ソードワールド2.5リプレイ《空の麓》キャンペーン 第三話「樹神の森と亡者達」前編

はじめに

この記事は2020/2/16に行われた「ソードワールド2.5(グループSNEのTRPG)」のセッションログを再編集したリプレイです。
読みやすくするため、実際のセッションログを少しだけ脚色したり、発言順序を整理したりしています。

本作は、「グループSNE」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ソード・ワールド2.0/2.5』の、二次創作です。

0. これまでのあらすじ

 第二話が終わったあと、ちょっとした事情があってプレイヤーが1人卓から離れることになってしまった。陽気ながらリアリストなグラスランナー、フルモニクとの別れを惜しみつつキャンペーンは進行していく。

前回のセッションから3ヶ月程経ち、その間にフルモニクがギルドを去ったという形で今回の冒険は幕を開ける。

1. 導入

GM:◆これまでのあらすじ◆
《ドーデン地方》を代表する国家《キングスレイ鉄鋼共和国》。その外れに位置する《ヒスイドラ》の町にある零細ギルド《空の麓》に所属するPC達。

前回、ダオロ村の異変を無事解決したPC達はちょっとした評判を得た。
「《空の麓》亭に新しく入った冒険者は、中々のやり手らしい――」
そんな噂が立つようになったのだ。

そんなある日、ギルドを一人の男が訪れるのであった。

GM:というわけで、PC達はギルドホールで時間を潰しています。
遺跡騒ぎの後でキアさんが冒険者ギルドに申請し、“ダガー級”冒険者と認められたのもあり、以前よりも依頼が入りやすくなったので久しぶりの休暇という感じです。

ジムレド:「キアが冒険者ランクを取得したのもあって、随分と依頼が入ってきやすくなったよ。仕事が忙しいのなんて、何十年ぶりだろうかね」

00 ジムレド

絵:シロクニさん

◆NPC解説◆
ジムレド=オールスリーヴ/ドワーフ/女性/200歳(?)
冒険者ギルド《空の麓》亭の支部長。ちっちゃい。
無愛想で口は悪いが、冒険者達思いの親切な人。
得意料理は秘密の隠し味で味付けした燕麦粥と野菜スープ。

カナリカ:「そっか、ついにうちのパーティにも二つ名持ちが……」

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キャラクター名:カナリカ/女性/20歳
プレイヤー:閣下
種族:ルーンフォーク
技能:フェンサーLv3/ライダーLv3/コンジャラーLv2/レンジャーLv2
能力値ボーナス:器用3/敏捷3/筋力3/生命3/知力3/精神1
戦闘特技:魔法拡大/数、魔力擊
装備:サーベル(片手剣)、ソフトレザー(革鎧)

概要
クールなルーンフォークのお姉さん。バイクに騎乗し、剣と車体で戦う。
ライダー技能の向上によって中型の魔動バイクに乗り換えた。
主に敵陣への切り込みと前線維持を担う、騎士めいた役割を担当する。

キア:「亡き父の二つ名“冒険家(パスファインダー)”を継ぎました」

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キャラクター名:キア・コレット/女性/15歳
プレイヤー:侘助
種族:リカント(アライグマ)
技能:シューターLv3/マギテックLv3/スカウトLv1/セージLv2
能力値ボーナス:器用3/敏捷2/筋力2/生命1/知力3/精神1
戦闘特技:ターゲッティング、武器習熟A:ガン
装備:トラドール(銃)、ハードレザー(革鎧)
   サーペンタインガン(拳銃)

概要
礼儀正しいアライグマのリカント。
比較的手先が器用で、魔動機術による銃撃を得意とする。
冒険家ランクの取得申請をいち早く済ませ、亡き父が名乗っていた“冒険家(パスファインダー)”の二つ名を継いだ。

イズール:「おめっと、キアさん!」

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キャラクター名:イズール・ローランド/男性/18歳
プレイヤー:シロクニ
種族:リカント(イタチ)
技能:フェンサーLv4/スカウトLv3/エンハンサーLv2
能力値ボーナス:器用3/敏捷4/筋力2/生命2/知力2/精神2
戦闘特技:囮攻撃、かいくぐり
装備:ジャベリン(槍/投槍)、ハンドアックス(斧/投斧)
  バックラー(回避用盾)、ソフトレザー(革鎧)

概要
短槍と手斧を状況に合わせて使い分ける、イタチのリカント。
パーティ随一の身のこなしを呼吸法によって更に強化し、敵の攻撃をかいくぐって反撃する。

キア:「皆さん、ありがとうございます!これからはこの名に恥じない働きができるよう、努めてまいります!」*ぺこり

GM:ではキアの冒険家ランク取得を祝いながら朝食を取っている皆さんに、ジムレドが「一つ、知らせがある……」と切り出します。

ジムレド「今日はアンタ達に客人が来る。直接依頼を頼みたいそうだよ」
キア:「私達に直接ですか……?」
カナリカ:「おや、さっそくか。なんだろうね?」
イズール:「なんだろうな。やっぱキアさん目当てか?」*冒険者ランクって大事なんだなあ

ジムレド:「“セブンスター商会”の代表、アルベール=セブンスターという男だよ」

GM:では見識判定(セージ or アルケミスト+知力B) 目標値10です
   成功すれば、“セブンスター商会”に聞き覚えがあることになるよ。

キア:2d6+2+3  //セージ知力パッケージ
<BCDice:キア>:SwordWorld2.5 : (2D6+2+3) → 7[1,6]+2+3 → 12→成功!

カナリカ:2d6 ひらめ
<BCDice:カナリカ>:DiceBot : (2D6) → 9[5,4] → 9→失敗

イズール:2d6 ひらめ
<BCDice:イズール>:DiceBot : (2D6) → 9[3,6] → 9→失敗

キア:良かった……面目を保てる
カナリカ:知らないなぁ……煙草でも売ってるのかな
イズール:しらない……

GM:判定に成功したキアさんは、“セブンスター商会”について以下のことを聞いたことがあります

◆GMのメモ◆
【セブンスター商会】

第三都市《グランティン》を拠点に活動する商人ギルド。
キングスレイ鉄鋼共和国の三都市すべてに支部を構えており、幅広い品物を取り扱っている。
冒険者への投資も積極的で、危険な地域の通行する際の護衛や特殊な物品の調達を冒険者に依頼することも多い。

キア:「セブンスター商会、そんな大きな商人ギルドがわざわざ訪ねてくるなんて……」
イズール:「知ってるのか?」*知らないので首傾げ
キア:「はい。キングスレイ鉄鋼共和国の主要な三都市に支部を構える商人ギルドです。私のトラドールもそこから仕入れたものです」
カナリカ:「へぇ……ってことは相当な大手なんだね」

ジムレド:「書簡では「ダオロ村の遺跡騒ぎを収束させたその手腕と将来性に期待し、是非とも人脈を構築したいと思い……」と言ってる。今回の仕事は大事だよ」
キア:「き、緊張しますね……」
カナリカ:「大丈夫、3人でいれば怖くない!」*赤信号理論
イズール:「前回の仕事が招いた、千載一遇のチャンス……ってヤツか」

GM:そうこう言っている内に正午過ぎになりました。
  《空の麓》亭の前に、一台の馬車が停まります。
   七つの星があしらわれた紋章付きの扉を開けて降りてきたのは、上質な衣服に身を包んだ壮年男性と丈の長いコートを羽織った中年男性です。

アルベール:「やぁ、君たちが《空の麓》亭の冒険者達だね。僕はジルベール。アルベール=セブンスターだ」*軽く挨拶しながらギルドへと入る

◆NPC解説◆
アルベール=セブンスター/人間/男性/50歳
大手商人ギルド“セブンスター商会”を率いる大商人。
長期的な視野による投資と冒険者の有効活用で財を成した。

アルベール:「こっちはセブンスター商会専属の操霊魔術師、クロウリーだ。よろしく」

クロウリー:「ここが冒険者ギルド支部ねぇ。酒場みてぇだな」

210805 クロウリー3

キャラクター名:チャールズ・C・クロウリー/男性/28歳
プレイヤー:のっち(GMと兼任の半NPC)
種族:人間
技能:アルケミストLv3/コンジャラーLv3/セージLv2
能力値ボーナス:器用3/敏捷2/筋力1/生命2/知力4/精神3
戦闘特技:魔法拡大/数、ターゲッティング
装備:メイジスタッフ(杖)、クロースアーマー(布服)

概要
“セブンスター商会”専属の操霊魔術師(コンジャラー)兼錬金術師。
普段は飄々としているが自分の仕事には責任と誇りを持っている職人肌。
様々な支援・妨害を得意とし、回復もこなせる人材。

キア:「遠方よりご足労感謝します。冒険家”パスファインダー”キア・コレットと申します」*握手を求めます
カナリカ:「初めまして、カナリカです。私達をご指名いただき光栄です」*キリっとした表情で同じく握手を
イズール:「キアさんとパーティを組ませてもらってるイズールだ、本日は訪問ありがとさん」*にかっと笑いかける

アルベール:「あぁ、よろしく。特に秘密の話ではないし、ここで構わないかな?」*ギルドホールの椅子を指差す
ジムレド:「あぁ、依頼主のアンタが構わないってんなら、そこで話しておくれ。依頼書を取ってくるから、アンタ達は話を聞いておいてくれないか」*PC達に頼んでカウンターの奥に向かいます
アルベール:「早速で悪いが、依頼の話に移らせてもらうよ」

アルベール:「君たちに頼みたいのは、この町《ヒスイドラ》と第三都市《グランティン》間に広がっている、ある森の安全確保だ」
アルベール:「ここから南西に進んだ場所に、《ローヴァルト》という小さな町があるのだが……その近くの森に、アンデッドが出没するらしい」
アルベール:「しかし、その森をまっすぐ突っ切る街道を整備できたなら、この町への物資搬入が格段に楽になるんだ」
アルベール:「君たちの活躍によって、この辺りでの冒険者関連の物資は需要を増す……と、僕は判断している」
アルベール:「君たちには今後の人脈構築も兼ねて、是非この街道確保に協力して欲しいんだ。もちろん報酬は相場と同じだけ出す。普通の依頼だと思ってくれれば良い。どうかな?」

キア:「(森のアンデッド……弔われずに放置された、《大破局》の戦死者達でしょうか?)」
イズール:「(アンデッドねえ…町跡でもあるのか?)」
カナリカ:「これは願ってもないチャンスだね……。私は受けたいけど二人はどうかな?」
イズール:「俺も受けたいと思う。あまり熱心な信心はないが」
キア・コレット:「冒険者関連の物流が発達するのは、我々にとっても望ましい。私もお引き受けすべきかと思います」
アルベール:「おぉ、では決まりだね。早速依頼書を作ろう」

GM:ちょうどジムレドが依頼書を持ってきてくれたので、ジルベールは慣れた手つきで記入していきます

◆依頼◆
依頼内容は以下の通り

・内容は《ヒスイドラ》-《グランティン》間にある森の安全確保
 森に巣食うアンデッドの群れを壊滅させ、“守りの剣”を設置できるような
 場所を確保することが目標となる
・報酬は一人1500G
・時間制限は10日間
・また、出向者としてクロウリーを同行させること

クロウリー:「改めて、セブンスター商会所属の操霊魔術師、クロウリーだ。錬金術も治癒系をメインに幾つか修めてる。自分で言うのもなんだが、結構役に立つぜ」
カナリカ:「(商人付きの魔術師か……結構危ない橋を渡ってそうだな)」*技能の組み合わせがなんか悪い奴に見える
キア:「治療ができる人が居ると頼もしいですね。よろしくお願いします、クロウリーさん」
イズール:「前衛は怪我が絶えないからな。世話になると思うぜ、クロウリーさん」
カナリカ:「なるほど……私も魔法(操霊術とはあまり言いたくない)は使えるから、ご指導いただけると嬉しいな」
クロウリー:「正式所属って訳じゃないが、俺もしばらくは《空の麓》の一員になる。まぁ“出向”ってやつだ。よろしくな」*軽く頭を下げて挨拶

カナリカ:「そういえば一つ聞きたいことが」
     「森に出るアンデッドに、武器が効かないものは居るのかな?」
アルベール:「うーん、すまない。その点については不明だ」
アルベール:「現地の人々は「森の奥に向かうとアンデッドが出る」ということは理解している」
アルベール:「しかし、態々アンデッドに攻撃した者はいないんだ」

カナリカ:「追い払おうともしてない……ってことですか?」
アルベール:「町に対して森が大きすぎるんだ。立地的にもわざわざ冒険者が来ることも無かったしね」
カナリカ:「なるほど、そういうことなら仕方ないかな」
イズール:「俺もないです」

キア:「ふむふむ……。現状こちらは大丈夫です、商会からクロウリーさんもいらしている事ですし、何かあれば適宜相談させて頂きますよ」

GM:では、その日の昼過ぎから移動を開始し、夕刻にローヴァルトに到着するスケジュールでチャプター移行します
GM:依頼の制限時間にカウントするのは翌日から、となります

2. 森の傍の町、ローヴァルト

GM:◆描写◆
夕刻、PC達は馬車に揺られて《ローヴァルト》の町へと到着した。
町の南西一帯は広大な森に覆われており、針葉樹で構成された森は夕日に照らされて真っ黒に見える。
この森は《ローヴァルトの森》と呼ばれ、町はこの森から採れる少しばかりの材木と松脂、そして薪を主な輸出品としているようだった。

イズール:「珍しい葉の形をしてるな、ここの森は……っと、夕方なら宿を捜さないとまずいか」
カナリカ:「視界がよくないね。人間だったら大変だ」
キア:「迂闊に松明も多用できないですしね」

GM:ローヴァルトの町は寂れており、娯楽施設の一つもありません。
町外れに一軒だけ、小さな宿屋があります。
針葉樹の丸太で組まれた、落ち着いたログハウス風の建物に入ると桜の花を髪に咲かせたメリアの女性がカウンターで出迎えてくれます。

ヨシノ:「あら……お客様なんて久しぶり。ようこそいらっしゃいました」*微笑みながらPC達を迎え入れる

200217 メリア

◆NPC解説◆
“松の木亭の女主人”ヨシノ=サクラコ/女性/メリア/125歳
ローヴァルト唯一の宿屋を営む、メリア(長命種)の女性。
おっとりした性格で、普段は日当たりの良いテラスで過ごしている。

ヨシノ:「森しかない町だけど、ゆっくりなさってくださいね」*にっこり

カナリカ:「こんばんは。早速だけど今晩の宿を頼みたいんだ。ひと部屋で一泊、幾らかな?」
ヨシノ:「大したものはお出しできないけれど、朝食付きで25Gよ」
クロウリー:「田舎だけあって割安だな……」*小声
カナリカ:「良心的な価格設定だね」*ポジティヴ
イズール:「財布にに優しくてありがたいな」*小声
キア:「では男女で分かれて2部屋借りましょうか」

キア:「クロウリーさん、宿泊費って経費で落ちますか?」*こしょこしょ
クロウリー:「あぁ、依頼中の宿泊費程度なら、旦那は経費で認めてくれるぜ。あとで商会宛の領収書を出してもらおう」*小声
キア:「ありがとうございます」*小声

ヨシノ:「はーい。じゃあこれがお部屋の鍵よ。扉に差し込んで使ってね」*溝の彫られた木札を渡してくれます
    「それと……お夕食はお出ししていないの。町の食堂か酒場が開いているから、そちらでお願いできるかしら?」

イズール:「はいよ、了解っと」*鍵を受け取る
カナリカ:「ご主人おすすめのお店はあるのかな?」
ヨシノ:「うーん……お客さん達、冒険者よね?森に関するお仕事かしら」
キア:「えぇ、そんなところです」
ヨシノ:「それなら、森で薪や材木を採る木こりたちがあつまる酒場を紹介するわ。森についてのお話も、聞けるんじゃないかしら?」
カナリカ:「なるほど。それは丁度良いね。ありがとう!」

GM:PC達は酒場に向かい、食事を採るついでに木こりたちに少額の酒を奢ることで以下の情報を入手することができました。

・森の外周部~徒歩1時間程度のエリアは比較的安全
 それ以上先はアンデッドが徘徊する危険区域であり、住民は立ち入らない
・森の中には樹神ダリオンの神殿が建てられているらしい
 ただしアンデッドが徘徊しているため、使用は不可能
 長生きしている者なら詳しい話を知っているかも?
・ローヴァルトの森には盗賊団が潜んでおり、彼らは略奪した宝を森の中に隠した、という伝承めいた噂話がある
 時折冒険者や盗賊が森に入っていくが、帰ってこない者も多い

キア:「酒場で聞いた情報を整理すると……ヨシノさんならダリオン神殿について、心当たりがあるかもしれませんね」
クロウリー:「メリアだしな。森とも縁深そうだ」
カナリカ:「そうだね……長命種ならあの見た目でも当時のことを何か知ってるかも」
イズール:「そうだな、聞いてみよう」

GM:ヨシノにダリオン神殿の話をすると以下のことを話してくれます

・外周部から歩いて約1日のところにある森の中心部には、樹神ダリオンの神殿が建てられている
 ヨシノの一族はダリオンの教えを広めるためにこの地を訪れた神官や巫女達だった
・今から約80年ほど前に“ドゴム盗賊団”と呼ばれる盗賊達がこの町を訪れ、憲兵から隠れるのにちょうど良い根城として神殿を乗っ取ってしまった
 抵抗した神官と巫女達は皆殺しにされ、当時は巫女見習いで神殿に立ち入ることを許されていなかったヨシノだけが生き残った
・盗賊団の首魁、“長槍のドゴム”は財宝を集めることが生きがいで、部下にも自分の財宝の隠し場所を教えないほど自分の宝に執着していた
 しかし、ある日を境に盗賊達は森から出てこなくなり、代わりに森の中をアンデッドが徘徊するようになった

ヨシノ:「……ということがあったのです」
GM:ヨシノは「……昔の話ですから」と前置きした上で、PC達を応援してくれます。
キア:「順当に考えて、盗賊達が何らかの要因でアンデッド化したってことでしょうね」
イズール:「なんというか……話しづらいことを尋ねてすまなかった」
カナリカ:「そうだったんだね……教えてくれてありがとう。事件の解決、頑張るよ」

GM:町で得られる情報はこんな感じです。特にこれ以上、PC側からやりたいことがなければ翌朝を待って森の探索に移行しますよ~。

キア:はーい
イズール:探索行きましょ!
カナリカ:はぁい

GM:ではでは次チャプターへ

3. アンデッドの巣食う森

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◆マップ解説◆
ローヴァルトの森を模式的に表したマップ。針葉樹の森と描写していた割にマップに生えているのはどう見ても広葉樹であるが、気にしてはいけない。

中央部にある神殿は入口がなく、入ることができない。
何らかのオブジェクトが配置してある広間では、固定イベントが発生する。
また、マップ上で広間を3つ移動すると1日が経過する。結構広い森だ。

GM:PC達初期位置は森の北端(このマップは南北が逆転してます)です~
カナリカ:なら、早速イベントがある西側を目指したいな
キア:ですね!
GM:OK! 朝に森へと入ったPC達は、昼頃に切り株の広間に到着するよ~

GM:◆描写◆
鬱蒼と茂った森の中を歩いていると木々の開けた場所があり、コケやシダに覆われた切り株が並ぶ広場へと出た。
切り株の近くに目を凝らすと、草木に埋もれて革製の小さな鞄が落ちていることに気が付く。

クロウリー:「お、こりゃ鞄か……?だいぶ風化しちまってるが」*しゃがみこんで鞄を拾い上げます
キア:「ということは数十年前、盗賊襲撃の時の物でしょうか?」
カナリカ:「なるほどね」
イズール:「そんなに造りが良くないなら、木こりが置き忘れていったものの可能性もあるかもな」
クロウリー:「それにしちゃ、えらく年季が入ってるが……。お、なんか中に入ってるぜ」*鞄を逆さにし、中身を地面に出します

GM:鞄の中からは古びた羊皮紙が出てきます。
ドーデン地方の地方語で書かれていますが、語彙はそう難しくないのでPC達にも問題なく読めます。
GM:内容は官憲隊の調査日誌のようで、記されている日付は現在より80年ほど前のものです。

◆官憲隊のメモ◆

〇月 ×日
フレジア森林国より手配されていた“ドゴム盗賊団”の目撃情報を基に森の捜索を始めて一週間が経過した。
盗賊団は森の各地にアジトを造って散開して潜伏しているらしく、少数からなる冒険者では対応ができない。

賊の首魁は森の中心部にある神殿らしき建造物に潜んでいるようだが、出入り口が見当たらず攻めあぐねている。
森の各地で憲兵隊と盗賊の小競り合いが発生しているが、討伐も時間の問題だろう。
神殿については、調査が必要だ。何か仕掛けがあるのかもしれない。

クロウリー:「こりゃ、宿屋の主人が言ってた盗賊団に関するメモ書きってとこか……?」
キア:「官憲隊のメモ……盗賊団が討伐され、官憲隊がもどったのであればその旨が伝わっていてもおかしくはありませんが……ふむ」*考え込む
カナリカ:「けど、ここにあるって事は……持ち主はどうなってしまったんだろうね
イズール:「盗賊団討伐の際に、何かが起こったってこと……なのか?」*首を傾げる
カナリカ:「仮にも国や都市の指揮で動く官憲隊が、忘れ物をしていくとは思えないし……」
キア:「おそらく、この記述の通りなら真っ直ぐ神殿に向かっても入れないのでしょうね」
クロウリー:「出入り口が隠されてる、ってことか」
キア:「“守りの剣”の設置場所の調査も兼ねて、ここは森の外縁から順に巡ってみましょうか」
クロウリー:「ダリオン神殿の入口が見つかれば、良い設置場所になりそうだな」
カナリカ:「手記の通りだと神殿の守りは硬そうだ……良い案だね」
イズール:「なるほど、そうするか。とりあえず、このまま南に行ってみるか」*歩き始める

GM:ふむふむ。では次の広間に差し掛かるのは夕刻だね。

GM:◆描写◆
PC達が森の中を歩いていると森の一角が切り拓かれており、墓標のようなものが並んでいた。
地面に落ちている大きめの石を並べただけの、名前すら掘られていない粗末な墓が並んでいる。
すぐ近くに石造りの建物が見えるが、入口は見つからなかった。

GM:というわけで、ここではイベントはこれだけです!
   ……今の時点ではね。

クロウリー:「こりゃ粗末な墓だな……石が積んであるだけだ」
カナリカ:「盗賊のもの……かな?」
キア:「誰が建てたのでしょう?」
クロウリー:「さぁな。だが、少なくとも信心深い奴じゃないのは確かだぜ。並びも造りも雑すぎて、これじゃ弔いきれんだろうよ」*崩れた墓標を指す
イズール:「それは……浮かばれないな」*表情を曇らせる
カナリカ:「もう夕方か……もう少し移動してからテントを張ろうか」
キア:「そうですね、夜間の襲撃を警戒しつつ、早めにキャンプの準備をしましょうか」
クロウリー:「わかった。俺も墓の近くで寝るのはごめんだぜ」

GM:では、ちょっと移動して墓標の広間を抜けたところでキャンプにしましょう。
GM:翌朝、この広間の探索からスタートですね。
GM:さて、この広間ではランダムイベント発生と……

GM:1d6
<BCDice:GM>:DiceBot : (1D6) → 2
2:木の根元にキノコが生えている。難易度10の薬品学判定(レンジャー or セージ or アルケミスト+知力B)に成功すれば、魔香草と同じものとして
扱うことができる。失敗した場合はただのキノコである。
キア:2d6+2+3  //セージ知力パッケージ
<BCDice:キア>:SwordWorld2.5 : (2D6+2+3) → 8[6,2]+2+3 → 13→成功!

クロウリー:2d6+3+4 //アルケミスト知識判定判定パッケージ
<BCDice:クロウリー>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+4) → 6[1,5]+3+4 → 13→成功!

カナリカ:2d6+4 そういえばレンジャーあった
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : (2D6+4) → 8[3,5]+4 → 12→成功!

イズール:2d 平目で振ります
<BCDice:イズール>:DiceBot : (2D6) → 3[1,2] → 3→失敗

キア:「おや、これは……魔香草と同じ薬効が期待できますね。乾燥させれば長持ちするでしょう」*キノコを採取
カナリカ:「私も見つけたよ。普段使ってるからか、雰囲気でわかるね」
イズール:「全部同じにしか見えないぞ……」*ぐぬぬ
クロウリー:「見分けるにはコツが要るんだ。こればっかりは言語化しにくいな……」*キノコを見比べながら

クロウリー:「因みに若い頃、俺は魔香キノコと幻覚キノコを間違えてな。鍛冶屋のドワーフのオッサンを美女だと思い込んで、髭に頬ずりしながら口説いたことがある。慣れるまでは慎重にな」
イズール:「観察眼のある三人が居て何よりだぞ……」*苦笑
キア:「それはなんとも……ふふっ」*顔がほころぶ
カナリカ:「それは気の毒だね……クスッ」*苦笑

イズール:このまま東に向かおうか
キア:何か像みたいなオブジェクトがありますね

GM:◆描写◆
薄暗い森を進んでいると、周囲とは違った雰囲気の木立が茂っていることに気が付く。
周囲のよりも少し背が低く、若い樹が規則的に並んで生えているのだ。

クロウリー:「他の樹は無秩序に生えてるのに、ここだけ新しく植え直されたみてーだな……」
キア:「樹神ダリオンの神殿の手がかりと見て、間違いなさそうです」
クロウリー:「進んでみるか」
カナリカ:「何か意味があるんだろうね。進もう」
イズール:「行こう」*気を引き締めなおし

GM:では、PC達が木々の合間を進んでいくと……
GM:◆描写2◆
並んだ木々の間を進むと、奥に薄緑色の光が見える。
近付くと、石で造られた樹神ダリオンの神像が仄かな光を放っていた。
神像の周囲には、この森の中では見かけない低木が生垣を形成している。
生垣の幅は数mにも達し、簡単には飛び越せそうもない……。

GM:魔動機術を学んでいるキアさんは、この神像が魔動機文明時代の技術で作られていることに気がつきます

キア:「この神殿……魔動機文明時代の技術が使われてます!」

GM:ダリオンの信仰者はあまり積極的に石の像を作ることはありません。森の大樹にダリオンをかたどったレリーフを彫るのが一般的です。
GM:この神像は、信仰対象であると同時に何らかの仕掛けにアクセスする端末の役割も果たしているようです。

カナリカ:「つまり……魔動機の技術が使われてると。神殿の中は結構ハイテクなのかな」*以前冒険した遺跡のことを思い出す
イズール:「神殿にそういう技術が使われているなんて……珍しいもんだ」

GM:さて、生垣について調べる場合はセージ知識判定、あるいはレンジャー観察判定パッケージで目標値10とします

キア・コレット:2d6+2+3  //セージ知力パッケージ
<BCDice:キア・コレット>:SwordWorld2.5 : (2D6+2+3) → 6[5,1]+2+3 → 11→成功!

カナリカ:2d6+4
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : (2D6+4) → 8[6,2]+4 → 12→成功!

クロウリー:2d6+2+4 //セージ知識判定判定パッケージ
<BCDice:クロウリー>:SwordWorld2.5 : (2D6+2+4) → 8[2,6]+2+4 → 14→成功!

イズール:2d 平目
<BCDice:イズール>:DiceBot : (2D6) → 7[5,2] → 7→失敗……

GM:では、判定に成功した3人は生垣を観察した結果、この生垣は特殊な植物であり、毒棘を備えていることに気がつきました。
GM:乱暴にかき分けて進んだり、踏み入ったりすると毒のダメージを受けてしまうでしょう
GM:何か工夫をして、神像の周りを囲む生垣を踏んだりしないように像にアクセスする必要がありそうです

キア:「これは……毒性の茨。無理に超えるのは、少し危険ですね」
イズール:「この生垣、やけに低いな……って毒があるのか。厄介な」
キア:「ここはいったん保留して、周辺をもう少し巡ってみるのはどうでしょうか?」
カナリカ:「賛成、道はまだあるしね」

GM:次のエリアでキャンプを張って、探索三日目からスタートしましょう
GM:翌朝、テントから出てきたPC達は周辺を探索します

GM:◆描写◆
森を進んでいると、草むらの中にちょうど腰掛けられる程度の大きさの岩が突き出している。
岩の近くには、朽ち果てた革鎧の残骸と布製のポーチが落ちていた。

キア:「盗賊、あるいは官憲隊のものでしょうか……?」
イズール:「これも結構古いな……前の鞄と同時期かな?」
クロウリー:「中を調べたほうが良さそうだな」

GM:中からは古びた羊皮紙の束が出てきます。表紙には「冒険手帳」と書かれており、どうやら冒険日誌のようです。
GM:日付は今から約50年程前のもので、官憲隊のメモよりも後の時代に残されたもののようです。
GM:羊皮紙束は虫食いが著しく、解読できそうなのは4ページ程でした。
GM:以下、その内容

△月 ◇日
30年前に消息を絶ったという「ドゴム盗賊団」の宝の噂を聞きつけ、西の森へとやってきた。
森の近くで宿泊できそうなのはメリアの女性が一人で住んでいる粗末な小屋くらいのものだ。
探索中はキャンプが中心になるだろう。ウィンケル隊長が出発前にギルドでテントを買っていたので助かった。
フレジアの森からマグノアの草原を大移動し、都市や町を荒らして財宝を持ち去ったというドゴム盗賊団の宝。
魔動機術師の俺から見て有用な資料があるとは思えないが、隊長含む仲間たちはやる気のようだ。
△月 〇日
森の中には危険な野生動物もおらず、木の密度もさほど高くはない。
地形も平坦なので、探索も楽で良い。戦士のフォルトは戦い甲斐のある敵が居なくて退屈そうだ。
明日は森の中心部に建っているダリオン神殿に向かうことにする。
そういえばこの森は入口に置かれているダリオン神の像が破壊されていた。不信心な輩もいるものだ。
△月 ×日
神殿にはどうやら何らかの仕掛けが施されているらしい。
マギスフィアで解析を試みたが、魔動機文明時代の遺跡がそのまま使われているらしく扉のロックを解除するのは不可能だった。
しかし、神殿の外側にロック解除用の端末がどこかにあるはずだ。森の中の探索を続けることを隊長に進言した。
俺の見立てでは、森の各地に点在しているダリオン神の像がアクセスポートなのではないか?と考えている。
その殆どは普通の神像だが、どれかが仕掛けを解く鍵になるはずだ。
神像の手に触れることで神殿の扉のロックを解除する、簡易的な仕掛けの話を聞いたことがある。
▲月 ●日
失敗した。
あまりに野生動物の数が少ないことを警戒するべきだった。
この森は至るところに遺体が埋まっている。殆どがアンデッドのようだ。
森の中心部に行くにつれ、活動している個体の数が増している。俺たちだけでは対処しきれない。
神殿の扉が開くと同時に、普段は活動していない死体すら動き出している。

(羊皮紙に黒ずんだ染みがこびりついており、先は解読できない)

イズール:「古びた持ち物ばっかりで、肝心の人の死体とかは未だに見つからないのが不気味だとは思ってたが……!」
キア:「森に大量のアンデッドが……そうですよね」
カナリカ:「私たち、よく無事だったね」*この森で2晩キャンプしたのだ
クロウリー:「一体神殿の中に何が潜んでるっていうんだ……」
キア:「まだ時間もありますし、もう一度神像を調べてみましょうか」
カナリカ:「賛成だ。手記を残した彼らの二の舞にならないよう、ここからは慎重にいこう」
キア:「私に考えがあります」

GM:では、再び神像の広間へと引き返してきたPC達。時刻は昼ですね。

キア:「イズールさんとカナリカさんに手伝ってもらって、樹の間にロープを張る、というのも考えたんですが……」*生垣の幅を目測する
キア:「飛び越えるのが、一番速いですからね」*マナチャージクリスタルを取り出し、小型マギスフィアに3点注ぎ込む

キア:「【ジャンプブーツ】起動!」

◆GMのメモ◆
【ジャンプブーツ】は魔動機術の一種で、マギスフィアを跳躍靴に変形させ跳躍判定の補助を行う効果を持つ。
マギスフィアのサイズによって補助効果は異なる。

GM:OK マギスフィア小を使うなら、跳躍力が2倍になりますね
GM:5m以上の助走もつけられるから、判定に+2して「2d6冒険者レベル+敏捷B+2」で判定をどうぞ 目標値は10です

キア:は~い
GM:流石に大丈夫だと思いますが、失敗すると毒のダメージを受けるので注意ですぞ

キア:2d6+3+2+2  //先制判定
<BCDice:キア>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+2+2) → 5[1,4]+3+2+2 → 12
成功!

キア:跳躍と同時にジェットが吹き、高らかに跳ねる
カナリカ:「おぉー……」*感嘆
イズール:「おぉ、魔動機術ってあんな風に使えるんだな!」
キア:「みなさーん!」*神像の台座から手を振る

GM:では、キアさんが神像の手の部分に触れると……
GM:ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ……
GM:遠くで地鳴りのような、重い扉が開いたような音がしました。
GM:また、生垣にあった毒の棘が小さく萎んでいきます。
GM:ギミックが解かれ、神殿の扉が開いたようです

クロウリー:「どうやら神殿の扉が開いたみたいだな。方角は……あの粗末な墓地の方か」
キア:「とりあえず……行ってみましょうか」
イズール:「だな、そうしよう」
カナリカ:「異論はないよ」
GM:では、PC達は墓標のあった方へと進んでいきます

3-1. 粗雑な墓地のアンデッド達

GM:◆描写2◆
PC達が森の中を歩いていると森の一角が切り拓かれており、墓標のようなものが並んでいた。
石造りの神殿が見えており、入口らしき扉が開いている。
しかし、立ち並ぶ墓標の合間には無数の人影が蠢いていた。
無数の白骨死体が武器を持ち、生者を求めて彷徨っている……。

クロウリー:「夕方だからか……?それとも神殿の扉と関係してるのか……」
クロウリー:「どうやら墓からスケルトン共が湧き出してるみたいだな。 厄介だぜ」

GM:ゲーム的に、ここでは「アンデッド達が蠢く最中を突っ切って神殿に乗り込む」か「アンデッド達を戦闘で排除して神殿に入る」選択が可能です

GM:強引に突っ切る場合、「2d6+冒険者レベル+敏捷度B」による判定を行い、その達成値が「2d6+アンデッドのレベル+2」を上回っている必要があります。失敗するとアンデッド先制で戦闘開始です。

キア:「さて、どうしましょうか……」
カナリカ:「叩くかい?それとも強引に突っ切る?」
イズール:「俺やカナさんなら安心だけど、クロウリーさんはちょっと危ないかも……」
クロウリー:「生憎、脚さばきにも体力にも自信はないぜ」
カナリカ:「あのくらいの数なら、撃破しつつ進もうか。今更負けるとは思えない」
クロウリー:「腕に自信あり、ってか。援護するぜ」

GM:それでは基本戦闘ルールで戦闘を開始します~!

GM:エネミーの構成は「スケルトンフェンサー」*3と「スケルトンアーチャー」*2です それぞれ前線とエネミー陣営エリアに配置されてます 先手後手に関わらず配置は固定
GM:戦闘準備と魔物知識判定をどうぞ 目標値はどちらも6/13です~

カナリカ:2 2d6+6 フェンサー→アーチャーの順 情報のみ
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : (2D6+6) → 5[3,2]+6 → 11→成功!
SwordWorld2.5 : (2D6+6) → 9[6,3]+6 → 15 →成功!

キア:2d6+2+3  //魔物知識判定(スケルトンフェンサー)
<BCDice:キア>:SwordWorld2.5 : (2D6+2+3) → 7[5,2]+2+3 → 12→成功!
キア:2d6+2+3  //魔物知識判定(スケルトンアーチャー)
<BCDice:キア>:SwordWorld2.5 : (2D6+2+3) → 10[4,6]+2+3 → 15→成功!

イズール:2 2d 平目一応振ります
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 8[6,2] → 8 →成功!
SwordWorld2.5 : (2D6) → 5[1,4] → 5 →失敗……

クロウリー:2 2d6+2+4 //魔物知識判定 フェンサー→アーチャー
<BCDice:クロウリー>:SwordWorld2.5 : (2D6+2+4) → 3[2,1]+2+4 → 9 
成功!
SwordWorld2.5 : (2D6+2+4) → 7[5,2]+2+4 → 13→成功!

GM:スケルトンフェンサーは情報のみ、スケルトンアーチャーは弱点までですね。では情報を開示しますよ~

200228 スケルトン

GM:それでは先制判定のお時間です

キア:2d6+1+2  //先制判定
<BCDice:キア>:SwordWorld2.5 : (2D6+1+2) → 8[6,2]+1+2 → 11→成功!

イズール:2d6+3+4 //先制判定
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+4) → 5[1,4]+3+4 → 12
成功!

カナリカ:2d6 ない
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : (2D6) → 5[2,3] → 5→失敗……

クロウリー:2d6
<BCDice:クロウリー>:DiceBot : (2D6) → 5[2,3] → 5→失敗……

GM:ちなみに彼らの先制値は8です 鈍いね!
GM:それではPC達先攻で戦闘開始ですね 配置をどうぞ

カナリカ:前線で
イズール:おなじく前線
キア:後衛ですね
GM:クロウリーももちろん後衛……

画像11

カナリカとバイク、そしてイズールが前線に立ち、キアがその後ろでガンを構える。そこにクロウリーが操霊魔法による支援を行える、万全の態勢だ。

GM:それではPC達はスケルトンの死角から回り込み、戦闘を仕掛ける!
GM:第一ラウンド開始!

カナリカ:前線配置だと魔法が撃てないからさっさとやっちゃうよ~!
カナリカ:【魔力撃】でフェンサーを攻撃!

カナリカ:2d6+6 1でいいや
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : (2D6+6) → 4[3,1]+6 → 10

カナリカ:出目がカス過ぎ……!

スケルトンフェンサー:2d6+5+0-0 //回避力判定
<BCDice:スケルトンフェンサー>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+0-0) → 8[2,6]+5+0-0 → 13→成功!

GM:スケルトンフェンサーはカナリカの一撃を回避!
   普通のスケルトンより機敏に動くぞ

カナリカ:なら魔動バイクで轢き潰す!
     前まで魔動ミニバイクだったけど、今回からは魔動バイクだぞ

カナリカ:2d6+6
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : (2D6+6) → 5[3,2]+6 → 11

スケルトンフェンサー:2d6+5+0-0 //回避力判定
<BCDice:スケルトンフェンサー>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+0-0) → 5[1,4]+5+0-0 → 10→失敗……

GM:んなぁ!?

カナリカ:2d6+4 オラー!
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : (2D6+4) → 3[1,2]+4 → 7

カナリカ:ダメージの出目も死んでる……!
スケルトンフェンサー:防護点のおかげでさしたるダメージではない

クロウリー:「奴ら、身体が骨でできてやがる。刃の類は通りにくいな……魔法で援護するぜ!」
クロウリー:【ファイア・ウェポン】 消費MP4 射程2(30m)起点指定 抵抗:任意 18Rの間、対象1体の発生させる物理ダメージを+2し、炎属性に変更する
クロウリー:【魔法拡大/数】を宣言 イズールとカナリカを対象にする MP-8

クロウリー:2d6+3+4 //魔法行使判定
<BCDice:クロウリー>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+4) → 7[5,2]+3+4 → 14→成功!

クロウリー:「そら、武器に炎を宿すぞ!一気に叩き壊せ!」

イズール:次、手番もらいます。 主動作で獣変貌……!

キア:では私ですね。HPの減っているスケルトンを撃ちます。
キア:☆クリティカル・バレット MP消費:2/時間:1ラウンド/威力20,C-1の弾丸作成

キア:2d6+3+3+0-0  //命中判定
<BCDice:キア>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3+0-0) → 7[6,1]+3+3+0-0 → 13

スケルトンフェンサー:2d6+5+0-0 //回避力判定
<BCDice:スケルトンフェンサー>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+0-0) → 5[2,3]+5+0-0 → 10→失敗……

キア:k20@9+3+3+1  //クリティカル・バレット ダメージ
<BCDice:キア>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[9]+7 → 2D:[1,4]=5 → 3+7 → 10

GM:残りHP16……やっぱりガンのダメージは痛いですな

キア:「まずは一体ずつ減らしましょう!」
カナリカ:「刃が効かないなら、武器を持ち替えるまで……」

GM:では、アンデッド達が反撃してきます!

スケルトンフェンサー:ではカナリカに剣で攻撃
スケルトンフェンサー:〇必殺の一撃を宣言!打撃点決定の出目が「9」以上になったとき、打撃点を+4する。

スケルトンフェンサー:2d6+6+0-0 //命中力判定
<BCDice:スケルトンフェンサー>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+0-0) → 6[2,4]+6+0-0 → 12

スケルトンフェンサー:しゅばっ!

カナリカ:2d6+7 攻撃阻害効果がある 回避は得意だぞ
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : (2D6+7) → 2[1,1]+7 → 9
自動失敗……

カナリカ:なるほどね……!

スケルトンフェンサー:2d6+5+0-0 //近接攻撃ダメージ
<BCDice:スケルトンフェンサー>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+0-0) → 7[4,3]+5+0-0 → 12

スケルトンフェンサー:必殺の一撃、発動ならずか……
カナリカ:鎧で3点軽減して、9点ダメージ 結構痛いな……!

カナリカ:「ぐっ……! 武器を持ち替えてる隙に攻撃するなんて……!」

スケルトンフェンサー:次のスケルトンフェンサーはイズールに攻撃!
スケルトンフェンサー:〇手早い斬撃を使用する!命中判定に+1の修正を得る。この能力は攻撃対象が金属鎧を装備している場合、宣言できない。


スケルトンフェンサー:2d6+6+0-0+1 //命中力判定@手早い斬撃
BCDice:スケルトンフェンサー>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+0-0+1) → 2[1,1]+6+0-0+1 → 9→自動失敗……

GM:ゲェーッ!
カナリカ:なるほどね……

スケルトンフェンサー:攻撃したが、木の根に足を取られて転ぶ!
スケルトンフェンサー:ええい、三体目もイズール狙いだ!
スケルトンフェンサー:三体目も〇手早い斬撃を宣言

スケルトンフェンサー:2d6+6+0-0+1 //命中力判定@手早い斬撃
<BCDice:スケルトンフェンサー>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+0-0+1) → 9[3,6]+6+0-0+1 → 16

スケルトンフェンサー:良い出目だ 当たるんじゃないかな!?

イズール:2d6+4+4+0-0+1 //回避力判定
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+4+0-0+1) → 5[1,4]+4+4+0-0+1 → 14→失敗……

スケルトンフェンサー:もらったぁ!

スケルトンフェンサー:2d6+5+0-0 //近接攻撃ダメージ
<BCDice:スケルトンフェンサー>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+0-0) → 12[6,6]+5+0-0 → 17

キア:でかい!
イズール:それはひどい

スケルトンフェンサー:錆びかけた剣でイズールに斬りつける!
イズール:「ぐぅ……ッ!」
イズール:14点ダメージを受けたので残りHP11点です。半分以上もってかれた……!
スケルトンアーチャー:後衛のアーチャーの手番
           バイク狙いで射撃!

スケルトンアーチャー:c(6+7+0+0) //命中力判定
<BCDice:スケルトンアーチャー>:SwordWorld2.5 : 計算結果 → 13
スケルトンアーチャー:こやつらは固定値です

バイク:よっ

バイク:2d6+6
<BCDice:バイク>:SwordWorld2.5 : (2D6+6) → 8[6,2]+6 → 14→成功!

スケルトンアーチャー:ではもう一体はカナリカに向けて矢を放つ!

スケルトンアーチャー:c(6+7+0+0) //命中力判定
<BCDice:スケルトンアーチャー>:SwordWorld2.5 : 計算結果 → 13

カナリカ:2d6+7
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : (2D6+7) → 8[3,5]+7 → 15→成功!

GM:それでは第二ラウンド、PC達の手番から

キア:まずは私がいきましょうか
カナリカ:あい!
イズール:頑張って!

キア:HPの減っているスケルトンフェンサーにソリッド・バレットを
キア:☆ソリッド・バレット MP消費:1/時間:1ラウンド/威力20の弾丸作成

キア:2d6+3+3+0-0  //命中判定
<BCDice:キア>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+3+0-0) → 5[4,1]+3+3+0-0 → 11

スケルトンフェンサー:2d6+5+0-0 //回避力判定
<BCDice:スケルトンフェンサー>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+0-0) → 4[2,2]+5+0-0 → 9→失敗……

キア:k20@10+3+3+1  //ソリッド・バレット ダメージ
<BCDice:キア>:SwordWorld2.5 : KeyNo.20c[10]+7 → 2D:[4,6 1,4]=10,5 → 8,3+7 → 1回転 → 18

GM:クリティカルだ! 残りHP-2で倒れるな……

キア:「まずは一体……!」*スケルトンフェンサーの頭蓋を撃ち抜く

カナリカ:さすが
イズール:流石だなぁ!

クロウリー:「怪我してんじゃねぇか!治療するぜ!」
クロウリー:まずは補助動作! 【ヒールスプレー】緑Bカードを使用し、イズールを3点回復!

◆GMのメモ◆
【ヒールスプレー】

植物から抽出した原形質を宿す、“緑”のカードを消費して使用する賦術(アルケミストの技能によって行使する技)。カードのランクに応じた値だけ、HPを即座に回復する効果がある。

クロウリー:続いて主動作! こっちも回復に充てる!
クロウリー:【アース・ヒール】 消費MP3 射程1(10m)起点指定 抵抗:任意 対象1体のHPを威力0+魔力点だけ回復させる
クロウリー:これを【魔法拡大/数】でイズールとカナリカに適用

クロウリー:2d6+3+4 //魔法行使判定
<BCDice:クロウリー>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+4) → 5[4,1]+3+4 → 12

クロウリー:2 k0@13+3+4 //威力0回復量 イズール→カナリカ
<BCDice:クロウリー>:SwordWorld2.5 : KeyNo.0+7 → 2D:[1,1]=2 → ** → 自動的失敗 
SwordWorld2.5 : KeyNo.0+7 → 2D:[6,4]=10 → 3+7 → 10 

クロウリー:ええい、イズールの出目を【運命変転】で12にひっくり返す!
クロウリー:結果的にイズールは11点回復ですね

クロウリー:「イズール! カナリカ! まだ倒れるなよ……!」
カナリカ:「ありがとう。君の好意に感謝を!」
イズール:「ありがとう、助かる……!」*体力満タンまで回復!

イズール:『仕切り直しだ……!』
イズール:補助動作でハンドアックスとバックラー装備。あと練技使用。
イズール:練技【キャッツアイ】 //MP3点消費、30秒間(3R)命中力判定に+1の修正を得る。
イズール:そして主動作で【囮攻撃】をフェンサーに!
イズール:【囮攻撃】 //近接攻撃命中-2、ダメージ+2。攻撃が回避された場合次の手番まで回避した側の回避-1(-4まで累積、一度回避失敗で消滅)

イズール:2d6+4+3+0-2 //命中力判定
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+3+0-2) → 7[6,1]+4+3+0-2 → 12

スケルトンフェンサー:2d6+5+0-0 //回避力判定
<BCDice:スケルトンフェンサー>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+0-0) → 8[4,4]+5+0-0 → 13→成功!

イズール:『頼む!』*リカント語
カナリカ:「敵の注意を惹きつける一撃……追撃は任せろ!」
カナリカ:サーベルを仕舞い、ヘビーマレットを装備!
カナリカ:今度こそ決める!【魔力撃】でスケルトンフェンサーに攻撃!

カナリカ:2d6+6+1
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+1) → 10[6,4]+6+1 → 17

スケルトンフェンサー:2d6+5+0-0 //回避力判定
<BCDice:スケルトンフェンサー>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+0-0) → 7[5,2]+5+0-0 → 12→失敗……

カナリカ:K15+6+5+1+2@11 
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : KeyNo.15c[11]+14 → 2D:[1,2]=3 → 1+14 → 15

カナリカ:3!!!!!!!!!!
GM:防護点差し引いて10点HP減少 残り18点
バイク:2d6+6 
<BCDice:バイク>:SwordWorld2.5 : (2D6+6) → 5[4,1]+6 → 11

GM:バイク追い打ちだァー!

スケルトンフェンサー:2d6+5+0-0 //回避力判定
<BCDice:スケルトンフェンサー>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+0-0) → 9[3,6]+5+0-0 → 14→成功!

GM:避ける!

GM:ではアンデッド達のターン!

スケルトンフェンサー:ダメージを受けたスケルトンフェンサーはカナリカに反撃!手早い斬撃を宣言して命中率を上げていく!

スケルトンフェンサー:2d6+6+0-0+1 //命中力判定@手早い斬撃
<BCDice:スケルトンフェンサー>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+0-0+1) → 7[5,2]+6+0-0+1 → 14

スケルトンフェンサー:うりゃーっ!

カナリカ:2d6+7
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : (2D6+7) → 12[6,6]+7 → 19→成功!

スケルトンフェンサー:なにぃ!?
カナリカ:残像だ

スケルトンフェンサー:もう一体はイズールを狙う!必殺の一撃を宣言!

スケルトンフェンサー:2d6+6+0-0 //命中力判定
<BCDice:スケルトンフェンサー>:SwordWorld2.5 : (2D6+6+0-0) → 3[2,1]+6+0-0 → 9

スケルトンフェンサー:ううっ

イズール:2d6+4+4+0-0+1 //回避力判定
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+4+4+0-0+1) → 7[1,6]+4+4+0-0+1 → 16→成功!

イズール:『遅いっ!』
スケルトンアーチャー:ではアーチャー、バイクを狙う!

スケルトンアーチャー:c(6+7+0+0) //命中力判定
<BCDice:スケルトンアーチャー>:SwordWorld2.5 : 計算結果 → 13

バイク:2d6+6
<BCDice:バイク>:SwordWorld2.5 : (2D6+6) → 8[4,4]+6 → 14→成功!

スケルトンアーチャー:ではもう一射! カナリカを狙うぞ

スケルトンアーチャー:c(6+7+0+0) //命中力判定
<BCDice:スケルトンアーチャー>:SwordWorld2.5 : 計算結果 → 13

カナリカ:2d6+7
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : (2D6+7) → 2[1,1]+7 → 9
自動失敗……

カナリカ:2回目だが……?

スケルトンアーチャー:2d6+5+0+0 //ダメージ
<BCDice:スケルトンアーチャー>:SwordWorld2.5 : (2D6+5+0+0) → 7[6,1]+5+0+0 → 12

カナリカ:「私狙いか……!」

◆GMのメモ◆

ここから先、5Rにも渡る戦いが繰り広げられた。
出目の悪戯によって戦いには決着がつかず、時間的な都合からPC達はスケルトンの群れを突っ切り、神殿の中へと飛び込んだのであった。

カナリカ:「ええい、埒が開かない!」*メイスでスケルトンを殴り倒す
キア:「仕方ありません、突破しましょう!」
クロウリー:「強引だが、臨機応変にやるのも冒険者ってやつか……!」
イズール:『急ぐぞ!』

GM:ではPC達は神殿へと駆け込みます。
  カナリカさん、イズールさん、キアさんは異常感知判定をどうぞ。
  目標値は12です。

イズール:2d6+3+2 //スカウト観察判定パッケージ
<BCDice:イズール>:SwordWorld2.5 : (2D6+3+2) → 9[3,6]+3+2 → 14
成功!

カナリカ:2d6+4
<BCDice:カナリカ>:SwordWorld2.5 : (2D6+4) → 4[3,1]+4 → 8→失敗……

キア:2d6+1+3  //スカウト知力パッケージ
<BCDice:キア>:SwordWorld2.5 : (2D6+1+3) → 3[1,2]+1+3 → 7→失敗……

GM:ふむ ではイズールさんだけが気付いたことになるな

GM:イズールさんは、神殿の扉脇の壁に手形のついた石版が設置されているのに気がつきます。
  魔動機術を学んでいる人なら、それが魔動機文明時代の自動扉を動かす仕掛けであることに気がつきます。

◆GMのメモ◆
このキャンペーンを始める前、イズールやカナリカが挑んだ冒険の中にも似たような仕掛けが登場したことがある。イズールが気づいたのは、見覚えがあったからかもしれない。

イズール:『キアさん、あの石版を見てくれ!合言葉で扉を閉じられるんじゃないか!?』*石版を指さしながらリカント語で叫びます
カナリカ:「がうがう言っててわからないな……」*リカント語は聞き取れない
キア:「……! このコンソールは……」
キア:『告げる。神殿のゲートよ、閉じたまえ……』*石版に掌を触れ、魔動機文明語で合言葉を唱える
GM:キアさんの言葉にゲートが反応し、石造りの扉が素早く閉じます。
   スケルトン達は入ってこられない!

イズール:「た、助かった……ありがとう!」*獣変貌を解く
キア:「ふぅ……これでひとまず、追手の心配はありませんね」
クロウリー:「安全を確認したら、キャンプを張るとするか……」

GM:というわけで、今回のセッションはここまで!
   閉ざされた扉のギミックを解き、神殿へ足を踏み入れた冒険者達を待ち受けるものとは……?
  第三話・前編はこれにて終了でございます。お疲れ様でした~!

次回予告

第三話後編は《ローヴァルト》の森に佇む、失われたダリオン神殿の内部にPC達が挑む。
殺されたダリオン神官のメリア達と“長槍のドゴム”率いる盗賊団達の亡霊、次回もアンデッド達と激戦の予感……。
PC達は悲劇の元凶を討ち倒し、森に安全な街道を築くことができるのか?
第三話の後編に、乞うご期待。

←第二話 「坑道の呼び声」

第三話 「樹神の森と亡者達」後編→

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