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カフェ会に幸福を感じた話 その1

最近のムーブメントとして、
とにかく一歩踏み出すことをはじめた。

その一環でこくちーずで見つけたカフェ会なるものに参加して見ることにした。
きっかけとしてはホントにくだらなくて、知らない人と接したら新しいインプットもらえるかもっていうその程度の興味だった。

緊張することもなく迎えた朝。
昼からのカフェ会に備えて、午前中に図書館へ6冊ほど借りて家に戻り「幸せについて知っておきたい5つここと」を持って家を出た。

しかし、待てど待てどもバスがやってこない。
カフェ会への原則は無断遅刻厳禁!
しかし、遅刻することを事前連絡する初参加者など目も当てられない。
そんな遅れてきたヒーローもといピエロになるのは嫌だ。
ついに15分遅れてノロノロとバスはやってきた。
どうやら新人のバス運転手らしい。
挙動が一つ一つ丁寧で速度も遅いため時間を大幅に越していたのである。
安全運転といえばその通りなのだが、予定を狂わせた張本人として少しは焦りを感じて欲しいと思ってしまう。

もちろん予定の乗り換えに乗れるわけもなく。
頭の中にはずっと連絡するかしないかを考えていた。
だけど、遅刻したなら、場所わからなくてーとか、ダイヤ乱れちゃってーとかテキトーに誤魔化せばいいやと思い冷静になる。

気持ちを入れ直しバッグに入れていた本を読むことにした。

「幸せ」というのはどういうものなのだろうか?
最近、自分自身に問う問いでもあり、他人が感じる幸せという認知にも興味があった。

端的に今の自分が幸せと思えない日々が続いていた。
なぜなのかを科学したくて、この本が読みたくなった。

人は何が幸せと感じるのか?
この本ではお金や物ではなく、経験が幸福度を増と書かれていた。
経験というのは体験価値ということだ。

旅行にいく。人と話す。与える。

そういったことが人は幸せになると書かれていた。

お、丁度カフェ会は人と話すことじゃん!

さっきまで遅刻のことを考えていたのにすっかり忘れ去っていた。
この本のように人と話すことが幸せだと感じるのか、それが初対面の相手だとしても。

実験心に火がついた!

電車は踏切の確認でさらに遅れた。

新宿について、まずは走りました。
遅刻のピエロで幸福の実験を妨げられるわけにはいかないのだ。

着いて、参加費とワンドリンクを頼み席に着く。
オシャレなカフェだ!

そして、この数時間の会話で私は幸福とは何かを知ることになる。

続きは明日

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