命中にバフをかける!

フルモニク:2d6+3+5 //バード精神判定 パッパラパー
<BCDice:フルモニク>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+5) → 3[1,2]+3+5 → 11

フルモニク:モラルの効果が発動!
フルモニク:そしてダウレスに指示!レッサーオーガに襲いかかれ!

ダウレス(フル:2d6+2+16 //命中判定 ザッケンナコラー!!!
<BCDice:ダウレス(フル>:SwordWorld2.5 : (2D6+2+16) → 7[2,5]+2+6 → 16

レッサーオーガ:2d6+6 //回避力判定
<BCDice:レッサーオーガ>:SwordWorld2.5 : (2D6+6) → 7[4,3]+6 → 13
失敗……

ダウレス(フル:2d6+4 //ダメージロール しねぇぇぇい!
<BCDice:ダウレス(フル>:SwordWorld2.5 : (2D6+4) → 5[3,2]+5 → 10

ダウレス:防護引いて7点か

レッサーオーガ:「こいつら、動きが急に鋭く……!」

イズール:今こそ【囮攻撃】に繋げる時!
イズール:【囮攻撃】を宣言!
イズール:当たればそれでよし、ダメージが増える。外せば後続の攻撃が当たりやすくなる!

イズール:2d6+3+3-1+1+1+2 //命中力判定(キャッツアイ使用時)
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3-1+1+1+2) → 7[5,2]+3+3-1+1+1+2 → 16

レッサーオーガ:2d6+6 //回避力判定
<BCDice:レッサーオーガ>:SwordWorld2.5 : (2D6+6) → 12[6,6]+6 → 18
自動成功!

フルモニク:???
カナリカ:馬鹿な!
キア:なんで……!
イズール:うぅぅ! だが囮の役目は果たした……!

フルモニク:「今の一撃を躱すのかよ!なんて奴だ……!」

キア「このチャンスは逃しません!」
キア:☆ ソリッドバレット 弾丸作成

キア:2d6+3+3+1+2  //命中判定
<BCDice:キア・コレット>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3+1+2) → 6[1,5]+3+3+1+2 → 15

レッサーオーガ:2d6+6-1 //回避力判定
<BCDice:レッサーオーガ>:SwordWorld2.5 : (2D6+6-1) → 5[2,3]+6-1 → 10→失敗……

キア:k20@10+1+3+1  //威力20魔法ダメージ
<BCDice:キア>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[10]+5 → 2D:[5,6 2,7]=11,9 → 9,7+5 → 1回転 → 21

レッサーオーガ:C(21-21) //残りHP
<BCDice:レッサーオーガ>:SwordWorld2.5 : 計算結果 → 0

フルモニク:やったぜ!
カナリカ:うおおお!
キア:よし!

キア:「捉えました!」*急所を魔弾が貫く!
レッサーオーガ:「ぐはぁっ!!」
カナリカ:「ナイスだよ、キア!今のは致命的一撃だろう……!」

レッサーオーガ:「ま、待て!お前たち!」
レッサーオーガ:「ここは……ここは痛み分けで手を打とう!俺も一旦退く!だからお前たちも……!」*剣を地面に置き、命乞いを始めた!

フルモニク:「あー?聞こえんなぁ~!?」
イズール:『構わん、トドメをさしてくれ!』
カナリカ:「今見逃せば、仲間と仕返しにくる……」

キア:「……あなたが先程口にしていた”任務”について話すのであれば、私たちも多少は考えますよ」

レッサーオーガ:「……!」
レッサーオーガ:「そ、それは……!」
レッサーオーガ:「言えねぇ!言える訳が無ぇ!」
レッサーオーガ:*任務について触れられた瞬間、レッサーオーガの態度が急に怯えた様子になる

キア:「カマをかけましたが、今の態度で確信しました。貴方は確実に、上位の蛮族の指令で動いていますよね?」
レッサーオーガ:「ぐっ……!」
キア:「情報提供感謝です」*にかっと笑う
カナリカ:「やはり、逃がす訳にはいかないね……」

レッサーオーガ:「う、うぉおおおッ!」*もはや交易共通語ですらない雄叫びを上げ、素手でキアに襲いかかる、が……!

カナリカ:「報告をされたら困るんだ、悪いね」
カナリカ:「ハァッ!!」

GM:魔力を帯びたカナリカのサーベルが、一瞬速くオーガの胸を貫く!
カナリカ:「大切なうちのキアに振れるなんて、私が許さない」
レッサーオーガ:『ごふっ……馬鹿な……俺が……!』*汎用蛮族語で悪態を吐きながら倒れる。もう動かない。

キア:「カナリカさん助かりました。ありがとうございます!」
カナリカ:「お安い御用さ。仲間を守るのは騎士の役目だからね」
イズール:「トドメありがとな、やっぱかっこいいぜ」*獣変貌解いてカナリカさんに
カナリカ:「イズールもかっこよかったよ。弓の弾幕を避けるのは見事だった」*イズールを弟を可愛がるように、頭をワシっと

突然のお姉さんムーヴ。GMの指は一瞬止まった。

フルモニク:「さーて、期待はしてないけど念の為情報あつめるか……」*戦場をごそごそあさり

GM:ボルグやゴブリン達は何も持っていなかったけど、レッサーオーガの懐からは質の悪い羊皮紙が一枚出てきますね。
GM:丁寧に畳まれていて、革紐で閉じられている。おそらくはポケットの中でくしゃくしゃにならないように、レッサーオーガが工夫したのだろう。
GM:ということで、冒険者たちは「蛮族の指令書」を手に入れました。内容は……ドレイク語で書かれています。

ドレイク語:蛮族達のリーダー格たるエリート種族、ドレイク達の言語。
複雑な文法と豊かな表現力を特徴とする言語で、ゴブリンやボルグといった妖魔達には理解することができない。
大軍勢を率いるようなエリート種族と、彼らからの命を受けて活動する部隊長・指揮官クラスの蛮族達の使う、上位蛮族語とでも呼べる言語である。

フルモニク:ドレイク語なら読めるよ。上位蛮族を煽るために習得した。
GM:それは素晴らしい。フルさんは手紙の内容を読むことができます。

フルモニク:「お、これ蛮族達の貴族文字じゃん」
GM:では内容はざっと以下の通り

“千剣伯”は大裂穴の中に眠る、あるものを探している。
大裂穴から“空色の剣”を探し出せ

イズール:「次はもっと、攻撃を当てられるようにしないとな……うん?なんだそれ」*近寄り
フルモニク:「えーと、探しものだって」*口頭でつたえーの
キア:「蛮族の持つ貴族文字……ドレイク語ですか」
キア:「”空色の剣”……」

GM:ちなみにこの手紙は版によって刷られたものである、ということがキアさんやフルさんには解ります。つまり、同じ内容の手紙がある程度量産されているということです。

フルモニク:「ま、どのみち一回帰りかな……。上位蛮族が動いてるとなれば、個人レベルじゃ手に負えないし」
カナリカ:「マスターに聞いてみようか」
イズール:「札以外にもお土産が増えたな、嬉しくないが」
キア:「ですね、大規模の作戦のようですしマスターに伝えましょう」

GM:では、冒険者達は翌朝を待って帰投します。もちろん、紋章入りの札を持ってね!

5.空色の剣

GM:朝に見張り塔を出発すると、やはり帰りも昼過ぎ~夕方になります。
GM:ギルドの扉をくぐると、台所の方から良い匂いが漂ってくることでしょう。

キア:「ただいま帰還しました」戸をくぐる
イズール:「ただいまジムレドさん、メシ食いてえ……」
ジムレド:「おや、帰ったかい。随分とまぁボロボロになって……」
カナリカ:「ただいまマスター。いやぁ疲れたね……」
フルモニク:「フロ!メシ!ねる!」

キア:「そのことですが……」*指令書を渡して事情を説明します
ジムレド:「……」*指令書に目を通す。当然の如くドレイク語にも通じているようだ。

カナリカ:「……マスターはそこまで驚かないんだね。まさかこうなることを読んでいたのかい?」
ジムレド:「アタシを買いかぶり過ぎだよ。こいつは予見できなかったさ」
ジムレド:「大裂穴に住んでる蛮族どもは、中々耳が早いと見えるね」

ジムレド:「“空色の剣”というのは魔剣の一種でね……だが、まさか蛮族達が本気で探しにかかるとはね」
カナリカ:「魔剣か……奴らの手に渡るのだけは避けたいな……」
カナリカ:「あのレッサーオーガよりも強い奴が手にしたら、それこそ手に負えないよ」

キア:「どうしますか?蛮族は数も多く、大裂穴は彼らの方が土地勘がありますよ」

ジムレド:「……まぁ待ちな。連中が探し回っているってことは、まだ連中はそれを見つけていないってことさ」
イズール:「ジムレドさんが知ってるってことは、その魔剣がどこにあるのかはわかる……んですか?」

ジムレド:「“空色の剣”は、魔法文明時代にこの辺りを支配していた魔法王が創った作品でね。現代となっては詳しい在り処は誰も知らないが……」
ジムレド:「文献の記録を辿ったところ、大裂穴の南端のどこかにあるだろう、というのが研究者達の見解さ。大雑把ではあるがね」

ジムレド:「しかしね、“空色の剣”という名前こそ与えられているものの……詳細な形や性質を記した記録がどこにもないんだよ」
キア:「それは……非常に興味深いですね」*目をキラキラさせる
フルモニク:「探しようがねーじゃん!」
カナリカ:「目星のつけようがないな。しかしそんな眉唾ものの剣を、態々欲しがるなんてね」

ジムレド:「そういうこと。キングスレイの上層部だって、存在そのものに半信半疑なのさ。あの《鋼の車輪》だって動きはしないだろうね」
フルモニク:「ちぇ、大きなギルドって大事なときに役に立たないんだ」

ジムレド:「こんな手紙が見つかった状況で口にするのも、どうかと思うがね」
ジムレド:「誰も見たことのない魔剣が、自分たちの仕事場のどこかに眠っている……ワクワクするだろ?冒険者ならさ」*薄笑いを浮かべます
キア:「えぇ……。僻地に飛ばされてどうなるかと思いましたがワクワクしますね」*笑みを返します
カナリカ:「そうだね、ロマンっていうのかな。追い求めるのも悪くない」

フルモニク:「アララ……リアリストはワタシだけかいな」
カナリカ:「薄暗い話より、よほど希望にあふれてるさ」

ジムレド:「クク……まぁ、死なない程度に頑張っていくんだね。改めて……ようこそ。我が《空の麓》へ
フルモニク:「歓迎気分じゃないやーい! 生きた心地がしなーい!」
カナリカ:「そうかい?私は楽しいけど」
カナリカ:「改めてよろしく、マスター」

GM:《元ヒスドゥール大裂穴》の奥に住む蛮族達の動向は全貌が知れず、眉唾物の魔剣の話と“千剣伯”という名に不穏なものを感じつつ、冒険者達の夜は更けていくのでした……。

GM:というわけで、今回の冒険のリザルト発表~。
一人1200Gの依頼報酬に加え、倒した魔物から得た戦利品による報酬185Gを獲得。「マギトーチ」は売却しなかったので、キアさんの手元に残ります。
GM:次に経験点 前半+後半を合わせて1000+180+150=1330点+ピンゾロ分です。
GM:そして成長一回。

GM:やっとギルドに正式登録し、初仕事を終えた冒険者達。
しかし、大裂穴の奥には蛮族達の陰謀の気配が漂っています。
謎の魔剣と“千剣伯”なる上位蛮族。次は何が待ち受けるやら……。

そんなわけで、第一話は終了!
今日の冒険はここまで。皆様、お疲れ様でした!

次回予告

無事に冒険者ギルド《空の麓》の一員として認められたPC達。
まだまだ駆け出しの雰囲気が抜けない彼らは、ギルドで経験を積み、着実に成長していく……はず。

そんな慌ただしい日々を過ごしていたある日、1件の依頼が舞い込む。
《ヒスイドラ》の町にほど近い村で、古い遺跡が発掘されたというのだ。
遺跡探索は蛮族退治に並ぶ冒険の華形。日々の鍛錬の成果を発揮して、冒険者達は成果を掴むことができるのか……?
次回第二話、「坑道の呼び声」をお楽しみに。

←第一話「冒険の始まり」前編
第二話「坑道の呼び声」→

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?