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あなたに連絡しないと決めたら

あなたに連絡しないと決めたら
あなたから連絡が来る

あなたへの恋心と愛しさをまた思い出す

このまま恋心なんて捨ててしまえればいいのに、と思いつつ
愛しさを思い出すと、途端に、懐かしさとほろ苦さと痛みも思い出すの。


もうきっと会わないのだろうな、と、どこかで思ってる

この前の帰りに「その悩みは持ち続けよう」と言われたからこそ、わたしはなおさら「あぁ、もう会えないなぁ」と思ったの


私の「会いたい気持ち」の限界が来るまでは、
きっと「もう会わない」と思い続けるのだろう

本音では
あなたの幸せを願ってる
あなたの成功も願ってる
あなたの笑顔も願ってて
たくさん寝れる毎日と好きな仕事につける幸せを願ってる

「そこにお前もいるんだよ」

と言ってくれたらまるっと信じて
盲目的についていけるのに
あなたは優しいから
最後には私に選択肢をくれるのよね

「悩めばいいよ。たくさん悩んでいいよ。」

ねぇ、それがキツイときもあるのよ?


とはいえ
あなたに連絡をしないと決めるたび
あなたから連絡が来て
結局、返信して、また連絡をするの

連絡しないと決めるたび、
あなたから連絡が来て
私は何かに許された気持ちになるの

まだ一緒にいていいのよ
まだそばにいてあげてね
離れようという悪あがきはやめなよ


天にでも許された気持ちになるの



わたしの描く理想の未来と
あなたが描く理想の未来は
確実に違ってて、
本当にこのままでいいのか不安になるよ

外でニコニコ笑い
褒められれば褒められるほど、
わたしはこのままでいいのか不安になるのよ


「こんなわたしなんか愛されるわけないのに」と思いながら
あなたのことは信じてるからこそ
「あなたが好きなわたしは、きっと世の中にでも価値はあるのだろうなぁ…」とぼんやり思えるの



わたしたち、幸せになっていいのかな?
あなたは幸せになっていいと思うし
あなたこそ幸せになってほしい。

なのに
わたしは自分が幸せになっていいと、
自信を持って言えないのよ

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