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『予想と現実が順調にズレ始めている』第156言

今日は「予想」と「現実」のズレについてです。

映画「竜とそばかすの姫」を観て、めずらしく予想を外した。

「めずらしく」と表現するウラには、自分の自信過剰さがある。

それが今回、ことごとく覆された。※以下、ネタバレ注意


(この女の子はきっとこう、本心はこう、だからこんなことする)

▶え、そっち???なんだ。。

(竜はきっとこの男の子、絶対そう、それでこの後ああいう展開になる)

▶え、そっち???えー、、ん?でも、あぁそうなんだ?

こんな感じで、まるで予想通りの展開にならなかった。

わたしにはそれが、「今起こっていること」な気がしました。

「予想」と「現実」にズレが生じている

=世界はもうすでに変化している

ひとは「今までの経験から」「前例から」予想するものです。自己防衛でもあり、効率性でもあり、そこからヒントを得ようとします。

一方で、経験や前例が「ただの思い込み」になり邪魔することもあります。

それが今な気がして・・・。

「予想を外す」「自分の思い込みだったと気づく」

=「前例が効かなくなってきている」

=「世界がもう変化している」


もっと言えば、この「予想が外れた」感覚は、喜ばしいもので、いい意味で順調に変化している証拠なのだと思えたのです。

もう『悪役をたおす正義のヒーロー世界』から解放される時がきた。

正義をふりかざすには「悪役」が必要

ゆるすためには「ゆるせない相手」が必要

ゆるせないのは「過去に前例」があるから

前例を参考にするのは「過去を振り返らなければならない」


だけど、

前例からくる「予想」と実際に起こっている「現実」が

今、ズレている。


「現実」=「自分の心の中の世界」の前提にたつと

「現実」が「予想」に反していて、かつ平和的だった

ということは

もう過去の世界から解放されていて

ゆるすも、ゆるさないもない

わざわざ悪役を立てて やっつける必要もない

平和な世界に移行しているってことなんじゃないか

そう思うと、予想が外れたことが、うれしかったのです。

映画にあったシーンのように、

世界が光り輝く瞬間や、融合の世界がもうすぐそこに在る気がして。

それにしても、とても不思議な感覚になる映画でした♪



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