ソードワールド2.5リプレイ《大地の見張り》キャンペーン 第二話「地下劇場の剣」後編

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絵:とらこさん

はじめに

この記事はこの記事は2020/5/3に行われた「ソードワールド2.5(グループSNEのTRPG)」のセッションログを再編集したリプレイです。
読みやすくするため、実際のセッションログを少しだけ脚色したり、発言順序を整理したりしています。

前編はこちら

0.これまでのあらすじ

 ドーデン地方の都市、《ヒスダリア》の冒険者ギルド《大地の見張り》亭に所属する冒険者であるPC達は、廃地下鉄路線の先で発見された遺跡の調査を依頼される。

 内部は魔動機文明時代の地下劇場になっており、人族・蛮族の遺体がアンデッドとなって徘徊していた。
 PC達は楽屋の一室に佇む「ゴーストの歌姫」が劇場最奥部の大舞台に繋がる扉を開く鍵を持っていることを突き止めるも、その先の広間で強力なアンデッドが差し向けた手下に襲撃される。

 そのうちの一体から「贈り物の指輪」を手に入れたPC達だったが……。

1. フィリップからクリスティーヌへ

GM:……というわけで、PC達は「贈り物の指輪」を手に入れました。

◆アイテム解説◆
 贈り物の指輪
「我が歌姫、クリスティーヌ・ドゥ・リスに捧ぐ」と内側に彫られた指輪。
長い年月を経ても錆びることも壊れることもなく、紳士の懐にあったもの。
文字の中に微かな血がこびりついており、何故か落ち着く香りがする。

モニカ:「これは……」*指輪を拾い上げる

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絵:とらこさん

PC:モニカ・フェルトマン/女性/24歳
PL:とらこ
種族:人間
技能:プリーストLv4/セージLv3/コンジャラーLv1

戦闘特技:魔法拡大/数、ワードブレイク
装備:聖印(神聖魔法発動体)、スプリントアーマー(金属鎧)

概要
“鉄道神王”ストラスフォードに仕える神官。
仲間の行動に軽率に悶えていき、記録も取っている。
前回の冒険後、簡単な操霊魔法を修得。状況に合わせた様々な支援を行うことができ、パーティの戦略をより強力に支えることが可能になった。

豊富な知識と魔法で的確に冒険をサポートする、頼れる屋台骨である。

ノア:「あのゴーストの剣士の落し物……か」

ノア

絵:とらこさん

PC:ノア・ロードバーグ/男性/37歳
PL:おもち
種族:人間
技能:ファイターLv4/スカウトLv2/セージLv1/エンハンサーLv2

戦闘特技:全力攻撃、なぎ払い
装備:グレートソード(両手剣)、スプリントアーマー(金属鎧)

概要
娘の独り立ちを機に剣を取ったセカンドライフ冒険者。
鍛え上げられた肉体から繰り出す剣撃で、どんな敵も切り倒す。
速さと手数を武器とするヴァルトとは好対照な戦闘スタイルの持ち主。

野太い声と共にグレートソードを繰り出す様は圧巻。

ヴァルト:「……魔動機文明語で何か書いてあるな。歌姫への贈り物、か」

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絵:とらこさん

PC:ヴァルトルーデ・レーリヒ/男性/19歳
PL:閣下
種族:リカント(オオカミ)
技能:フェンサーLv4/エンハンサーLv2/アルケミストLv2/スカウトLv2

戦闘特技:両手利き、武器習熟A/ソード
装備:フリッサ(片手剣)*2、ソフトレザー(革鎧)

概要
ツンデレ男の娘。
前回の報酬で片手に持っていたレイピアをフリッサに買い替え、晴れてフリッサ二刀流となった。また、斥候の技術も向上したことで探索も得意となっている。

前回は旅の冒険者だったが、今のところ《大地の見張り》に落ち着いているようだ。

エンデ:「さ、さっきの部屋に戻るの……?」*がくがく

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絵:シロクニさん

PC:エンデ/女性/14歳
PL:シロクニ
種族:人間
技能:シューターLv4/スカウトLv2/フェアリーテイマーLv2

戦闘特技:ターゲッティング、鷹の目
装備:ロングボウ(弓)、ハードレザー(革鎧)

概要
森育ちの元気少女。妖精達はだいたい友達。
弓の扱いが上手く、遠方や遮蔽に隠れた対象を射抜くことができる。
いつも明るくエネルギッシュだが、年相応に怖いものを怖がる一面も……?

ちなみに技能テーブルの関係から技能の成長を一旦保留した。

ノーレ:「エンデお姉ちゃん、行きたくなさそうだね……」

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絵:シロクニさん

PC:ノーレ/男性/6歳
PL:カンリ
種族:タビット
技能:ソーサラーLv4/コンジャラーLv2/セージLv1/アルケミストLv1/レンジャーLv1

戦闘特技:ターゲッティング、バイオレントキャスト
装備:メイジスタッフ(杖)、クロースアーマー(布服)

概要
真語魔法を得意とするタビットの魔術師。
一発の魔法を放って8体の妖魔をほぼ瞬殺した。知能の暴力。
反面、肉体的にはかなり弱く尖った能力値をしている。

パラメータ的にはかなりの不器用だと思われる。モフモフだからですかね。

ヴァルト:「これで伝わればいいけどな……」
ノア:「あのゴーストには辛い結果だろうが、伝えないわけにもいくまい」
ヴァルト:「……俺はここで待ってる。口がうまいわけじゃないしな」
ノア:「わかった。では私が行くが……誰かついて来てくれるか?」
モニカ:「私も行きましょう。一応、私神官ですから」*頷く

エンデ:「い、イッテラッシャイ……」*行きたくない

ノア:おーん、これで嫌な展開にならないといいですが……
GM:DARK S○ULSなら間違いなく嫌な展開になるが……

GM:◆描写◆
ノアとモニカが先ほどの楽屋に戻ると、やはりゴーストの歌姫は椅子に座ってうなだれていた。しかし、ノアが懐から取り出した指輪に気づくとー

ゴーストの歌姫:「あぁ、あぁ……この香りは、あのお方の……」
モニカ:「......」
ゴーストの歌姫:「ずっとお待ちしておりましたわ……でも、わたくし少し疲れてしまいました」*ゆっくりと身体が消えていく
モニカ:「……!」
ゴーストの歌姫:「あなたがお傍にいると、なんだか少し眠く……」
ノア:「あぁ、彼も会いたがっていたようだ。少し休むといい」
モニカ:「ノアさん……」

GM:ゴーストの歌姫はゆっくりと指輪に触れ、静かに消えていきます……。
GM:そのあとには、金属製の精緻な鍵だけが残されていました。

GM:「舞台の鍵」を入手しました。
モニカ:少しの間、彼らの魂の救済を祈ります。

ノア:「さて、鍵は手に入った。行くとしようか」
モニカ:「……はい!」

GM:それではノア、モニカはヴァルト、ノーレ、エンデの3人に合流!

エンデ:「おかえりなさい!怪我は?襲ってこなかった?だいじょうぶ?」*って戻ってきた二人を心配しておこう
モニカ:「大丈夫ですよ!ありがとうございます」*返しておきます
ヴァルト:「……何事もなかったみたいだな」*胡坐かいて座ってる

GM:では……次がシナリオのクライマックスです。
    戦闘の直後ですし、草キメタイムにしましょう。

◆GMのメモ◆
説明しよう!草キメタイムとは草をキメる時間である。
HPを回復する「救命草」やMPを回復する「魔香草」など、この剣の世界・ラクシアには多くの薬草が存在する(ゲーム的には何種かに大別される)。

しかし某大人気狩猟ゲームのように「そのまま直で飲む」とはいかないのがTRPGだ。

ソード・ワールド2.5では、薬草の類は煎じる・布で包んで叩き、有効成分を染み出させる・燻して煙を吸う・アルコールで薬用成分を抽出する・食べるといった方法でその薬効を利用する。そのため、レンジャー(野伏)技能を持っていると薬草類を使った回復量にはボーナスが付く。
また、ポーションと違って薬草の使用には10分間の時間を要する。

……結局食べるんじゃあないか。むしゃむしゃ。

ノア:へへ……上質な草だ 練技を使うことを考えると、MPは3の倍数まで回復しておきたいな……
エンデ:ノアさんが草をキメなさるそうです
ノーレ:じゃあノアさんに魔香草……かな
GM:ノーレくんの取得したレンジャー技能が光る

ノーレ:k0+1+(7/6)@13 【魔香草】
<BCDice:ノーレ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.0+2 → 2D:[1,2]=3 → 0+2 → 2

ノーレ:うぇ……申し訳ない
ノア:1でも回復すればOK!ありがとうございます
GM:1点回復すれば練技を使う上で大きな問題はない……ナイス草だね

ノア:数字が大事なんじゃないです 仲間が助けてくれることが大事!
ノア:(俺今いいこと言ったわー)
GM:いや、今TRPGで大切なことを見失いかけたわ……いい事言いますネー

ヴァルト:俺は獣になるぞ 訳:【獣変貌】しておく
エンデ:獣変貌時のヴァルトさん、撫で甲斐がありそう
ヴァルト:近づいたら噛む がるる……
エンデ:えへへ(噛まれに行く)
モニカ:血を流しながら撫でてみたいですね

2. 劇場最深部・大舞台

GM:PC達は舞台の鍵を大扉に差し込む すると……
   ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ……

GM:◆描写◆
舞台の鍵を使って劇場最深部の大扉を開いた瞬間、天井に取り付けられた大型魔動灯が一斉に点灯してPC達を照らし出す。
内部は膨大な客席と舞台から構成される大劇場の舞台だった。
この劇場が《大破局》に際して地下に埋もれてから300年の時が過ぎているはずなのに、劇場の床や客席には蜘蛛の巣一つかかっていない。
隅から隅まで手入れが行き届いており、PC達が地上の街で目にした劇場より綺麗な印象すら受ける。

大舞台からPC達のいる扉までまっすぐ、客席を縦断する形で花道が設けられていた。
その先には、PC達と同じく魔動灯に照らされている一人の男の姿がある。

200503 アンデッドナイト

???:「忌々しい……忌々しい蛮族……共が……」
???:「何度叩き斬っても……入り込んでくるとはな……」

ヴァルト:『あううん……?』*俺たちのことが蛮族に見えるのか?

モニカ:GM、この男は何語を話しているんですか?
GM:おっと! 明瞭な発声の魔動機文明語ですね。
   そうだなぁ、魔動機文明語の会話能力のないPCでも、この男の話していることの大まかなニュアンスは理解できるものとして会話を進めるよ。 交渉とか説得はもちろん不可能だ。

◆GMのメモ◆
この男が話している「魔動機文明語」とPC達が普段使っている「交易共通語」は類似要素がある。《大破局》から300年の間に魔動機文明語が簡略化されたものが交易共通語という位置づけになっているためだ。
要するにラテン語と英語のような関係……だとGMは考えた。

なお、英語話者が古いラテン語で話しかけられてどの程度意味を理解できるのかについては考慮しない。これはゲームだからだ。

エンデ:「あの人は……怒ってる人間?」*言葉の端だけ理解した
ノア:「正確にはわからないが……対話の通じる雰囲気じゃないね」

???:「ここには誰も立ち入らせん……立ち入らせたなら……生きては帰さん……!」*腰の剣を抜きます
ヴァルト:『……!』*凄まじい殺気を感じた

ヴァルト:『歴戦の剣士のようだが……剣を抜いたなら、容赦はしない』
ヴァルト:『ましてや、俺の仲間に手を出すならな』*低く唸り声を上げる

エンデ:聞き取れない(リカント語)なのが悔やまれるセリフだ……
モニカ:聞き取れるのでモニメモしときます

GM:剣を構えたその男は、凄まじい殺気を放ちます。
  しかし、その声や佇まいは生者のそれではありません。
  強力な未練や怨念によって現世に留まっているアンデッドのようです。

GM:そしてそのアンデッドを中心に、先ほど戦ったのと同じようなゴーストの剣士達がどこからともなく現れます。その数……4体!

ノア:「厄介なのが増えたな……3体でも手こずったが、今度は4体か!」
ノーレ:「しかもあの仮面のアンデッドが統率してます!気をつけて!」

GM:ゴーストの剣士達が姿を現すと同時に、PC達の背後で大扉が勢いよく閉まる。何らかの力がこの舞台室を支配しているようだ。
客席を横切る花道の先、舞台の上で剣を構えたアンデッドがPC達を待ち受けていた。 ここを脱出するには彼を倒さなければならないようだ。

3. VS.仮面の剣士、エリック

GM:それでは戦闘に移行します!
   この戦闘では上級戦闘ルールを適用するよ!

  まずは魔物知識判定から……

◆GMのメモ◆
判定の結果、ノーレが腕輪を砕いたことで弱点含めた敵のステータスを看破することができた。
仮面の男はゴーストの上級剣士(のっちオリジナルデータ)であり、近接攻撃における高い命中・回避・打撃力を併せ持つ強敵であることがわかった。

また、手下の召喚能力や近接攻撃に伴う二種類のスタイル切り替え能力など多彩な能力を持つ。更に「二回攻撃」によって1Rに二度の攻撃を行ってくるのだ。

PC達のステータスと照らし合わせても、明らかな強敵である。
エネミー解説:仮面の剣士、エリック(ゴーストの上級剣士)

魔物レベル:7
知能:人間並み
知覚:魔法
反応:敵対的
穢れ:5
言語:魔動機文明語
知名度/弱点値:11/15
弱点:【セイクリッド・ウェポン】の効果を受けた武器による命中+1、ダメージ+1
先制値:15
移動速度:25
生命抵抗力:8
精神抵抗力:9

特殊能力
・二回攻撃&双撃
・再生:手番終了時にHPが+5点回復する

▲手下の召喚 主動作で宣言。
 3体までの「ゴーストソードマン」を自身と同座標に召喚する。
 1体につき5点のMPを消費する。

〇弾き斬り 主動作で宣言。
 この能力を宣言した攻撃を対象が回避した場合、対象は続く10秒(1R)の間、回避判定に-1の修正を受ける。

〇受け流しの構え 主動作で宣言。
 次の自分の手番まで、命中力と打撃点に-1、回避力判定と精神抵抗判定に+1の修正を受ける。

攻撃方法(部位)
剣(本体)
命中力:8
打撃点:6
回避力:8
防護点:4
HP:51+20
MP:25

概要
熟達した剣士のアンデッド。
正気を失っているが、戦闘についてのみ「人間並み」の知性で行動する。
即ち、残った理性が全て目の前の敵を倒すためだけに費やされている。

《グルニール地下劇場》の守衛を務めた仮面の剣士、エリックは剣で戦う術の廃れた魔動機文明時代において極めて実戦的で苛烈な剣技を操る戦士であった。生来の容貌を仮面で隠し、彼は劇場を護る剣となったのだ。

モニカ:ふぇぇ……ちゅよい……
エンデ:ふぇぇ……先制値えぐい
GM:では先制判定に移りましょう。目標値は15です。

ヴァルト:2d6+5  10
<BCDice:ヴァルト>:SwordWorld2.5 : (2D6+5) → 6[4,2]+5 → 11
→失敗……

ノア:2d6+2+2 //先制判定
<BCDice:ノア>:SwordWorld2.5 : (2D6+2+2>=15) → 6[5,1]+2+2 → 10
→失敗……

エンデ:2d6+2+3 //先制判定
<BCDice:エンデ>:SwordWorld2.5 : (2D6+2+3) → 3[2,1]+2+3 → 8
→失敗……

GM:おっと、スカウト組全員失敗!こりゃ敵の先手かな……?
エンデ:あの命中と打点に二回攻撃……先手取られたら危ない……
    う、運命変転!
GM:OK! 2,1の出目をひっくり返して……達成値は16! PC先手です!
モニカ:エンデさんが運命を切り拓く……!

ヴァルト:先手が取れたなら……全員前列スタートからノーレの【ライトニング】戦法でいけるな!総員配置!
ノア:取り巻きの方なら薙ぎ払いで討ち漏らしを回収できる

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GM:では見事、冒険者達は機を制しました!
   ここでギミックの説明としましょう
エンデ:お?
ノア:むむ
モニカ:ギミック!?

GM:◆ギミック◆
PCは自身の主動作を費やし、
「異常感知判定」か「見識判定」を行える。

ノア:この判定は、一度成功したら終わりですか?
GM:誰か一人でも成功すれば、また追加の説明を入れますよ~

GM:それでは第一ラウンド、スタートだ!

モニカ:初手もらいます!【セイクリッド・ウェポン】をかけなければ!
モニカ:【セイクリッド・ウエポン】 //武器攻撃を蛮族・アンデッドに対する物理ダメージ+2、命中+1
モニカ:【魔法拡大/数】 //魔法の対象数を増やす
モニカ:ノーレさん以外の3名にセイクリッドウエポンを!

モニカ:2d6+4+3 //神聖魔法 行使判定
<BCDice:モニカ>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+3) → 4[2,2]+4+3 → 11
→行使成功!

モニカ:「鉄道神王よ……ご加護を!」*祈りを捧げます

GM:OK! 鉄道神王の加護がノア、ヴァルト、エンデの武器に宿される!
ノア:だいぶ当てやすくなったね!
GM:それじゃあ次の方!
ノーレ:はい!

ノーレ:やりますか!
GM:やっちゃえ!
ノーレ:まずは補助動作で賦術【バークメイル】発動! ノアさんの防護点を2点上昇させます!

ノーレ:「ノアさん!これを!」*緑色のカードをノアに放つ! 装甲が硬くなる
ノア:「助かるよ、これで被弾を恐れず戦える!」

ノーレ:そして主動作で【バイオレントキャスト】を宣言し、真ん中のゴーストソードマン目掛けて【ライトニング】を放ちます!

ノーレ:2d+4+(30/6)+2 【真語魔法行使判定】
<BCDice:ノーレ>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+5+2) → 8[4,4]+4+5+2 → 19

GM:では他のゴーストソードマン*3とエリックの巻き込まれチェック!
GM:4 choice[A,B]  //二者ランダム選択 Aで巻き込まれる
<BCDice:GM>:DiceBot : (CHOICE[A,B]) → A 
DiceBot : (CHOICE[A,B]) → B 
DiceBot : (CHOICE[A,B]) → A 
DiceBot : (CHOICE[A,B]) → A 

GM:なにぃ!?50%だぞ!?
モニカ:やはりこのタビット、できる……!
ノア:なんという巻き込み力
エンデ:さすが、昨日に引き続き……

ゴーストソードマン:C(7+5+0-0) //精神抵抗判定
<BCDice:ゴーストソードマン>:SwordWorld2.5 : 計算結果 → 12
失敗……

仮面の剣士、エリック:2d6+9+0-0 //精神抵抗判定
<BCDice:仮面の剣士、エリック>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+0-0) → 10[5,5]+9+0-0 → 19
成功!

ノア:なんだと!?
モニカ:こ、こいつ……!
ノーレ:んんん!!
エンデ:ぴったりで抵抗とは……こやつできる

仮面の剣士、エリック:「ハァッ!」*剣で稲妻を打ち破り、抵抗!
モニカ:「ノーレさんの魔法を弾いた!?」
ノア:「あれを見切るか……大した奴だ」
ヴァルト:『少しはやるみたいだな』*がるる

ノーレ:3 k20+4+(30/6)+0 【真語魔法威力20】
<BCDice:ノーレ>:ゴーストソードマンへのダメージ
SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[10]+9 → 2D:[4,1]=5 → 3+9 → 12 
SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[10]+9 → 2D:[3,6]=9 → 7+9 → 16 
SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[10]+9 → 2D:[3,4]=7 → 5+9 → 14 

ノーレ:k20+4+(30/6)+0@13 【真語魔法威力20】 エリックへのダメージ
<BCDice:ノーレ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20+9 → 2D:[6,6]=12 → 10+9 → 19

ノーレ:あぁぁ!抵抗さえされなければ……!
GM:むふー、危ない危ない。エリックのHP残り61点……

ノア:では前線でなぎ払いを!
   まずは通常移動して、ゴーストソードマン*3に接敵!
   補助動作で【キャッツアイ】【マッスルベアー】を発動!
   出し惜しみせずにいく!

ノア:「はぁぁぁっ……!」*むきむき
GM:練体術によってノアの両腕に縄めいた筋肉が隆起する!
ノア:3体のソードマンに【なぎ払い】だ!

ノア:2d6+4+2+2-0 //命中力判定
<BCDice:ノア>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+2+2-0) → 8[6,2]+4+2+2-0 → 16

GM:うーん、それは避けられない!ダメージをどうぞ

ノア:3 k34@10+4+4+4-0-3 //薙ぎ払いⅠ
<BCDice:ノア>:
SwordWorld2.5 : KeyNo.34c[10]+9 → 2D:[1,2]=3 → 3+9 → 12 
SwordWorld2.5 : KeyNo.34c[10]+9 → 2D:[3,2]=5 → 5+9 → 14 
SwordWorld2.5 : KeyNo.34c[10]+9 → 2D:[4,6 5,2]=10,7 → 10,8+9 → 1回転27 

GM:なにぃ!?
モニカ:うおお!
GM:さっきのライトニングで受けたダメージと合わせて……全員消滅だ!

ノア:「……ッるあ!」*野太い声
モニカ:「ま、またあんな無茶な戦い方を……!」

GM:加護を受けたノアの剣が横薙ぎに一閃!ゴーストの剣士達の姿が一瞬で掻き消えた!
  これで残るは20m先にいるエリックと、一体だけ残ったゴーストソードマンのみ……

ノア:「ヴァルト!今だ、突っ込め!」

ヴァルト:続くぞ!
     補助動作で【ヴォーパルウェポン】Bを自分に
     更に練技【キャッツアイ】を発動!
     フリッサ*2を鞘から抜いて両手に装備し、一気に敵まで距離を詰める!

GM:させるかァ!ゴーストソードマンが3m前進して移動妨害!
ヴァルト:ではその地点でゴーストソードマンに攻撃!

ヴァルト:2d6+7-2+2
<BCDice:ヴァルト>:SwordWorld2.5 : (2D6+7-2+2) → 10[5,5]+7-2+2 → 17

GM:ヒット!

ヴァルト:K13+10+2+1@9
<BCDice:ヴァルト>:SwordWorld2.5 : KeyNo.13c[9]+13 → 2D:[5,5 1,2]=10,3 → 6,1+13 → 1回転20

ノーレ:ヒュー!
GM:一撃ぃ!?

ヴァルト:『遅いッ!』*がるっ!
ノア:「おぉー、頼もしいねぇ!」
モニカ:「鮮やか……!」

GM:お前らさっきのグダグダぶりはどうした!?
  
瞬く間に取り巻きのゴースト達を蹴散らしたぞ!

エンデ:乱戦じゃなくなったしギミックチャレンジするべきかな
ノア:ですね、重要そうですし……
GM:目標11の異常感知 or 知力ですな!
エンデ:それじゃ制限移動してギミック判定にチャレンジ!

エンデ:2d6+2+3 //スカウト観察判定パッケージ
<BCDice:エンデ>:SwordWorld2.5 : (2D6+2+3) → 10[4,6]+2+3 → 15

GM:すばらしい
ノア:グッド!
モニカ:おおお
ヴァルト:めっちゃたかい!
エンデ:見よ、エンデかしこい!

GM:エンデさんはエリックの立っている舞台の奥、その壁に……
   なにか小さな、手紙のようなものがナイフで縫い止められていることに気がつきます。距離にして約25m。
GM:この手紙がどうやらエリックにとっての現世への心残り、その核になるもののようです
  これを破壊できれば、エリックはある程度弱体化されるであろうことをエンデさんは直感的に理解できます

モニカ:鷹の目でこれ見抜いたと考えるととてもかっこいい……!
ノア:目がいいなぁ
ノーレ:かっこいい……

エンデ:「あの仮面剣士さんの後ろ、壁伝いに手紙みたいなのが貼り付けてある!」
モニカ:「う、嘘!? 私は薄暗くて何も見えません……!」

GM:手紙の破壊については、達成値15以上の遠隔・近接攻撃が必要です。
   ただし、形状:貫通の魔法には巻き込まれません。
   手紙の前で戦っているエリックが遮蔽扱いとなるため、実質的に狙えるのはエンデさんの弓だけですね。

エンデ:ということは、次ラウンドで制限移動すれば射程に入るな……
GM:本当はマイナス修正つけて射程外から狙ってもらうつもりだったが……先手を取られたのが残念でならぬわ!
エンデ:ふっふーん!

GM:ではエリックの手番! 手下を増やしても……このノリじゃ役に立たないな。通常移動でヴァルトに接近!

ヴァルト:「がるるるるるる!」*両手のフリッサを構える
仮面の剣士、エリック:『俺を阻むか……ならば我が剣を受けろッ!』
ヴァルト:『売られた喧嘩は買う主義なんでな!』
ノア:「気をつけろ、ヴァルト! なにか仕掛けてくるぞ!」

仮面の剣士、エリック:2d6+8+0-0 //命中力判定
<BCDice:仮面の剣士、エリック>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+0-0) → 9[5,4]+8+0-0 → 17

ヴァルト:2d6+7 これは無理だ!!
<BCDice:ヴァルト>:SwordWorld2.5 : (2D6+7) → 5[3,2]+7 → 12
失敗……

ヴァルト:シンプルに命中ステータスが高い……強い!

仮面の剣士、エリック:2d6+6+0-0 //近接攻撃ダメージ
<BCDice:仮面の剣士、エリック>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+0-0) → 7[4,3]+6+0-0 → 13

仮面の剣士、エリック:「はぁっ!」*目にも止まらぬ剣技で斬りつける!
ヴァルト:「かは……っ!」*HP26→16
モニカ:「ヴァルトルーデさん!」

仮面の剣士、エリック:二回攻撃で攻撃が続くが、ここで宣言能力を挟む
仮面の剣士、エリック:受け流しの構え……打点と命中が下がるが、回避と精神抵抗にプラスの補正を受ける

仮面の剣士、エリック:『俺の剣を受けて尚、死なないとはな。用心に値する相手よ……』
仮面の剣士、エリック:『だが、次の剣はどうだ……?』

仮面の剣士、エリック:2d6+8+0-1 //命中力判定
<BCDice:仮面の剣士、エリック>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+0-1) → 9[4,5]+8+0-1 → 16

ヴァルト:2d6+7
<BCDice:ヴァルト>:SwordWorld2.5 : (2D6+7) → 6[3,3]+7 → 13
失敗……

仮面の剣士、エリック:2d6+6+0-1 //近接攻撃ダメージ
<BCDice:仮面の剣士、エリック>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+0-1) → 7[6,1]+6+0-1 → 12

ヴァルト:ぐぇぇ、残りHP1だ
エンデ:食いしばってる……!

仮面の剣士、エリック:『はぁっ!』*構えから更に踏み込み!一閃!
ヴァルト:『ぐぅぅ……!』*ふらついてきた
仮面の剣士、エリック:『フン、守りの型からの攻撃でなければ落としていたが……仕方あるまい』*素早く受け流し姿勢に戻る
ヴァルト:『仕留めるまで……倒れるか……!』

ヴァルト:当たらなければどうということはない理論が通用しねぇ!
GM:命中力8は普通にレベル4にぶつける相手じゃないですな
ヴァルト:だが俺は戦う! そのままターンもらうぜ!

ヴァルト:補助動作で【パラライズミスト】!このRだけ回避-1をかける!
GM:防御の構えが相殺された……!
ヴァルト:構えさえなければボコボコだったんだがなぁ!

仮面の剣士、エリック:『くっ、錬金術師か……小細工をォ!』

ヴァルト:2d6+7 +-0  
<BCDice:ヴァルト>:SwordWorld2.5 : (2D6+7) → 7[4,3]+7 → 14

仮面の剣士、エリック:2d6+8+1-1 //回避力判定
<BCDice:仮面の剣士、エリック>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+1-1) → 7[5,2]+8+1-1 → 15
成功!

ヴァルト:ならば二発目だ!

ヴァルト:2d6+7 ならば2発目!!
<BCDice:ヴァルト>:SwordWorld2.5 : (2D6+7) → 3[2,1]+7 → 10

仮面の剣士、エリック:2d6+8+1-1 //回避力判定
<BCDice:仮面の剣士、エリック>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+1-1) → 9[5,4]+8+1-1 → 17
成功!

ヴァルト:くぅん……
GM:ガキィン!(弾く音)

仮面の剣士、エリック:『どうした、狼の剣士よ……貴様の実力、その程度ではあるまい』
ヴァルト:『コイツ……!』

エンデ:次はあたしが手番をもらおう!
    制限移動で3m前へ行って……「念動の矢」を使います!
GM:矢の使い分け! 弓シューの本領ですね
   では難易度15の命中力判定をどうぞ!

◆GMのメモ◆
「念動の矢」はエピックトレジャリー掲載の矢であり、命中力判定に射手の知力ボーナスを加算することができる特殊な矢だ。

エンデ:「ここで外すわけにはいかない……ッ!」

エンデ:2d6+4+3+3+0-0 //念動の矢 命中力判定
<BCDice:エンデ>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+3+3+0-0) → 6[1,5]+4+3+3+0-0 → 16
成功!

エンデ:この矢でなければ外していた……!
モニカ:すばらしい!

GM:ではエンデの放った矢はノアの脇、エリックの真横をすり抜け!
    劇場奥に縫い止められた手紙に突き刺さる!
    自身が現世に留まるアンカー、未練の核にヒビを入れられたエリックの力が弱まる!

仮面の剣士、エリック:『ガハッ……!な、何が起こった……!?』
ヴァルト:「がううう……」*エンデが何かを射抜いた途端、コイツの動きが鈍く……!
モニカ:「アンデッドが苦しんでいる……! この距離で当てるなんて……」

GM:エリックは戦闘が終わるまで命中・回避・精神抵抗・生命抵抗に-2の修正を受け、「再生」「手下の召喚」の能力を失います。

ヴァルト:これで前衛達と互角ってところか

仮面の剣士、エリック:『小娘ェ……俺の手紙を……撃ち抜くとはな……!』
仮面の剣士、エリック:『この前衛共を蹴散らしたら……貴様の首を刎ねてやる!』*仮面の下から憤怒の声が漏れる
ノーレ:「エンデお姉さんすごいや!」
エンデ:「高い矢だったんだから当然でしょ!」*ニュアンスで返している

ノア:では手番をもらおう
   補助動作で移動、エリックに【全力攻撃】だ!

ノア:2d6+4+2+3-0 //命中力判定
<BCDice:ノア>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+2+3-0) → 6[1,5]+4+2+3-0 → 15

仮面の剣士、エリック:2d6+8+1-3 //回避力判定
<BCDice:仮面の剣士、エリック>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+1-3) → 8[3,5]+8+1-3 → 14
失敗……

GM:ぬぅ……手紙破壊による弱体化だけなら避けられたが、
  ヴァルトの【パラライズミスト】が効いたな……!

ノア:「油断してていいのかい!?」*隙を突いて突撃!剣で斬りつける!
仮面の剣士、エリック:『何ッ!?』
ヴァルト:『へ……さっきの衝撃と俺の賦術で……動きが鈍ったな!』

ノア:k34@10+4+4+5-0+4 //ダメージロール(全力攻撃Ⅰ)
<BCDice:ノア>:SwordWorld2.5 : KeyNo.34c[10]+17 → 2D:[2,3]=5 → 5+17 → 22

ノア:「ずぇぁあ!!」*野太い声
仮面の剣士、エリック:『ぐぅッ……!』*大きく体勢を崩す

モニカ:「あの調子なら……!」

ノア:「(大振りの攻撃後は隙が大きくなる……奴ならそれを見逃さないはずだ……!)」
ノア:「まだその娘を狙うか? それとも、私には攻撃してこられないのか?」*挑発していく!
仮面の剣士、エリック:『良いだろう……望み通り、まずは貴様から斬り捨ててくれるッ!』

ヴァルト:『おいこら! 俺を子供扱いしてるだろ!』*がうがう!

ノーレ:手番もらいます!
    補助動作で【バークメイル】をヴァルトさんに
ノーレ:で、【ブラント・ウェポン】をエリックに!!

ノーレ:2d+4+(30/6) 【真語魔法行使判定】
<BCDice:ノーレ>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+5) → 7[5,2]+4+5 → 16

仮面の剣士、エリック:2d6+9+1-2 //精神抵抗判定
<BCDice:仮面の剣士、エリック>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+1-2>=16) → 3[1,2]+9+1-2 → 11
失敗……

GM:打撃点マイナス合計4か……!

仮面の剣士、エリック:『なっ……剣が!』*もふもふした何かが現れ、剣にまとわりつく!

モニカ:では制限移動してからヴァルトさんを回復させます!
    【キュア・ウーンズ】使用!

モニカ:2d6+4+3 //神聖魔法 行使判定
<BCDice:モニカ>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+3) → 7[1,6]+4+3 → 14

モニカ:K10+4+3@13 //威力10+魔力
<BCDice:モニカ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.10+7 → 2D:[6,3]=9 → 5+7 → 12

モニカ:「ノアさんの無茶がヴァルトさんにも伝染ったんですか!?」
ヴァルト:『そういうわけじゃない。けど、わかったよ。合わせて動く』
モニカ:「(デレましたね...私しか意味わかってないけど)」

ノア:「無茶はおじさんに任せて欲しいが、やる気ある若者に退けとは言えまいよ」
モニカ:「ノアさんは血気盛ん過ぎて困りますっ!」

GM:それでは第二ラウンド、エリックの手番!
   ノアに向かって【弾き斬り】で攻撃だ!

仮面の剣士、エリック:〇弾き斬り 主動作で宣言。この能力を宣言した攻撃を対象が回避した場合、対象は続く10秒(1R)の間、回避判定に-1の修正を受ける。

仮面の剣士、エリック:2d6+8+0-3 //命中力判定
<BCDice:仮面の剣士、エリック>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+0-3) → 7[2,5]+8+0-3 → 12

ノア:2d6+4+2+0-0-2 //回避力判定(全力攻撃Ⅰ使用後)
<BCDice:ノア>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+2+0-0-2) → 9[5,4]+4+2+0-0-2 → 13 → 成功!

GM:ノアさんは今ラウンド、弾き斬りの効果で回避-1ですね
ノア:「ふんっ!」*力任せにエリックの剣を受ける
仮面の剣士、エリック:エリックの剣がノアの剣を強く叩く! 腕が一瞬痺れ、動きが鈍る……!

仮面の剣士、エリック:『ほう、受けるか。だが二撃目はどうだ!』
           再びノアに攻撃!

仮面の剣士、エリック:2d6+8+0-2 //命中力判定
<BCDice:仮面の剣士、エリック>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+0-2) → 7[6,1]+8+0-2 → 13

ノア:2d6+4+2+0-0-3 //回避力判定(全力攻撃Ⅰ使用後)
<BCDice:ノア>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+2+0-0-3) → 9[5,4]+4+2+0-0-3 → 12→失敗……

仮面の剣士、エリック:2d6+6+0-4 //近接攻撃ダメージ
<BCDice:仮面の剣士、エリック>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+0-4) → 4[1,3]+6+0-4 → 6

GM:うぉぉ!ノーレさんの【ブラント・ウェポン】の効果で全然ダメージが出ねぇ!
モニカ:筋肉とモフモフの前では無力……

仮面の剣士、エリック:『刃が……鈍いッ!』*ブラントウェポン
ノア:「ノーレ、助かったよ。非常に切れ味が落ちている……!」

GM:うわぁぁ!【バークメイル】で強化された鎧の防護点でダメージが完全に無効化されてる!
GM:ぐぬぬ…… 第三ラウンド、PC達のターンだ!

モニカ:初手もらいます!
    まずは前方に3m制限移動……! そこから!
モニカ:【ドライブ・アウェイ】 //攻撃するたびに1R累積する精神抵抗・命中-1(それぞれ最大-4)になる状態を付与する

モニカ:2d6+4+3 //神聖魔法 行使判定
<BCDice:モニカ>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+3) → 5[3,2]+4+3 → 12

仮面の剣士、エリック:2d6+9+0-2 //精神抵抗判定
<BCDice:仮面の剣士、エリック>:SwordWorld2.5 : (2D6+9+0-2) → 2[1,1]+9+0-2 → 9
自動失敗……

GM:ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!

モニカ:「ヴァルトさんが合わせてくれるって言ってくれましたからね!」
モニカ:「私も最大限"合わせ"ますよッ!」
ノア:「良いぞ、頼りになる神官だ」

ヴァルト:じゃあ次いきます!仕掛ける!
ヴァルト:補助動作で【パラライズミスト】! 自動的に抵抗されるが、精神抵抗自体は行われているから【ドライブ・アウェイ】の効果で次移行の精神抵抗に-1がかかる……

◆GMのメモ◆
後日発表されたエラッタにて、【ドライブ・アウェイ】でマイナス補正をかけることのできる「回避」や「抵抗」は主動作に行われた行動に対するもののみ、ということになった。
しかし、本セッション時は補助動作で行われている賦術などに対する精神抵抗判定(自動的に成功するが)でも【ドライブ・アウェイ】の要件を満たすことになっている。鉄道神王おそるべし。

ヴァルト:二連続攻撃だ……!

ヴァルト:2d6+7 +-0
<BCDice:ヴァルト>:SwordWorld2.5 : (2D6+7) → 3[2,1]+7 → 10

仮面の剣士、エリック:2d6+8+0-3 //回避力判定
<BCDice:仮面の剣士、エリック>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+0-3) → 7[2,5]+8+0-3 → 12→成功!

ヴァルト:くっ! だがこれで回避に更に-1!

ヴァルト:2d6+7 フリッサー!!
<BCDice:ヴァルト>:SwordWorld2.5 : (2D6+7) → 8[4,4]+7 → 15

仮面の剣士、エリック:2d6+8+0-4 //回避力判定
<BCDice:仮面の剣士、エリック>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+0-4) → 10[5,5]+8+0-4 → 14
失敗……

ヴァルト:K13+10+2+2+1+1@9  弱点コミー
<BCDice:ヴァルト>:SwordWorld2.5 : KeyNo.13c[9]+16 → 2D:[4,6 5,3]=10,8 → 6,4+16 → 1回転26

ノア:わーお
エンデ:いいダメージだー!

ヴァルト:『そこだッ!』*隙を突いて巧みな連撃!
仮面の剣士、エリック:『くっ、貴様急に動きが……!』
ヴァルト:『3本の矢は折れにくい、って聞いたことないか?』
     『俺はもう、1本じゃない』

ノア:練技の効果が切れるな……頑張って攻撃するぞ!
ノア:【全力攻撃】でエリックを叩き斬る!

ノア:2d6+4+2+3-0 //命中力判定
<BCDice:ノア>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+2+3-0) → 8[3,5]+4+2+3-0 → 17

仮面の剣士、エリック:2d6+8+0-5 //回避力判定
<BCDice:仮面の剣士、エリック>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+0-5) → 9[6,3]+8+0-5 → 12
失敗……

ノア:k34@10+4+4+5-0+4 //ダメージロール(全力攻撃Ⅰ)
<BCDice:ノア>:SwordWorld2.5 : KeyNo.34c[10]+17 → 2D:[3,3]=6 → 6+17 → 23

GM:うう、残りHP2……!

仮面の剣士、エリック:『俺は……この劇場を……!』

エンデ:トドメいきます! 外したらノーレさんよろしく!
    普通の矢をつがえて……!射撃攻撃!

エンデ:2d6+4+3+2-0 //命中力判定
<BCDice:エンデ>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+3+2-0) → 6[1,5]+4+3+2-0 → 15

仮面の剣士、エリック:2d6+8+0-2 //命中力判定
<BCDice:仮面の剣士、エリック>:SwordWorld2.5 : (2D6+8+0-2) → 7[4,3]+8+0-2 → 13
失敗……

エンデ:k22@10+4+2+3-0 //ロングボウ ダメージロール
<BCDice:エンデ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.22c[10]+9 → 2D:[2,2]=4 → 2+9 → 11

GM:防護点込でHP-5……倒れたね
モニカ:決まった……!

エンデ:「……そこッ!」

仮面の剣士、エリック:『俺は……俺は……!』*仰向けに倒れ、消えていく
ヴァルト:『仲間の元へ帰りな。退職祝いだ』*拾い上げた手紙を投げる

GM:◆描写◆
PC達がエリックを倒すと、彼の身体は塵のようになって消えてしまう。
後には彼が振るっていた剣だけが残された。

その剣は魔剣でもなければ豪奢な宝飾が施されているわけでもないが、
鋭く実直な造りであり、よく手入れされていた。

GM:冒険者達の活躍によってこの劇場は発見され、そして取り残されたアンデッド達もひとまずの眠りを得た。
幸いにも大舞台はよく手入れされている。復旧すればすぐにでも使えるようになるだろう。

エンデ:「見知らぬ人だけど、どうか安らかに……」
モニカ:「あの方の旅路に、鉄道神王の御加護があらんことを……」*祈る

4. 結末

GM:というわけで、この劇場のアンデッド達を総べていたエリックを撃破したことで、劇場の安全は確保されます。
   PC達はエントランスを抜け、小型魔動列車「シーワーラット」でギルド近くの駅へと帰るでしょう。アルカが待ってくれています。

GM:PC達は見事依頼を達成してギルドへと戻ってきますが……。
    最後にひと仕事が待っていることを思い出したのでした。

エンデ:あ、地図!
ノア:それどころじゃなかったけど、そんな話あったね

アルカ:「それで、地図の方は作成されておりますでしょうか?」
エンデ:「の、残り日数でなんとか……」
アルカ:「もし探索中に地図を作成できなかったのでしたら、こちらで大まかな見取り図を書いていただいても構いません」*羊皮紙とペンを準備

GM:それでは地図製作判定のお時間!目標値は12とします。

◆GMのメモ◆
判定の結果、PC達は無事に地図を作り上げることができた。

ノア:「えーと、たしかここまでは覚えてるんだが……部屋の数はいくつだったか」*細部が思い出せない
ヴァルト:「そこは、こんな感じじゃなかったか?」*かきかき
エンデ:「ふむふむ、そんな感じだった気がする」*かきかき
モニカ:「だいぶ出来上がってきましたね……いい感じかも!」
ノーレ:「かなり大きな劇場でしたね~」

アルカ:「ふむ、ふむふむ……これだけあれば十分ですね。あとは我々《魔動鉄道組合》が何とかします。ありがとうございました」*ぺこり

アルカ:「今後共、またヒスダリア周辺の路線や地下鉄のことでお仕事をお願いするかもしれませんが、その際は是非、よろしくお願いいたします」*再度会釈

ノア:「あぁ、楽しみにしているよ」*手を軽く振ってアルカを見送る

GM:アルカと入れ違いに、ギルド支部長のシタンがやってきます。

200504 シタン1 切り抜き

◆NPC解説◆
“指踊りの杖”シタン=ケランジィ(メリア長命種/男性/140歳程)
冒険者ギルド《大地の見張り》亭の支部長。ヘラヘラとした胡散臭い男。
若者をおどかす悪癖があり、常に飄々とした態度を崩さない。
ギルドの運営自体は真面目に取り組んでいるようだ。

シタン:「いや~、皆お疲れ様。大冒険だったらしいじゃないの」
エンデ:「こわいアンデッドがたくさんいたよ!」
シタン:「ははは、《大破局》の時に取り残された地下劇場なら、たしかにたくさんいるかもね」
ノーレ:「勉強したレンジャーやアルケミストの知識も役に立ちました!」*ふんすふんす
ノア:「あぁ、《大破局》の凄惨さを改めて体感した気分だ。彼らが安らかに眠れるといいが……」
モニカ:「ヴァルトルーデさんが吶喊したときはどうしようかと思いましたよ~……」*アツかったので
エンデ:「へー、なんて言ってたの?」
ヴァルト:「ぶっ!」*指摘されて飲んでたお茶を噴く

シタン:「そういえばヴァルトルーデ君、傷はもう良いの?」
ヴァルト:「手当したし、全然平気だ。なんなら1人でも仕事できる」
シタン:「そっか。若者は元気でいいよね」*ははは
モニカ:「仲間だと思ってるならもっと頼っていいのに……」*ジト目
ヴァルト:「……っ! し、知らん。もともと俺は1人だからなっ」
ノア:「ヴァルトがどう思ってるかはさておき、私は仲間だと思ってるよ」
エンデ:「なんて言ってたのー? モニカさん教えて!」
ノーレ:「僕も気になります!」

モニカ:「えー、おほん……」
モニカ:『容赦はしない、俺の仲間に手を出すならな……』*リカント語
ヴァルト:「うがああぁぁぁぁっ!!」*獣変貌してモニカの頭に噛み付く
モニカ:「どわぁぁぁっ!?」
ヴァルト:『言うな言うな言うなーッ!』*がるる

ヴァルト:「がるるるるる!」*がじがじ
モニカ:「あいだだだだだ!!」
エンデ:「なんだかよくわからないけど、たのしそう!」*にっこにこ
ノア:「賑やかだねぇ」*本を読みながら止はしない
ノーレ:「結局仲良し、ってことなのかな?」
シタン:「気の合う仲間との邂逅も得難いよ~。心に留め置くようにね」

GM:地下で命懸けの大冒険を繰り広げたその日だというのに、もう彼らの頭の中は次の冒険への期待でいっぱいだった。
ドーデン地方を結ぶ鉄道網と、今だ多くが廃墟となったままの地下鉄路線に、付随する地下遺跡。そこに潜むのは蛮族かアンデッドか、はたまた魔神か……。
次に彼らを待ち受けるもの……それはまだ、地下より暗い闇の中。

「地下劇場の剣」おしまい

←第二話「地下劇場の剣」前編

第三話「潜入! 地下魔動機研究所」前編→


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