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大人も子どもも同じ人間

年度が変わり、なかなかドタバタとしていました。
先週はしっかり更新を忘れていました。実は個人的に半年は毎週更新をしていきたいなぁと思っていたのですが、すでに達成できず。
しっかりと3日坊主の様相が出てきました。

そんな自分なのに、施設では子どもに「自分で言ったんなら最後までやりなさい」なんて声かけをしたりするわけです。そして子どもに「自分もできてないのに」と笑われます。
そんなエピソードから今回は「大人も子どもも一緒」というテーマです。

職員は子どもをアセスメントするとき、子どもの状態を「不注意」「衝動性が高い」「場所が変わると不安が高い」などと書いたりします。
そんなこと書いている職員が大切な書類を事務所に置き忘れたり。人事異動の時期になると不穏になって、組織の愚痴をこぼし始めたり。
まぁぶっちゃけ、子どもも大人も同じようなものなんですね。私だって、コーヒー飲もうとして、コップに粉だけ入れて忘れて退勤することがザラにあります。

だから、(なんでもわかっている)大人が(なんにもできない)子どもを支援していると言う認識だと大体うまくいきません。


そりゃそうですね。子どもからしてみたら「お前ができてねぇじゃん!」って思いますもの。
だからといって、職員自身ができないから子どももやらなくていいわけではありません。
子どもには、職員を超えていってもらいたいなって思います。
だから職員は(良かれと思って)あれをやれ、これをやれと言うのです。ここまで来ると職員という役割より、親心に近いものかと思います。

こんなときに大人としてできるコミュニケーションは、職員としての服をきて支援するのではなく、一人の大人として、自身についての認識を呈示しながら関わるのが安全な方法だと思います。
それはつまり、子どもの話を聞きながら、職員という人を使って、子ども自身の認識を一緒に作ったり、どうやったら困難を解決できるかを一緒に考えていくことです。
その時に自分の失敗談を話したりして、失敗を楽しめる雰囲気になっていけるとチャレンジを一緒にできるようになると思います。

すこし短い内容になりましたが、今日はこれくらいで。
3日坊主にならないように来週も更新したいと思います。



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